小室哲哉、音楽人生にピリオド 「年末に胸騒ぎ」「“悔いなし”とは言えない」

1月19日(金)19時31分 Techinsight

何度も涙をぬぐいながら会見に臨んだ小室哲哉

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音楽業界のみならず芸能界に激震が走った。19日、エイベックス本社にて音楽プロデューサー・小室哲哉氏が会見を行い、引退を発表した。「週刊文春」に不倫疑惑を報じられた小室氏は、このたびの騒動を受け「罪を償うということが自分の精一杯の形」と涙ながらに語った。

150名の報道陣が待ち構える会場に現れた小室哲哉氏は、無数のフラッシュを浴びながら「わざわざ足を運んで頂いてありがとうございます。今回の報道により妻であるKEIKO、家族、ファンの皆様、その他色々な方々にご心配おかけし、お相手の方にもご迷惑をおかけしたことをお詫び致します」と頭を下げた。

その表情は青白く、見るからに体調が悪そうな小室氏は着席すると「言動が支離滅裂になるのは申し訳ない。昨晩文書を作ってきました」と原稿を手元に置いた。再度謝罪をした後、「僕なりのこの騒動のけじめとして引退を決意しました」と辛い胸中を一語一語噛みしめながら話し始めた。

小室氏は、KEIKOとは「大人の女性に対してのコミュニケーション(電話、対峙など)ができなくなってきた」と言い、精神的なサポートをする中で「ちょっと疲れ始めてしまった」と辛い胸中を吐露した。

そして自身について「2年前にC型肝炎になり今も闘病を続けている」と明かし、ストレスから摂食、睡眠障害になり、左耳がほぼ聞こえない状態で「今もキーンと音がする」と告白した。

不倫疑惑が持ち上がったA子さんに関しては、「通院のみでは不可能な時期もあり、往診を利用してA子さんのクリニックで早朝や深夜、医療を受けたり、ホテルの滞在場所に看護医療で来てもらった時もありました。女性と雑談することがないのが何年もあり、雑談に付き合ってもらった。確実に僕の甘え」「女性を招く、そういった感覚ではない。不徳の致すところ以外ない。5、6年普通の男性としての能力というものがなくて、(A子さんは)精神的な支え。男女の関係は全くない」と改めて不倫疑惑を否定した。

近年の音楽活動は「耳鳴りが治らない中、音楽制作の締め切りも滞るようになり、小室哲哉ならこんな曲を作るだろうこんな音をやってくれる期待に応えられるのかどうか自問自答する日々だった。特に歌手に提供する楽曲については1週間悩みやり直した日々もあり、90年代では考えられなかった」と正直な気持ちを明かし、「60(歳)というのはある種の才能や能力の節目なのかな。不安、懸念、自身のなさが増えた。年末に風の噂なのかこういった事態が起きる胸騒ぎはしていた」と述べた。

記者からの問いかけに「みなさんの前でお話しするのが精いっぱい。“悔いなし”なんて言葉は出てこない。この日にちとこの環境だから“悔いなし”という言葉が出てこないだけで、勇退みたいな環境なら悔いなしと言えたのかな」と涙をぬぐった。1975年から長きにわたる小室哲哉氏の音楽人生は、勇退ではなく罪を償う“けじめ”として幕を閉じた。

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