女性人気回復も今年年女の小林麻耶 このままで大丈夫か?

1月17日(土)7時0分 NEWSポストセブン

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で芸能ニュースを分析する連載「芸能耳年増」。今回は、今年年女の小林麻耶の行く末を案じる。


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 決して好調とは言えない『バイキング』(フジテレビ系)で、「唯一、めっけもんだったのは小林麻耶だった」と同局関係者が口にしているのを聞いたことがある。「しかも、女性に人気があるのには驚いた」とも。


 ブリッコ、キンキン声、わざとらしい…などと、これまで女性視聴者から「嫌いな女」の代表格のように言われてきた小林麻耶が一転、「面白い」「あそこまでキャラを貫ければ立派」などと同性の評価を上げているのだ。


 私は『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)の作家をしていたので、彼女が8期生の最終オーディションにやってきたのをいまでもよく覚えている。そのときは抜群にカワイイというワケでもなかったのだが、私の母校である青山学院に通っている…という自己紹介を聞いて、目が行った。


 ピンク色のスーツ(ビジネススーツではなく、お水の女性が着るような…)に身を包み、「子供っぽく見られるんです」と言う彼女に対し、明石家さんまサンが返した言葉が「老けてるで」。


 そう、お水っぽいスーツも災いしたのか、あまり若さが感じられず、私もさんまサンと同じ印象を抱いた。すると、麻耶チャンは、両手を両頬にあて、大きな瞳をさらに大きくしながら、「エーーーッ! そ〜うで〜すかぁ〜?」と突拍子もない高いキーで大げさに驚いたのである。特に面白いエピソードもなかった彼女が合格したのは、そのリアクションがポイントだったと記憶する。


 以来、いまも仕事先でちょくちょく御一緒するが、彼女の印象はそのときと全く変わらない。これについては、さんまサンも“証言者”として、「ブリッコ」と大合唱する女芸人らに対し、「小林麻耶はホンマに、こんな娘やねん」と言って回っている。


 学生時代、日本テレビ系の番組でスターになった彼女は卒業後TBSに入社。当時、採用担当のアナウンサーが小島慶子アナで、『恋のから騒ぎ』に麻耶チャンが出ていたときからイイと思っていた…と聞いた。TBSに内定が決まってから日テレが惜しくなってしまったようで、何とか日テレに呼ぼうとしたとも聞くが、彼女は予定通りTBSに入社し、直後から、もっとも忙しい女子アナとなった。


 バラエティー、料理番組から番宣番組まで、けっこうなベテランになっても新人のように働かされていた麻耶チャンは、同期の高畑百合子アナに対し、「(このままでは)死んじゃう…」と吐露したこともあったという。


 そして退社と同時に『総力報道! THE NEWS』のメインキャスターを担当するも、番組は1年で終了してしまった。このことは、彼女の中で、けっこうな傷になっていたようで、さんまサンに泣きついたことがあった。そのときさんまサンが「1年も続いたんやで」とポジティブな一言を贈り、それで「救われました」と言っていた麻耶チャン。


 しかし、TBSの視聴率が不調になったのは、ゴールデンタイムの人気番組の曜日や時間を移動させてまで、“小林麻耶のニュース”に賭けたことだと言われ、麻耶チャンは戦犯扱いとなり、フリーになってからの仕事には全く恵まれず今に至る。


 それが『バイキング』で、正真正銘のブリッコであることがやっとお茶の間に知れ渡り、女性人気が高まったワケだが、時間がかかりすぎてしまったように思う。なんと今年、麻耶チャンは年女(7月で36才)で、『総力報道!〜』終了後からずっと考えているという結婚についても、最近はウワサさえ出てこない状態だ。


 妹の小林麻央サンは、忙しすぎる姉を見て、「ああはなりたくない」とフリーアナに。フジテレビ、日本テレビを中心に番組に恵まれ、ニュースキャスターとして市川海老蔵にインタビューしたのをきっかけに梨園にお嫁入りした。


 年明け、市川海老蔵・麻央夫妻の長女、麗禾チャン“テレビ初お目見え”が話題になった『疾風怒濤の“KABUKI”者 市川海老蔵にござりまする』(日本テレビ系)に姿を見せた麻央サンは、美貌は変わらなかったが、凜々しく、どっしりしたように見えた。結婚後、海老蔵の暴力事件や義父の市川團十郎さんの死など、さまざまなことを乗り越えてきた経験が彼女を変えたようだ。


 一方、姉の麻耶チャンは自らを「オバ馬鹿」と呼び、姪っ子や甥っこへのプレゼントで散財しているとしょっちゅう嘆くも、「その時間が楽しくて楽しくて、ついつい妹の家に入り浸ってしまう」と言っていた。海老蔵家での麻耶チャンは、お手伝いさんのようにチョコマカと動き、姪っ子や甥っこの面倒を見たり、海老蔵サンの相手をしたりもしているのだ。


 小林麻耶、年女の今年36才。FMのパーソナリティー、BSのナレーション、Eテレのロシア語講座、そして『バイキング』という地味目なレギュラー番組をこなしながらオバ馬鹿として生き、ブログに寄せられた女性読者からの結婚についてのお悩み相談にツッコミどころ満載な回答をしている新年で本当に良いのだろうか…。

NEWSポストセブン

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