「子どもに母親が言えるのは『妊娠だけはしないでね』」 性教育こそ医療を学ぶべき原点? 「早いうちから根本の教育を」

2025年1月18日(土)17時0分 ABEMA TIMES

 “パネリスト全員が結果を出している経営者”という実験的トーク番組、ABEMA『For JAPAN #39』が1月17日に放送。1月は「日本の医療を経営せよ」をテーマに、「性教育こそ医療を学ぶべき原点」という話に切り込んだ。

【映像】「性教育は早いうちから」女性経営者が提言

 株式会社museの勝友美代表取締役は「命を考えることが、そもそも全ての原点なのではないか」との考えを述べる。「19、20歳が一番子どもを堕ろしているという現実がある。これは自己負担で保険が効かないので、医療費を見直して改善すべきところだと思う」。

 また、「私のような経営者、大統領すら代わりの立場の人はいるが、母親の代わりはいない」と指摘。「性教育の角度から、自分がこの世にどう生を受けたのかや、授かった体や命に感謝を持つという、根本の教育を早いうちからする」「自分の子どもが彼氏を連れてきた時に、母親が言うのは『妊娠だけはしないでね』。逆に、それぐらいしか言えない。女性は特に人生を大きく左右することなので、もう少し向き合えたら変わることが大きくあるのでは」との考えを述べた。

 一方で、そうした問題提起は教育機関になかなか通らないのが現状だという。「幼稚園から小・中・高・大学とそれぞれの教育委員会に持って行き、『教育をさせてほしいです』と活動する女性の方がいるが、大体断られるらしい。性教育がタブーみたいになっていて、『導入できない』と言われる。また、それをやろうとしているのはほとんど女性。この問題は男女ともに向き合わないと解決しない」と投げかける。

 根本にあると指摘するのが、「病気になるまで自分には関係ない」という意識。「その意識の結末がこの状態を生んでいる」「成長のレベルに合わせて教える内容を変えるというのは、国がやることだと思う」と訴えた。

ABEMA TIMES

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