浅井堂岐、悪夢の役満放銃を振り払う勝利は!?雪辱の一戦に注目/麻雀・Mリーグ
2025年1月20日(月)18時30分 ABEMA TIMES

Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、1月20日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は前回出場時に、役満・大三元を振り込みという痛恨の事態に見舞われたセガサミーフェニックス・浅井堂岐(協会)。筋肉隆々のマッスル雀士が、太い腕と分厚い胸板で、リベンジを狙う。
浅井は前回、BEAST Xの鈴木大介(連盟)に役満・大三元を放銃。箱を割るラスを引き、個人成績もマイナスになった。長い麻雀歴で、役満放銃などこれまでにもたくさんあっただろうが、やられたらやり返さなくてはいけないのも、プロの世界。前回のマイナス分を補って余りあるプラスを持ち帰りたい。
鈴木大介の役満を、仲間と大喜びして見ていたのがBEAST Xの菅原千瑛(連盟)。チームは▲953.6で、ボーダーラインもまだはるか先に霞むが、役満による大トップような起爆剤は、奇跡を呼ぶには必須アイテム。狙える時にはどんどん狙い、かわいらしいポーズとともに、さらに波乱の風を強められるか。
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)は、そろそろリーダーとしてチームを救う十二分の働きが求められる季節になってきた。チーム内では白鳥翔(連盟)が絶不調ながら、相棒の松本吉弘(協会)が対象的な絶不調。日向藍子は小さくプラスを維持という状況を見れば、いかに多井の踏ん張りが重要かよくわかる。まずは個人のマイナスを帳消しにすること。本調子の多井なら容易なはずだ。
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)は、前回2着で3ケタプラスをキープ。「ムキムキッ!」と力こぶを見せて試合会場に向かうが、その戦いぶりは強引に出る時もあれば、しっかり引く冷静さもある。そのバランス感覚が例年、大きなプラスを確保するポイントだ。個性がバラバラな4選手が揃った卓で、瑞原のルートはどこを選ぶか。
【1月20日第1試合】
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)個人28位 ▲156.1
セガサミーフェニックス・浅井堂岐(協会)個人23位 ▲63.0
BEAST X・菅原千瑛・(連盟)個人24位 ▲91.3
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人12位 +131.6
【1月16日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +866.5(60/96)
2位 セガサミーフェニックス +533.6(60/96)
3位 U-NEXT Pirates +234.9(60/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +4.7(60/96)
5位 TEAM雷電 +2.0(62/96)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲84.4(60/96)
7位 EX風林火山 ▲318.0(62/96)
8位 渋谷ABEMAS ▲325.7(60/96)
9位 BEAST X ▲953.6(60/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)