渡瀬恒彦 胆のうがんは「小康状態」も新作ドラマ進行中

1月19日(木)7時0分 NEWSポストセブン

胆のうがんを治療中のまま新作ドラマの撮影をこなす

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 周囲がいくら止めても、アクションシーンで代役のスタントマンを使うことを極端に嫌う俳優として知られてきた。バスを運転して横転させたり、急発進する車のドアに引きずられたり。雪の海岸線でジープを横転させたときに下敷きになり、片足を失いかける大けがを負ったこともある。渡瀬恒彦(72才)はその事故を振り返り、平然とこう言ってのける。「結果的には、芝居の幅が広がりましたね」──。


 渡瀬が女性セブンに「胆のうがん」闘病を告白したのは昨年6月のことだ。胆のうがんは自覚症状がないため早期発見が難しく、検診の超音波検査で偶然見つかるケースがほとんど。すぐに手術で摘出するのが一般的だが、発見時にはすでに他の部位に転移していて、手術ができない場合も多いという。


「手術が困難な場合、1年生存率は20%ほど。3年生存率にいたっては3%程度といわれています」(医療関係者)


 胆のうに腫瘍があることがわかったのは2015年の秋。数か月休養をとり、都内の大学病院で抗がん剤や放射線による治療を受けた。


 復帰後、昨年は第11弾となる人気シリーズ『警視庁捜査一課9係』(4〜6月、テレビ朝日系)に主演。病気のことは共演者にも一切伝えず、撮影の合間を縫っての通院と投薬による治療を続けながら、撮影を乗り切った。


 女性セブンに《撮影現場が僕に力をくれます》とコメントを寄せた渡瀬。病気のことは誰にも悟られなかったという。それでも、本調子とはいえない状況が続いている。


「昨年7月の『おみやさんSP2』(10月放送)の京都ロケでは、撮影中に体調を崩してしまい、撮影が続行できるかどうか検討されたこともありました。東京から奥さんが京都に駆けつけて、渡瀬さんに寄り添う姿も見られました」(ドラマ関係者)


 昨年8月には、渡瀬が1992年から、およそ半世紀にわたって演じてきた『西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ』(TBS系)の十津川警部役が交代になった。『新・十津川警部』は内藤剛志(61才)が演じる。芸能関係者が言う。



「体調がすぐれない時もあるようですが、とりあえず病気は小康状態。“俺はやる。とにかく現場に戻るんだ”と意欲を燃やしています。腕っぷしでも芸能界最強といわれるほど屈強な渡瀬さんですから、周囲が“今は少し休んで”と言っても、聞くような人ではありません。実は今、新しい仕事に取り組んでいる真っ最中です。闘病しながらですが、意気軒昂ですよ」


 渡瀬は、昨年末からある撮影に臨んでいる。


「まだ仮タイトルの段階ですが、海外の有名な長編推理小説をベースにしたスペシャルドラマです。サスペンスは渡瀬さんの十八番。共演者は主役級のかなり豪華な面々が揃っています。局側もかなり力を入れていることがわかります」(テレビ局関係者)


 現在、撮影は佳境に入り、2月半ばまで続くという。放送はまだ未定だが、「かなり注目されるタイミング」(前出・テレビ局関係者)が検討されているという。


「スペシャルドラマとしてはかなり余裕のある撮影スケジュールです。それも渡瀬さんの体調を考慮したものかもしれません。ただ、共演者やスタッフにはまったく病気のことを感じさせない熱演ぶりで、現場のスタッフも驚くほどです」(前出・芸能関係者)


 今回のスペシャルドラマだけでなく、その後の連ドラの話も進んでいるという渡瀬。今回も“闘病で芝居の幅が広がりました”と平然と語るのだろう。


※女性セブン2017年2月2日号

NEWSポストセブン

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