乃木坂46五百城茉央、5期生最初の『1st写真集』決心した理由は? 先輩メンバーで憧れる女性像も明かす【インタビュー前編】
2025年1月20日(月)12時0分 オリコン
乃木坂46五百城茉央 撮影:大野代樹 (C)ORICON NewS inc.
——まず、最初に写真集のオファーを聞いたときはどう感じましたか?
【五百城】もう最初は驚きしかなくて。5期生で最初に写真集を出すということだったので、「私?」っていう気持ちでいっぱいでした。先輩方の作品は乃木坂46に加入する前から見たことがあるんですが、自分が写真集を出すというのは全然想像していなかったです。でもこの写真集がこれからの自分のためになればと思い、決心しました。
——そうして旅に出た、ポルトガルの地はいかがでしたか?
【五百城】ヨーロッパに行くのも初めてだったので、街並み全てがかわいくて。ずっとジブリの世界にいるみたいな感じでウキウキしていました。特に『魔女の宅急便』のキキの衣装を着させていただいた時は、すっかり主人公になりきって歩いていましたね(笑)。
——“キキ”になるのは小さいころからのあこがれだったとか。
【五百城】そうなんです!やっと夢がかないましたし、本当にすごいロケーションでなりきれちゃって、すごくうれしかったです!
——アジアのアーティストで初だという、リスボン総主教庁で撮影された黒ドレスのショットも印象的でした。19歳には全く見えないというか…。
【五百城】これ私なのかな?って自分でも思いました(笑)。でも、先輩方の写真集でも見かけるドレッシーな感じの衣装が好きで、私もやってみたいと思っていたんです。すごく好きなヘアメイクと衣装で撮影できて、この時は大人の女性を演じるように撮影しました。
——加入前から先輩の写真集を読んでいたということですが、ご自身で買われていた?
【五百城】お兄ちゃんの部屋に置いてあった写真集をよく勝手に読んでいたんです(笑)。当時はなぜか掃除にはまっていて、いろんな人の部屋を勝手に掃除していたんですけど、そんな中で見つけちゃって「かわいい!」と思って。でも兄から勝手に触るなと怒られましたけど…(笑)。山下美月さんの1st写真集もあったんですが、いま考えると私と同じ年齢くらいで出されていて。あの時はすごいお姉さんだなと思って見ていました。
——そんなお兄さんがきっかけで乃木坂46のオーディションを受けたそうですが、自分がアイドルになって写真集を出すことになりましたね。
【五百城】その当時では思いもしなかったようなことがいま色々起こっているなと思います。でも、いま思い出したんですけど…乃木坂46に加入する前の学生時代、同じクラスに私にたくさん声をかけてくれる女の子がいて。カメラを撮るポーズをして私に「写真集にできそう!」と褒めてくれたんです。その子が喜んでくれたらいいなと思います。
——見てくれているといいですね。グループのメンバーからは写真集について声をかけられたりしましたか?
【五百城】先輩方も「この写真がかわいかった!」と褒めてくださいました!
——そして今回は『未来の作り方』というタイトルですが、現時点でこんな女性になりたいという理想像はありますか?
【五百城】言葉にするのは少し難しいんですが、優しいけどかっこいい女性に憧れます。
——先輩メンバーで例えるとどのような方でしょうか。
【五百城】そうですね…賀喜(遥香)さんみたいな、優しさをみんなに与えられるような人になりたいですし、梅澤さんみたいなかっこよくて、伝える言葉が素敵な女性になりたい。乃木坂46って普通の10代や20代よりも、いろんなことを感じる場所だと思っていて。だからこそお二人だけじゃなく、メンバーみんな人の変化にすぐ気づける、すごく優しい人だなって思うんです。その優しさをたくさんもらったから、私もやさしさを返していける人になりたいです。
——そんな五百城さんの“未来の作り方”を見ることができる1st写真集ですが、読者の皆さんにメッセージをお願いします。
【五百城】ポルトガルのあたたかさに触れて、私の自然な表情がたくさん出ていると思います。そしてこの写真集を見て、私の“これから”を見るのが楽しみだなと思ってもらえたらうれしいです。よろしくお願いします!
【プロフィール】五百城茉央(いおき・まお)
2005年7月29日生まれ、兵庫県出身。身長166センチ。2022年、乃木坂46 5期生オーディションに合格。2023年3月発売の32ndシングル「人は夢を二度見る」で初選抜入りを果たして以降、連続して選抜メンバーに抜てき。『らじらー! サンデー』隔週レギュラー以外にも、CM出演、バラエティ番組などグループとしての活動以外でも活躍中。好きなものはマグロと紅茶。日向坂46の4期生の正源司陽子とはいとこにあたる。