「シロクロ」のラストシーンに「虐待をコミカルに扱うな!」と批判の声

1月21日(火)18時14分 アサジョ

 横浜流星清野菜名がダブル主演するドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(日本テレビ系)の第2話が1月19日に放送され、視聴率が前回から1.6ポイント減の7.9%へと落ち込んだ。

 日本テレビの日曜22時ドラマでは、2話目で視聴率が落ち込むパターンは珍しくない。この1年では「今日から俺は!!」と「3年A組」、そして「あなたの番です」と3作品続けて3話目でV字回復を果たしているが、今回の「シロクロ」では今後の見通しが厳しいかもしれないというのだ。

「ネットの反応を見ると、ポジティブな声は《流星クンのイケメン、いくらでも観ていられる》や《菜名ちゃんのアクション、しびれる!》といった、主演の二人に対する声援ばかり。肝心の内容について触れる声は少なく、最近の日曜22時枠で流行っている“考察”も盛り上がっていない状況です。この『シロクロ』では社会問題をテーマに取り上げるも、その解決方法はあくまでコメディタッチ。しかも清野が演じるミスパンダと飼育員役の横浜には事件の裏側が最初から全部お見通しというご都合すぎる展開ゆえ、勧善懲悪ものとしても話が軽すぎますね。二人の活躍を愛でるには見どころタップリですが、社会派ドラマとしてはあまりに軽佻浮薄と指摘せざるを得ないでしょう」(テレビ誌ライター)

 この手のドラマは頭を空っぽにして楽しむのが吉。そんな風に割り切る視聴者も少なくなさそうだ。だが第2話のラストシーンに対しては、とくに子育て世代の視聴者から強い調子で批判の声もあがっているという。

「本作では清野が幼少時に放火に巻き込まれ、姉を亡くしたという設定が示唆されています。そして母親は心を病んで入院しているのですが、第2話のラストではその母親が、亡くなった姉の姿を塗りつぶした写真に向かって『リコが死んでくれてよかった〜』と口にするシーンが。そして場面は放火事件前の回想へと移り変わり、そこではリコと思われる女の子がペット用のケージらしきところに閉じ込められている虐待シーンが描かれていたのです。これほど重いシーンとコメディタッチの描写を織り交ぜるのは、児童虐待というテーマを軽く扱っているようにしか見えず、あまりにも不愉快。これでは次回にミスパンダの活躍を見せられても、もはや爽快感を味わうことはできなさそうです」(子育て中の女性誌ライター)

 清野の回想に父親は登場せず、現時点で描かれているのは年少の娘を溺愛し、年長の娘を虐待する異常な母親の姿のみだ。「シロクロ」の制作陣はそのシーンを一体どう総括するつもりなのか。視聴率うんぬんよりもむしろ、制作陣の姿勢そのものが問われているのかもしれない。

(白根麻子)

アサジョ

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