渡辺謙、綾野剛ら“容疑者役”とネタバレ気にせず語り尽くす!『怒り』ビジュアルコメンタリー

1月20日(金)14時30分 シネマカフェ

『怒り』Blu-ray&DVD特典ビジュアルコメンタリー (C)2016映画「怒り」製作委員会

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本年度日本アカデミー賞で優秀作品賞ほか最多11部門を受賞した映画『怒り』。本作のブルーレイ&DVDが4月12日(水)にリリースされることに合わせ、渡辺謙が森山未來、松山ケンイチ、綾野剛の“容疑者役”3人とネタバレを気にせず語り尽くすビジュアルコメンタリーの収録の様子が到着した。

原作:吉田修一×監督・脚本:李相日という『悪人』(’10)のコンビが再タッグを組み、音楽に坂本龍一が加わり、さらに人気・実力ともにトップクラスのキャストの豪華共演も話題となった本作。

待望のブルーレイ&DVD化にあたり、豪華版でしか見ることの出来ない特典映像・本編ビジュアルコメンタリーの収録が行われ、渡辺さん、森山さん、松山さん、綾野さんと李監督が撮影秘話、思い出を語り尽くした。

意外にも、ハリウッド俳優でもある渡辺さんも含め、全員が初挑戦だったというビジュアルコメンタリー。森山さん、松山さん、綾野さんの3人は、劇中の殺人事件の容疑者役だったため、劇場公開時の舞台挨拶等では話せなかった内容も多かったが、「最初から犯人が誰か言っていきます!」という李監督の“ネタバレ解禁”発言とともに、収録がスタート。

本作は、東京編・千葉編・沖縄編と3つのパートから成るため、自分の出演パート以外の撮影現場への質問が飛び交う収録となった。まず、物語の発端となる事件現場の家は、実際に人が生活している家を借り、撮影期間中は2階を使用してもらったというロケハンのこだわりや、千葉編の渡辺さんが役作りのためだけに、4日間をかけフォークリフトの免許を取ったこと、犯人が誰かをミスリードさせるためになされたさまざまな工夫など、厳しい演出でも知られる李監督作品らしい数々のエピソードが語られた。

犯人が左利きだったため、劇中で箸を自然に扱う松山さんに対し、「松山くんもともと左利き?」と森山さんが聞くと、「(劇場公開時の)取材とかでも触れられなかったけど(右利き)」と苦笑交じりに返答。そんな松山さんが漁協の職員を演じた渡辺さんに対し、「こんなオーラがある人が漁協の職員!? ってすごく思ってたけど、フォークリフトに乗ったら漁協の職員になっていた」と驚きを口にすると、渡辺さんは「(溶け込みすぎて)普通に地元の人に『今日競り何時から?』と話しかけられた」と明かし、爆笑に包まれた。

また、沖縄編の森山さんが無人島での撮影が終わっても島に残っていた話に及ぶと、李監督が翌日の撮影に向かった際、岸壁で短パン一丁で髪を洗うターザンさながらの森山さんを目撃したと明かす。妻夫木聡とのゲイカップルが大きな注目を集めた綾野さんは、撮影中に2人で暮らしていたセットの部屋にあったスタンドライトを買い取り、自宅に置いている話や、試写で本編を観ていた際、とあるシーンで試写室を出そうになったほどショックを受けたことなどを激白。

もちろん、重厚なドラマとミステリーが絡み合う内容のため、笑える話ばかりではなく、「ある小道具が犯人を示す伏線となっていることに2回目観たときに気付いた」と渡辺さんが明かすなど、撮影中その場にいた者でしか知りえない臨場感あふれるコメント、坂本さんの音楽や音の演出についてなど、作品をより深く楽しむためのヒントが多く語られ、さまざまな視点から『怒り』を楽しむことができる必見のコメンタリーとなった。

『怒り』ブルーレイ&DVDは4月12日(水)より発売。

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