『ベルサイユのばら』麗しのマリー・アントワネットPV公開 来場者特典映像<ベルばらミニ!>4種の上映も決定、一部をチラ見せ
2025年1月17日(金)17時0分 クランクイン!
本作は、革命期のフランスで懸命に生きる人々の愛と人生を鮮やかに描いた池田理代子の漫画『ベルサイユのばら』を完全新作で劇場アニメ化。
1972年より「週刊マーガレット」(集英社)にて連載され、現在累計発行部数は2000万部を突破した漫画は、宝塚歌劇団による舞台化やテレビアニメ化など、数々の方面で社会現象を巻き起こし、少女漫画界に金字塔を打ち立てた。連載開始から50年以上の時を経てなお、全く色あせない『ベルサイユのばら』の世界。そしてオスカルたちの生き様。その物語が、新たな劇場版となって幕を開ける—。
監督は吉村愛、脚本は金春智子、キャラクターデザインは岡真里子、音楽プロデューサーは澤野弘之、音楽は澤野と共にKOHTA YAMAMOTO、そしてアニメ制作はMAPPAが担当する。
新たに公開された<麗しのアントワネットPV>は、隣国のオーストリアからフランスにやってきた14歳のマリー・アントワネットが、夫となるルイ16世と出会うシーンから始まる。「なんの胸のトキメキもなかった」と、思い描いていた生活とは違った異国の宮廷で孤独を深めていたアントワネット。しかし、ある日パリ・オペラ座の仮面舞踏会でスウェーデンの伯爵ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンと運命的な出会いを果たし、彼女の目に映る景色が一変する。
「これ以上アントワネット様に近づいてはならない」と許されざる恋と知りつつも、命に代えて愛を誓うフェルゼン。「こんな私と結婚して、王女と2人の王子も生んでくれたあなたが、女としても幸福を求めることをどうして非難できるだろうか」と、包み込む愛をささげるルイ16世。「愛、それはなんと残酷で、美しい」と表現されるように、二つの深い愛とともに、フランス王妃として、一人の女性として激動の革命期を生き抜くアントワネット。オスカルに別れを告げられ、ベルサイユ宮殿にたたずむ映像のラストシーンには、アントワネットの“誇りの高さ”と“揺るぎのない自信”に満ちたりりしい生き様が映し出されている。
来場者特典映像<ベルばらミニ!>は、「オスカル編」「マリー・アントワネット編」「アンドレ編」「フェルゼン編」と、週替わりで全4種上映される。
本作の脚本・金春智子がオリジナルで書き下ろしたストーリーとなっており、ミニキャラクターで描かれたオスカル、マリー・アントワネット、アンドレ、フェルゼンたちが訪れたのは現代の映画館。初めての体験ばかりでみんな大混乱で…?さらに4人を取り巻くアラン、ジェローデル、マロン・グラッセたちも登場し、本作ならではの、ここでしか見られないドタバタ劇が繰り広げられる。
公開前日となる1月30日には<世界最速上映会>が開催される。メインキャラクターを演じた沢城みゆき(オスカル役)、平野綾(マリー・アントワネット役)、豊永利行(アンドレ役)、加藤和樹(フェルゼン役)らキャスト陣が集結。さらに、スペシャル花束ゲストとして、宝塚歌劇団の雪組公演『ベルサイユのばら—フェルゼン編—』でフェルゼン役を演じ、昨年10月に退団したばかりの元雪組トップスター・彩風咲奈が登壇する。
劇場アニメ『ベルサイユのばら』は、1月31日より全国公開。