真木よう子&井上真央&桜庭ななみが姉妹に!伝説の舞台が映画化『焼肉ドラゴン』
2018年1月17日(水)9時0分 シネマカフェ
日本の演劇賞を総なめにした伝説の舞台「焼肉ドラゴン」が、舞台でも作・演出を務めた鄭義信初監督作として映画化されることが決定。あわせて、真木よう子、井上真央、桜庭ななみ、大泉洋が出演することも明らかになった。
■ストーリー
万国博覧会が催された1970(昭和45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花(真木よう子)、梨花(井上真央)、美花(桜庭ななみ)の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。失くした故郷、戦争で奪われた左腕…。つらい過去は決して消えないけれど、毎日懸命に働き、家族はいつも明るく、ささいなことで泣いたり笑ったり。店の中は、静花の幼なじみ・哲男(大泉洋)など騒がしい常連客たちでいつも大賑わい。“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる——”それが龍吉のいつもの口癖だ。そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった。
本作は、2008年、日本の新国立劇場と韓国の芸術の殿堂(ソウル・アート・センター)のコラボレーションで製作され、第8回朝日舞台芸術賞グランプリ、第16回読売演劇大賞 大賞・最優秀作品賞など日本の演劇賞を総なめにした伝説の舞台「焼肉ドラゴン」の映画化。メガホンを取るのは、舞台でも作・演出を務め、『月はどっちに出ている』『愛を乞うひと』『血と骨』などで数々の脚本賞を受賞し、また演劇界では「たとえば野に咲く花のように」「パーマ屋スミレ」などの脚本・演出を手掛ける鄭氏。今回初の監督を務める。
■三姉妹役には真木よう子×井上真央×桜庭ななみ
故郷を奪われた6人の家族が時代の波に翻弄されながらも、泣いて笑って、力強く生きる姿を、ユーモアに満ちた描写・印象的な台詞と共に描いていく本作。そんな家族の長女・静花役を演じるのは、「SP」や「MOZU」などに出演する真木よう子。次女・梨花役をドラマ「明日の約束」で主演を務めた井上真央。そして、三女・美花役を、『人狼ゲーム』や『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』の桜庭ななみが演じる。
真木さんは、「映像化した作品は私の期待を遥かに超えておりこの様な歴史的事実が確かに存在したことを、より多くの方に認識して欲しいと思うと共に、鄭監督の伝えたかった“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる”というメッセージが作品の終盤には深く皆様の心に突き刺さることになると思います」と本作への自信を見せる。
井上さんは「韓国の俳優陣はみな熱量が高く、とても刺激的でした。互いの言葉が通じずもどかしく感じることもありましたが、今作への思いを最後まで共有することができ、忘れることのできない作品となりました」とコメント。
また舞台を観劇したと言う桜庭さんは、「在日韓国人一家の苦悩に凄く胸を打たれました」と話し、「完成した映画を観たときは、心の内に暗いものを秘めているひとりひとりが、明るく力強く毎日を送っている姿、家族の絆に感動しました」と映画について語る。また、チャレンジする気持ちで撮影に挑んだと話す桜庭さん。「観ている人にエールを送ることのできる作品になっているので、ぜひ楽しみにしていてください」とメッセージを寄せている。
■大泉洋、真木よう子に想いを寄せるも…
一方、大泉洋が演じるのは、真木さん演じる静花への想いを秘めたまま、井上さん演じる梨花と結婚する哲男役。舞台「焼肉ドラゴン」の大ファンだと明かす大泉さんは、「映画化のオファーを頂いた際は、非常に光栄な気持ちと共に、歴史的に大きな意味のある作品に参加することへの緊張感がありました」と心境を述べ、撮影については「鄭監督を中心に日本の俳優陣とエネルギーにあふれる韓国の俳優の方々と、言葉が通じなくても素敵な作品にしようとする想いを共有しながら、とても楽しく撮影を行うことができました。現れるキャラクターの誰しもが心に傷を抱えながらも、国や血の繋がりを超えて団結し、明日を強く生きていこうとする姿を、日本と韓国の役者陣が鬼気迫る表情や演技で見せる作品になったと思います」と話している。
『焼肉ドラゴン』は2018年初夏、全国にて公開予定。
■ストーリー
万国博覧会が催された1970(昭和45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花(真木よう子)、梨花(井上真央)、美花(桜庭ななみ)の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。失くした故郷、戦争で奪われた左腕…。つらい過去は決して消えないけれど、毎日懸命に働き、家族はいつも明るく、ささいなことで泣いたり笑ったり。店の中は、静花の幼なじみ・哲男(大泉洋)など騒がしい常連客たちでいつも大賑わい。“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる——”それが龍吉のいつもの口癖だ。そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった。
本作は、2008年、日本の新国立劇場と韓国の芸術の殿堂(ソウル・アート・センター)のコラボレーションで製作され、第8回朝日舞台芸術賞グランプリ、第16回読売演劇大賞 大賞・最優秀作品賞など日本の演劇賞を総なめにした伝説の舞台「焼肉ドラゴン」の映画化。メガホンを取るのは、舞台でも作・演出を務め、『月はどっちに出ている』『愛を乞うひと』『血と骨』などで数々の脚本賞を受賞し、また演劇界では「たとえば野に咲く花のように」「パーマ屋スミレ」などの脚本・演出を手掛ける鄭氏。今回初の監督を務める。
■三姉妹役には真木よう子×井上真央×桜庭ななみ
故郷を奪われた6人の家族が時代の波に翻弄されながらも、泣いて笑って、力強く生きる姿を、ユーモアに満ちた描写・印象的な台詞と共に描いていく本作。そんな家族の長女・静花役を演じるのは、「SP」や「MOZU」などに出演する真木よう子。次女・梨花役をドラマ「明日の約束」で主演を務めた井上真央。そして、三女・美花役を、『人狼ゲーム』や『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』の桜庭ななみが演じる。
真木さんは、「映像化した作品は私の期待を遥かに超えておりこの様な歴史的事実が確かに存在したことを、より多くの方に認識して欲しいと思うと共に、鄭監督の伝えたかった“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる”というメッセージが作品の終盤には深く皆様の心に突き刺さることになると思います」と本作への自信を見せる。
井上さんは「韓国の俳優陣はみな熱量が高く、とても刺激的でした。互いの言葉が通じずもどかしく感じることもありましたが、今作への思いを最後まで共有することができ、忘れることのできない作品となりました」とコメント。
また舞台を観劇したと言う桜庭さんは、「在日韓国人一家の苦悩に凄く胸を打たれました」と話し、「完成した映画を観たときは、心の内に暗いものを秘めているひとりひとりが、明るく力強く毎日を送っている姿、家族の絆に感動しました」と映画について語る。また、チャレンジする気持ちで撮影に挑んだと話す桜庭さん。「観ている人にエールを送ることのできる作品になっているので、ぜひ楽しみにしていてください」とメッセージを寄せている。
■大泉洋、真木よう子に想いを寄せるも…
一方、大泉洋が演じるのは、真木さん演じる静花への想いを秘めたまま、井上さん演じる梨花と結婚する哲男役。舞台「焼肉ドラゴン」の大ファンだと明かす大泉さんは、「映画化のオファーを頂いた際は、非常に光栄な気持ちと共に、歴史的に大きな意味のある作品に参加することへの緊張感がありました」と心境を述べ、撮影については「鄭監督を中心に日本の俳優陣とエネルギーにあふれる韓国の俳優の方々と、言葉が通じなくても素敵な作品にしようとする想いを共有しながら、とても楽しく撮影を行うことができました。現れるキャラクターの誰しもが心に傷を抱えながらも、国や血の繋がりを超えて団結し、明日を強く生きていこうとする姿を、日本と韓国の役者陣が鬼気迫る表情や演技で見せる作品になったと思います」と話している。
『焼肉ドラゴン』は2018年初夏、全国にて公開予定。