ライブで8年ぶり復活も先行きは...元極楽とんぼ・山本圭壱、テレビ復帰の障壁となる二人のキーマン

1月20日(火)18時35分 メンズサイゾー

 極楽とんぼの山本圭壱(46)が19日夜、東京・下北沢駅前劇場で06年に不祥事を起こして以来の復帰ライブを開催した。応募総数1万6000件以上の中から抽選で選ばれた約100人のファンを前に、約70分にわたって6本のショートコントを披露し、8年半のブランクを感じさせずに大爆笑を巻き起こした。


 山本は自身の今後について「いつかピンでやるのか、二人でやるのか、みんなでやるのか分からないけど、二回目をやるかは明日考えます」とステージ上で語り、さらには「二人で何かやれたらいいな」と元相方の加藤浩次(45)の名前を伏せつつもコンビ復活をにおわせた。ウワサされていた芸人仲間の飛び入り参加はなかったが、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(41)らが花を贈っており、山本が明かしたところによると「欽ちゃん本人が花を持って来てくれた。俺は会ってないけど」という。


 06年7月、萩本欽一(73)が設立した社会人野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」の遠征試合で北海道を訪れた山本は、飲み会で同席した当時17歳の女性から「酒を飲まされ強姦された」との被害届を出され、書類送検される事態に発展した。これをきっかけに所属事務所の吉本興業が山本の芸能活動の中止を発表し、責任を感じた萩本は球団の解散を示唆。同10月に被害者との和解が成立したこともあって解散は免れたが、萩本との間には非常に深い溝が生まれてしまったといわれていた。一部では「欽ちゃんが山本を許さないから芸能界復帰できない」との憶測もあったが、すでに萩本の怒りは解けていることが明らかになったといえる。


 であれば、山本の完全復活も間近のように思えるが、そう簡単にはいかない事情も見え隠れする。


「山本が復帰するなら吉本興業に出戻るしかありませんが、大崎洋社長のゴーサインがどうしても出ない。近年の吉本は暴力団との関係が原因で島田紳助が引退するなどコンプライアンスを重視しており、山本の復帰には否定的です。過去には同じく淫行事件を起こした板尾創路(51)が復帰したケースもありますが、当時とは状況が違いますし、板尾は吉本の大看板である松本人志(51)の強力な後押しがあったから戻ってこれた。山本は先輩よりも後輩に慕われているタイプでしたから、吉本内部に強い影響力のある人物からの後押しはない。また、吉本時代の山本は後輩のために幹部と衝突することが多々あり、もともと上層部にうとまれていた。吉本内部で山本の出戻りの機運が高まらないのは、それも大きな理由です」(芸能関係者)


 そうなると頼るべきは元相方の加藤。ライブ開催を発表した際には加藤が司会を務める情報番組『スッキリ!!』(日本テレビ系)で話題が取り上げられ、加藤は「いつかは二人でやりたい」とコンビ復活を考えていることを明かしていた。だが、今回の復帰ライブは同番組で扱われず、元相方の復帰そのものについても沈黙。山本を応援する気持ちがあるのは間違いないだろうが、チグハグした印象が否めない。


「加藤やロンブーの淳が山本の復帰を盛り立てようとしているのですが、どうしても事務所サイドと温度差があり、前回の加藤の『いつか二人でやりたい』というコメントも吉本サイドは快く思わなかった。一部で『加藤が山本の復帰ライブを計画した』というウワサが飛び交ったこともあり、今回は全く話題に触れない方向になったようです。吉本サイドにしてみれば、せっかく加藤が安定してきているのに問題を背負い込みたくないという気持ちが強い。一時、吉本は加藤らの熱意にほだされて山本の復帰を検討していたのですが、素行調査すると女グセの悪さが全く変わっていないことが分かった。芸人らしいといえばそれまでですが、わざわざ危険を冒してまで抱え込む価値は今のところ感じられない。ただし、もし山本が『カネになるタレント』であるというメリットを提示できれば、吉本は筋金入りの"商売人"の会社ですから態度を変える可能性はある」(前同)


 今回の復帰ライブは、世間の反応を見せることで事務所の強硬な態度を和らげる狙いもあっただろう。復帰不可能といわれていた元モーニング娘。の矢口真里(31)もテレビに戻ってきた途端にトントン拍子でオファーが続々舞い込んでいる。山本も何かしら活動を続けて評価を勝ち取れば、復帰の目も出てきそうだ。しかし、仮に事務所が容認してもさらなる壁が立ちはだかっている。


「山本の事件に一番怒っていたのは、レギュラー出演していた『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の総監督だった片岡飛鳥氏。深夜ローカル番組『とぶくすり』時代からゴールデン昇格まで共に番組を育ててきたのに、それをブチ壊しかねないことをしたのだから当然。一時、片岡氏は番組から離れていましたが、数か月前から企画統括として復帰しています。山本がテレビ復帰するなら『めちゃイケ』以外には考えられませんが、片岡氏の怒りが解けないうちは難しい。ただ、最近は同番組の視聴率が低下して打ち切り説までウワサされていますから、起爆剤として使う可能性もないとはいえない。ただ、現状では山本を許そうという気配が全く感じられないため非常に厳しいでしょうね」(テレビ局関係者)


 ライブ開催で一応の復帰を果たした山本だが、吉本興業の大崎社長とフジの片岡氏という二つの大きな壁を乗り越えなければ完全復活とはいかないようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)

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