幸福実現党を離党の大江康弘議員「天上界の声」が理解できず

1月20日(木)17時0分 NEWSポストセブン

 昨年11月の沖縄県知事選で、「幸福の科学」信者の応援むなしく独自候補が落選した「幸福実現党」。実はこの選挙をきっかけに党は虎の子の国会議員を失ってしまった。昨年5月に入党した党唯一の国会議員、大江康弘参議院議員が、知事選をめぐって党と対立。昨年末に離党してしまったのだ。大江議員が経緯を語った。


「私は信者ではなく、保守の考え方に賛同し入党しました。だから、7月の参院選で惨敗したときから“内部で理想論だけいっているのではなく、自分たちのウイングをどのように広げていくかもっと考えなければならない”と厳しくいってきました。そこで現実的な策として、県知事選は現職の仲井真弘多知事を応援すべきと主張しましたが、連絡もなしに独自候補の擁立が決められてしまった。理由を聞いても、『天上界の声があって、大川(隆法)総裁先生も了解している』というだけ。それをいわれたら最後通告ですから」


 離党を決断した大江議員だが、入党以来、「天上界の声」に悩まされてきた。


「入党宣言した記者会見の翌日、いきなり選対本部長を降りるよういわれたのです。『実は天上界からの声があった。会見の反響が大きすぎて、大江議員は党首を超えてしまった。それはまずい』と。私自身の信仰心も足りなかったから、天上界の声といわれても理解できませんでした」

 

 当の大川隆法総裁に会ったのは一度きりだった。


「党幹部からいわれたのは、『大川総裁先生が現職の政治家とお会いするのは先生がはじめて。総理経験者の安倍晋三さんや麻生太郎さんが面会を求めたが会いませんでした』と。そういうところがおかしいんですよ。東大や京大卒がいるエリート宗教団体だけど、永田町の現実を知らないんです」

 

 さて、気になるのは幸福実現党の今後。4月の統一地方選については、「国政選挙を中心に戦うため、統一地方選については、候補者の擁立を各都道府県本部の自主性に委ねている」(広報局)とのこと。


※週刊ポスト2011年1月28日号

NEWSポストセブン

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