「東京五輪」自転車ロードレース観戦は“チケット不要”! 元プロ・ロードレーサー栗村修「ぜひ観に来て」

1月18日(土)11時0分 TOKYO FM+

声優の野島裕史が、自転車をテーマにお届けしているTOKYO FMの番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。1月12日(日)の放送では、前回に引き続き、元プロ・ロードレーサーで、日本最大級のロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」大会ディレクターの栗村修さん(くりむら・おさむ)をお迎えして、「2020年を占う自転車業界のトピック」をお送りしました。

栗村修さん(左)と野島



★東京五輪に向けた「NTN presents 2020 ツアー・オブ・ジャパン」コースづくり
栗村:今年の大会の開催時期は、5月17日(日)〜24日(日)。これまでと変わらず、8日間・8ステージとなっております。

昨年と違うところは、終盤ステージの金曜日と土曜日です。2019年大会は、金曜日に「富士山ステージ」。これは、富士山を5合目まで駆け上がるコースで、総合優勝が決まる非常に重要なステージです。一方、土曜日のレースは、伊豆・修善寺にある「日本サイクルスポーツセンター」で開催されていました。

今年は、「富士山ステージ」が土曜日に移動しています。これにより、総合優勝の決定が終盤に伸び、最終日の東京ステージ前日まで、手に汗握る展開となります。そして金曜日に、東京五輪の自転車ロードレースフィニッシュ会場になる「富士スピードウェイ」で第6ステージを開催します。「富士スピードウェイ」のステージでは、これまで行われたどの大会(国際大会や全日本選手権)でも、一度も使われたことのないコースを、私、栗村が設定しました。

2018年から下見をして、1周10kmのコースを特殊なショートサーキットを使いながらつくりあげたので、僕にとっても感慨深い。自分がつくったコースで、記念すべき東京五輪イヤーにレースが開催されて。そして、もしかしたら「ツアー・オブ・ジャパン」大会終了時点で日本の代表選手が決まるかもしれない。主催者としては非常にグッとくるものがあります。

野島:ちなみに、「富士スピードウェイ」の周回コースですが、実際に自転車で走りましたか?

栗村:……車でしか走ってないです。

野島:走ってみてくださいよ(笑)。

栗村:大会本番までには、e-バイクで走ってみます。やっぱり、自分の足で自転車に乗ると、どこが“勝負どころ”かわかりますから。でも、ちょっときついコースをつくっちゃったんですよね(笑)。

野島:観る側としては、すごく楽しいですよね。期待したいと思います!

★オリンピック自転車ロードレースは、チケットなしで観戦可能!
栗村:昨年7月に、プレ大会としてすでに発表されている「オリンピックコース」。東京をスタートして、神奈川県、そして山梨県の山中湖に到達して富士山周辺を周って、最後は静岡県小山町にある「富士スピードウェイ」でフィニッシュする壮大なコース(全長250km以上)となっています。

日本、とくに首都圏近郊でラインレース(スタートとゴールが大きく離れたコース)をやるのは、不可能だと思っていました。私が主催する「ツアー・オブ・ジャパン」は、その大半のステージが周回レースです。本場「ツール・ド・フランス」みたいに、全部ラインレースで町と町を繋ぐようなレースをしたいのが本音なんですけれど、日本は交通事情もありますし、一般道で200kmというラインを結ぶのは難しい。

少年の頃に、「自分が生まれ育った神奈川県周辺とか首都圏あたりで自転車レースが開催されるといいな」なんて思っていたんですけども、大人になるにつれて、これは無理だと諦めていたんです。でも、私が五輪のプレ大会で見かけた光景は、すずなりのお客さん……。感慨深すぎて、不思議な感じでした。夢の世界が目の前に広がっていて、現実のものになった。

オリンピックのチケットについては、抽選で外れたという方がすごく多いと思うのですが、自転車ロードレースというのは、チケットなしで見られる数少ないスポーツです。オリンピックに触れたい、関わりたい、参加したいという方は、「2020東京オリンピック・パラリンピック」の自転車ロードレースを、沿道に来て観ていただきたいと思います。

★新たな自転車のジャンル「グラベルロード」とは……?
栗村:「グラベルロード」とは、舗装路じゃないところを走るロードバイクのことです。世界的に需要が高くなっていて、グラベルロードを使ったレースがはじまっていたりもします。

グラベルロードの特徴は、旅のエッセンスも含んでいること。レースも短距離で、スピードを競うというより、アドベンチャー要素が強い展開です。世界的には、舗装路を剥がしはじめている国も出てきています。例えば、アメリカは舗装路を維持するのにもお金がかかるので、必要ないところはグラベル(非舗装路)にするところが出はじめています。

それに合わせて、移動手段の1つである自転車も、マウンテンバイクほどハードコアなオフロードバイクは必要ないんだけど、ロードバイクで走るとパンクするということで、グラベルロードというジャンルが注目されています。2020年は、山のなかを走ったり、旅をしながらロードの軽快感も楽しめるアイテムになるんじゃないかと思って注目してます!

1月19日(日)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、引き続き栗村修さんをゲストにお迎えして、ネットメディアで展開する連載企画を掘り下げ、お話を伺います。“自転車年金”というワードに込められた自転車の理想的な未来とは……? どうぞお楽しみに!

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<番組概要>
番組名:サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国21局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週日曜朝5:00〜5:30(JFN各局の放送時間は番組Webサイトおよびアプリ「JFN PARK」でご確認ください)
パーソナリティ:野島裕史
番組Webサイト:http://www.jfn.jp/toj
番組公式Twitter:@TOJ_info

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