階戸瑠李、松坂桃李とのラブシーンは「すごく感情移入した」

1月17日(木)16時0分 NEWSポストセブン

階戸瑠李が松坂桃李との撮影を振り返る

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 2013年に『ミスFLASH』グランプリを受賞してグラビアを中心に活躍し、2016年から本格的に女優業に進出した階戸瑠李(しなと・るり)。昨年、映画『娼年』で松坂桃李とのフルヌード濡れ場に挑戦した彼女だが、女優は撮影にどのような心境で臨むのか?


 * * *

 2018年4月に公開された映画『娼年』は、主演の松坂桃李さんが娼夫となって、女性のさまざまな欲望を受け止める物語で、ほぼ全編にわたって濡れ場があることで話題になりヒットしました。この映画は私と松坂さんのシーンで幕を開けます。


 この作品に出演するまで、バストトップを晒したことはないものの、濡れ場シーンを経験したことはあります。グラビアだけでなく女優として歩み出したばかりの頃でした。とても緊張していて撮影の後にワーッと泣いたのを覚えています。


 現場はスタッフの数を最小限にしてくれたり、撮影が終わったらすぐに駆けつけてタオルをかけてくださったりと、製作側の方々に配慮していただいて助けられました。それは、今回の『娼年』の撮影現場でも同様でした。


 映画『娼年』では三浦大輔監督の作品が大好きだったのと、脚本を読んだら素敵な作品になるという確信があり、オーディションに挑戦しました。その段階で女性のキャストはほぼ全員ヌードになると言われていました。オーディションに受かり、この作品で私は初めてフルヌードでの濡れ場を経験しました。『娼年』では10分ほどのシーンでしたが、撮影は朝から晩までかかりました。待ちの時間も長かったですが、緊張はしませんでしたね。



 色々な監督と話していて聞いたことですが、濡れ場の撮影は大きく分けて2つあるみたいです。1つは、細かくカットを割って、その行為自体を撮るパターン。濡れ場をエンターテインメントとして撮るやり方です。もう1つは、あくまでも作品の流れで、感情や雰囲気を重視して撮るパターン。個人的に濡れ場は細かくカット割りされるより、流れで撮っていただけると嬉しいですね(笑い)。


 松坂さんとの濡れ場シーンはとてもやりやすかったです。撮影中はすごく感情移入して、私自身も官能的な気持ちで撮影できました。でも、濡れ場が真に迫れば迫るほど、俳優さんは苦労するとも聞きます。下半身が反応するのを必死で抑えたと先輩の役者さんが言っていました。紳士的ですよね(笑い)。


 本番では前張りをするから股間を合わせても伝わりにくいのですが、過去にパンツ越しでリハーサルをしたことがあって、一度だけ「あ!」と思ったことがありました。嬉しかったですが(笑い)。


 役に入り込みやすいと、共演者と恋仲になっちゃう人もいると言われたりしますが、私は撮影が終わればスッパリと次のシーンや仕事に切り替えるタイプです。撮影の時は、情感を込めて臨んでいますが、終わってしまえば……(笑い)。


 濡れ場を演じることには抵抗はありません。それが作品を構成する一部であるならば。濡れ場もご飯を食べるシーンも、ケンカをするシーンも、どれも同じだと思います。だから、体を張るとかそういったことではないんです。大女優さんの中にも、過去に濡れ場を演じた方も少なくありません。



 昔から私を知っている方の中には「そっち側に行っちゃったか」と落胆された方もいたと聞きます。でも女優としての道を歩む以上、必要なシーンであれば今後も躊躇なく演じようと思っています。


 そもそも私はグラビアアイドルとしてデビューしました。グラビア出身の女優さんといえば、小池栄子さんや優香さん、雛形あきこさんなど、活躍されている方がたくさんいらっしゃいます。先輩たちの後に続けるよう、幅広い演技を学び、今後もいろいろな作品に挑戦していきたいです。


◆しなと・るり:1988年生まれ。上智大学文学部卒業。2013年に『ミスFLASH』グランプリを受賞。グラビアを中心に活躍し、2016年から本格的に女優業に進出。映画『君にあえたら 妻の恋人』(2017年)、『娼年』(2018年)などに出演。


取材■小野雅彦


※週刊ポスト2019年1月18・25日号

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