「世界で最も危険な都市ランキングで5年連続1位」ボロボロの車、燃えた家…東野幸治、マフィアが支配するメキシコ国境沿いの街に衝撃「ようここでカメラ回すよな!」
2025年1月19日(日)19時0分 ABEMA TIMES
アメリカとの国境に面するメキシコの街、シウダ・フアレス。マフィア同士の抗争が頻発し、朽ち果てた建物が並ぶこの街の現状に、東野幸治が衝撃を受ける場面があった。
1月18日、東野幸治とあのちゃんがMCを務める番組『国境デスロード』#7が、ABEMAにて放送された。『国境デスロード』は、世界各国にある国境を命がけで越える人々の生活に密着する、ドキュメントバラエティ。本番組の企画・総合演出を手がけるのは、『不夜城はなぜ回る』(TBS系)で知られる、大前プジョルジョ健太ディレクター(以下、プジョルジョD)。プジョルジョDが各国の国境地帯に赴き、なぜ人々は危険を冒しながらも国境を越えなければいけないのか、その真実に体当たりで迫る番組だ。
最重要政策のひとつに不法移民対策を掲げる、アメリカのドナルド・トランプ次期大統領。大統領就任式が1月20日に迫り、移民を取り巻く状況が大きく変わろうとしている。そんななか、今回プジョルジョD が歩んだのは、“トランプの壁 突破デスロード”。番組後半では、違法入国という選択をした移民たちにスポットを当てた。違法入国が多発しているメキシコ側の国境の街、シウダ・フアレスをプジョルジョD が訪れたのは、トランプ氏の大統領就任まで30日に迫ったある日のこと。その街並みを見たプジョルジョDは「異様な街ですね」と率直な感想を口にした。
道には大量のゴミが積み上がり、車はボロボロ。朽ち果てた建物が目立ち、なかには壁が黒く焼け焦げた家もあった。街の住民に話を聞くと、この辺りでは昔からマフィアによる抗争が頻発。ある女性は「銃声も聞こえる」と、この街の日常を笑顔で語った。さらに、銃での撃ち合いのみならず、誘拐も多いとのこと。「クソな街だ」と吐き捨てる、地元男性もいた。麻薬の産地であるこの街では、マフィア同士の抗争が頻発しており、2008年から2012年には「世界で最も危険な都市ランキング」で5年連続1位に選ばれたことも。それほど危険な街で取材を続けるプジョルジョDに、東野は「ようここでカメラ回すよな」と驚きをあらわにしていた。