沢尻エリカ主演『大奥』 女の嫉妬、愛憎、入浴シーンも

1月20日(水)7時0分 NEWSポストセブン

沢尻エリカは『大奥』で別の二役を演じる(公式HPより)

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 このほど11年ぶりに復活するドラマ『大奥』。2003年〜2005年にかけてフジテレビ系で放送され、映画化もされた同作品。今回は女優の沢尻エリカが主演することでも話題を集めている。エリカ様は、『第一部〜最凶の女〜』(1月22日放送)と『第二部〜悲劇の姉妹〜』(1月29日放送)に出演し、異なる2人の側室を演じる。いち早く試写をチェックした時代劇評論家でコラムニストのペリー荻野さんが見所を解説する。


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 いやはや新年早々、ごってりとしたドラマが11年ぶりに復活。ご存知、フジテレビが誇る名シリーズ『大奥』である。

 

 今回の舞台は、第11代将軍徳川家斉の治世。なんたってこの上様は、政治的な実績はほとんどないが、約五十年も将軍の座に君臨。40人もの側室を抱え、子供を50人以上も作って幕府の財政を圧迫したという、人呼んで「オットセイ将軍」。大奥の愛憎ドラマのためにいるような上様なのである。そのオットセイの相手役を務めるヒロインが沢尻エリカ。年は若いが、その目力、にらみの利かせ方がタダモノでないのはご承知の通り。今回は二週連続で悪女と聖女を演じるというから、怖いような楽しみなような…。


 第一弾『大奥 最凶の女』では、実在の家斉の側室お美代の方を演じる沢尻。かつて幕府の陰謀で両親を踏みつけられた恨みを持つお美代は、「私を大奥にお連れ下さりませ」と自ら大奥入りを志願。自分が仕えた家斉の側室お楽の方を陥れて、巧みに操り、ついには自分も家斉の目に留まる。とはいえ、オットセイだけに側室のライバルもいっぱいいる。頑張って生んだ子が女の子で次期将軍になれないと焦るお美代の前に現れたのは「男に興味などありませぬ」ときりりと言い放つお志摩(渡辺麻友)だった。お美代とお志摩は、いつしか禁断の関係に!?


 お美代とお志摩が見つめあったり、入浴シーン?まである予告動画にひっくり返ったファンも多いと思う。11年前始まった『大奥』のシリーズでも描かれることのなかった女の花園の禁断路線についに足を踏み入れたとは。ずっとこのシリーズを手がけてきたミスター大奥、林徹監督の覚悟がわかるというものであった。


 そして、第二弾『大奥 悲劇の姉妹』では、家斉かまだ若いころに時間軸が戻っての別ストーリー。美貌の姉梅(沢尻)と若衆姿で男のような歌(蓮佛美沙子)の姉妹が大奥で愛憎劇を繰り広げる。


 第一弾のお美代とはうってかわって、人のよい梅は、家斉に見初められて大奥に上がるとめでたく懐妊。しかし、幸せそうな姉に敗北感と嫉妬心いっぱいの歌は、姉の見舞いと称して城に入り、上様を慕って毎晩泣いていると家斉に告白。ついに自分も側室になりあがる。


 弓は放つわ、ウソはつくわ、鏡はぶち割るわ。やるなー、歌!しかも、よく見ると、歌の打掛の絵柄は「ヤマタノオロチ」なのである。ああ、ヘビにからめとられるオットセイ…。家斉を演じた成宮寛貴が心配になるくらいだが、ここで「大奥といえば、あの人を忘れちゃいませんか?」と思った方も多いはず。そうです。大奥といえば、浅野ゆう子! 2004年に始まったフジテレビの大奥シリーズを引っ張ったゆう子様は、今回も健在。大奥総取締の大崎局として登場する。黒い打掛でのしのしと歩き、隅々まで目を光らせる大崎局の堂々たる威圧感は、何かに似ていると思ったら、ダースベーダ—だった。


 台所で側室たちのウワサをしながら、美味しいものをパクパクやる葛岡(鷲尾真知子)、吉野(山口香緒里)、浦尾(久保田麻希)のスリーアミーゴスも元気よく復活する。そうだった。大奥の台所には「毒」がつきもの。今回は誰の懐から毒が出るのか。出ないのか。見届けましょう。

NEWSポストセブン

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