木村拓哉が「黒すぎて医者に見えない」 ヨイショも虚しく自己ワースト視聴率を更新した『A LIFE〜愛しき人〜』

1月18日(水)21時30分 messy

 元SMAPの木村拓哉(44)が初めて“医者”という役どころを演じるドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)の第1話が1月15日に放送され、初回平均視聴率は14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。昨今のドラマとしてはまずまずのスタートとなったが、木村のこれまでの主演ドラマと比較するとかなり低い数字だ。それどころか、実は木村の主演作の初回平均視聴率のワーストを更新している。

 木村の主演ドラマと言えば1996年に放送された山口智子との共演作『ロングバケーション』が初回視聴率30.6%、さらに1997年の『ラブジェネレーション』(どちらもフジテレビ系)が31.3%、2000年放送の『ビューティフルライフ〜ふたりでいた日々〜』(TBS系)が31.8%、など、全盛期は30%台を突破することも珍しくなかったほどの人気だった。その後の作品もおおむね平均視聴率20%台をキープしていたのだが、2012年の『PRICELESS 〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜』(フジテレビ系)で初めて20%を下回る16.9%を記録。そして2015年に放送された『アイムホーム』(テレビ朝日系)が16.7%というワースト記録に。それでも一桁台連発が多い昨今のドラマ事情を鑑みれば、十分すぎるほど高い数字ではあるが、木村拓哉ブランドがいつまでも通用するわけでないことは明らかだろう。

 また、木村のドラマへの取り組み方にも疑問の声が上がっている。現場では座長として堂々と振舞い、スタッフへの差し入れも欠かさず、お揃いの上着を100着制作して配るなどして「一体感」を盛り上げているというが、それはそれとして演技は相変わらずのキムタク節。特に今回木村が演じているのは、アメリカにて10年間ひたすら手術経験を積み比類なき技術を持つ“職人外科医”としてオペ技術の向上に心血を注ぐという役どころだが、どうもリアルに見えない。それは木村の肌がどういうわけかこんがり小麦色だからである。昨年8月、SMAP解散決定の報道があってからの『SMAP×SMAP』出演時にも、黒すぎると話題になったことがあったが、そのままの黒さを維持している。視聴者からは「役者として日焼けくらい気を付けろよ」「ドラマ撮影前くらい趣味のサーフィン休めなかったんだろうか」といった厳しい指摘も出ている。宣伝のためTBS系列のバラエティ番組にも数多く出演した木村だが、ある番組ではこれまで隠してきた足首のタトゥーを見せ、これも波紋を呼んでいる。



 もちろん平均20%以上の視聴率を獲得する人気シリーズ『ドクターX』(テレビ朝日系)の米倉涼子も、「こんな医者いない」と言わせるに足る人物である。ミニスカートに生脚・ハイヒールで闊歩し、どんな稀有な症例も一発で見抜くうえ手術は「絶対に失敗しない」。だが木村ドラマの場合、『ドクターX』のようなコミカルな要素があるわけでもなく、型破りな医者という設定でもない。木村演じる医師の専門は心臓血管外科なのに、元恋人である竹内結子の脳腫瘍治療に挑むという点も謎だ。全体的にシリアスな演出にもかかわらず、ただただ木村がかっこよく見えるようにお膳立てしていることで、違和感は強まる。

 44歳という年齢を考えても、ひたすらカッコイイ役柄を演じるだけでは役者として先細りしていくことは明らか。平凡な会社員で妻子持ちの男を演じた『アイムホーム』は、良い方向性のように思えたが、ここへ来て逆戻りしていることが残念である。もちろん視聴率はドラマ評価のすべてではないし、役者だけが視聴率を背負うのも間違っている。ただ、『A LIFE〜愛しき人〜』初回放送が第二話以降を「見たくさせる」内容であったかどうか。

 1月10日に放送された草なぎ剛主演ドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系)の初回平均視聴率が11.8%となり、各スポーツ紙では「元SMAP対決は木村勝利」「さすが木村さん高視聴率!」とヨイショの声が上がっているが、ここが逆転する可能性もある。『嘘の戦争』第二話は12.0%で、初回よりも上げてきたからだ。『A LIFE〜愛しき人〜』が第二話以降、初回を上回り右肩上がりの視聴率を獲得し続けることは果たして出来るのだろうか。

(ゼップ)

messy

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