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ステージ上ではありがとう以外の言葉が出ないね—— 「TRUSTRICK TRICK TOUR 2016」最終公演をレポート!

アニメイトタイムズ1月18日(水)20時0分
画像:ステージ上ではありがとう以外の言葉が出ないね—— 「TRUSTRICK TRICK TOUR 2016」最終公演をレポート!
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 2016年12月17日(土)、全5公演からなるTRUSTRICKのライブツアー「TRUSTRICK TRICK TOUR 2016」の最終公演が、中野サンプラザにて開催されました。そしてこのライブは、TRUSTRICKが活動を休止する前、最後の演奏でもあります。

 TRUSTRICKの活動休止が発表されたのはライブツアーが始まる前日のこと。突然の発表に驚いたファンの方も多いと思いますが、「Eternity」「TRUST」「TRICK」と三部作のアルバムをリリースし終えた今が、もっとも美しいタイミングだと言われれば納得の気持ちも確かに。しかしその気持ちと同じくらい、3部作を超えた新たな音楽を聞いてみたかったのも事実です。というか休止ですから、解散じゃあないですから!

 神田沙也加さんとBillyさんのおふたりが、2014年4月より紡ぎ上げ積み上げてきた音楽たち。ツアー最終公演にして、TRUSTRICKの(ひとまずは)ラストライブの様子をレポートします。 会場のお客さんは年齢性別ともにかなり幅があるように感じました。家族連れのところも見られましたが、こうして視聴層の広さもTRUSTRICKの魅力の一つ。

 などなど思っていると、ホールが暗転。幽玄な「TRICK」のイントロとともに幕が上がり、ステージ中央には神田さんの姿が。中野サンプラザホールに少しずつトラトリ色が滲んでゆきます。アルバム「TRICK」のジャケットを思わせる額縁のようなステージセットもかなりインパクト大でした。

 拍手が鳴り止むと、真っ赤な照明とともに「Recall THE END」の大低音イントロが会場を圧倒! 神田さんの「こんばんわ東京!」の声が響き渡ると、2曲目にも関わらず客席はほぼスタンドアップ。みなそれぞれ自分なりのノリ方を楽しんでるように見えました。

 軽いMCが入り、「最後まで楽しんでいきましょう」とBillyさん。「highness」が始まると、客席も四つ打ちのキックに合わせて手拍子や手振りで応えます。こう、いよいよ暖まってきました! という感じですね。 さぁここで僕の大好きな「blur blur」がきましたよ! アルバムで聞くのとはまた違う、ギターの甘さ加減がたまりませんな。しかしこの曲はボーカルの装飾音が多いと思うんですが、ほぼ完璧なピッチで当ててくる神田さんのボーカルはすごいなと改めて思いました。酔える横揺れです。

 オシャレでモダンな空気でしたが、続く「pixie」でガラっと陽気なノリへ。客席も横から縦ノリへチェンジし、会場の明度みたいなものが上がった気がします、照明的な意味ではなく空気感的な意味で。しかし「LOVELESS」のイントロがかかると、再びオシャレ寄りのモードへ。紫色の妖艶なライティングも相まって非常に神秘的なステージングとなっていました。

 神田さんいわく。本来はこの中野サンプラザのライブの最後のMCで活動休止を発表する予定だったとのこと。しかし、それを各方面に無理を言ってツアー直前の発表に変更したそうです。「私たちの作ってきた音楽を、私たちの宝たちを楽しんで下さい」というその言葉には、TRUSTRICKとして作ってきた音楽に対する神田さんの深い愛情を感じました。

 ここで観客もいったん着席し、「永遠」がMC明けにスタート。メロディーが素早く上下するスピーディな曲ですが、どこか切ない雰囲気もあってしっとりな感じに。続けて印象的な和音からはじまる「寂しさの宙から」。この曲も先の「blur blur」と同じくとてもお気に入りでして、えも言えぬトゲの無さ、柔らかい布のような音楽がホールに満ちてゆきます。 続けて、「mint gum」の足踏みしたくなるようなキックが聞こえ、会場からは手を振り上げる姿も。切なくも明るい、TRUSTRICKといわれてイメージするサウンドの一面はこういう雰囲気だなぁと、聞き浸りながらじんわり思った次第です。しかもライブならではのロングアウトロバージョンで、ギターソロやドラムフレーズがもう最高でした!  客席からも「かっこいいよ!」の声が飛んでくる次第!

 いつの間にか衣装チェンジをした神田さんが改めて登場。次の曲はスペシャル仕様でお届けすると言い、先日のライブにてEGOISTが「Recall THE END」をカバーしたことをうけて、「Euterpe」をTRUSTRICKアレンジでカバーするという嬉しいサプライズ! ピアノ成分強めの素晴らしく叙情的なアレンジに仕上がっていました。

 そして「If -君が行くセカイ-」が始まり、またも高まる一体感。ギターのディレイがしっかりホールに残り、なんとも耳が気持ち良いです。そして「kissing」へつなぎ、客席は再びスタンドアップ状態に。神田さんとBillyさんが客席まで降りてくるという演出に会場も大興奮! です「いやー、降りちゃった(笑)」と、神田さん。

 ツアー最終日は快晴だったという話題から、神田さんが冬の晴れの日っぽく感じるという「from where to where -ため息の理由-」がスタート。いわく、Billyさん素で曲を書くとこんな雰囲気になるとのことです。確かに、どの季節の曲かと問われれば冬のお昼っぽい印象ですね。 そんな明るさをたたえたまま「未来形Answer」へ突入。楽しげな雰囲気が会場に充ち満ちるのを感じます。神田さんは「ライブは1曲ずつコミュニケーションできるのが本当に嬉しい」と言っていましたが、この曲は本当にノリが通じ合ってるように見えました。まさに、楽しいの一言。

 ここで、神田さんがTRUSTRICKの生い立ちについてじっくりと話してくれました。企画書を持参して営業マンみたいに熱弁したことや、時には担当さんとケンカしたこと、そしてBillyさんと出会ったことなど。いくつもの経験と挑戦の果てに、TRUSTRICKが形成されたんだなと心から感じました。「ステージ上ではありがとう以外の言葉が出ないね」という言葉には、あらゆる思いが詰まっているような気がして、そう宣言できる姿勢をとても貴く思います。

 長めのMCのあとは、本編最後となる曲「Proud」。客席のみんながどのような気持ちで、どのような心でこの音楽を受け取っているのか。とても素敵な時間が、そこにはありました。 と、ここでいったん終わって素早くアンコールへ。メンバー紹介を経て、神田さんが「この曲を作ることができたから、安心して休止できると感じた」とまで評した「I wish you were here.」を披露。ダイナミックなサビがライブだと一層劇的で、今更になってもうアルバム「TRICK」をもう一度通して聞きたくなりましたね。

 続くはTRUSTRICKにとって原点となる曲「ATLAS」。どうやらツアーごとにセットリストを変えているようで、神田さんいわく「I wish you were here.」とこの曲を並べることができて本当に良かったとのこと。この二曲は本当にじっくりしっとりとした時間でした。

 そして1回目のアンコールを終え、2回目のアンコールでは待ちに待った「innocent promise」と「Honey Complex」をボール投げサプライズと共に続けて披露。「これは偶然じゃない、それから最後じゃない」という歌詞が、キます。 活動休止というと悲しさが拭えませんが、神田さんはそうした面を見せることなく、楽しいライブを見せ続けてくれました。しかし「この曲を歌うと、本当に終わっちゃうから」という言葉を聞いた時は、我ながらぐぁっときてしまいました。企画書から持ってきた神田さんが一番悲しいはずなのに、一番楽しそうにTRUSTRICKを終えようとしているんだなーと。そんなことを思っちゃいますよーそりゃー。

 というわけで、今までのツアーではさっきの2曲でシメてたそうですが、ファイナルということでとっておきの3回目のアンコール! 正真正銘、最後の曲は「いつかの果て」。いつかまた、TRUSTRICKに会える日まで!

 Billyさんが言った「音楽を作って世に出すことが、色んな人の人生に関わる」という言葉は、ライブが終わった後もすごく胸に残っています。音楽、人、感動。見えざるけれど確かにそこにある繋がりを感じた、そんな素晴らしいラストライブでした。

 また、今回の公演は2月27日にMUSIC ON! TV(エムオン!)で最速上映されるとのこと。MCがどこまで入るかは謎とのことですが、会場の雰囲気をぜひ感じていただければと思います! [取材・文/ヤマダユウス型]
Photo: Arata Kato/Ayaka Horiuchi

セットリスト
1.TRICK
2.Recall THE END
【MC】
3.highness
4.blur blur
5.pixie
6.LOVELESS
【MC】
7.永遠
8.寂しさの宙から
9.mint gum
【MC】
10.Euterpe(EGOISTカバー)
11.If -君が行くセカイ-
12.kissing
【MC】
13.from where to where-ため息の理由-
14.未来形Answer
15.Proud

[EOCORE1]  
16.I wish you were here.
17.ATLAS
[ENCORE2]
18.innocent promise
19.Honey Complex
[ENCORE3]
20.いつかの果て

【番組情報】
M-ON! LIVE TRUSTRICK 「TRUSTRICK TRICK TOUR 2016」
放送日時
初回放送:2017/2/27(月)21:00〜22:00
>>http://www.m-on.jp/program/detail/mon-live-trustrick/ (番組詳細)

>>http://trustrick.jp/ (TRUSTRICK公式サイト)

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