下野紘さんが再びあのアイドルに!? 舞台人・浅沼晋太郎さん渾身の仕掛けで衝撃の結末を迎えた「AD-LIVE 2016」大阪公演【2日目・昼】レポ

1月22日(日)18時30分 アニメイトタイムズ

 ふたりのキャストが90分間のアドリブ劇を披露する、大型プロジェクト「AD-LIVE(アドリブ)」。2016年は、東京2か所・大阪1か所で計12公演が行われ、ファンを魅了しました。アニメイトタイムズでは、昨年に続き全日昼公演のレポート記事を公開してきましたが、今回が最後です。

 この日は、「AD-LIVE 2016」から演出を担当している浅沼さんが出演。さらに、昼の部では下野さんを含むふたり分のキャラクター設定を担当しました(夜公演のキャラ設定は下野さん担当)。“舞台人”ならではの凝ったギミックが楽しめた、千秋楽にふさわしい演目。さっそく、ご覧いただきましょう!

【出演者/10月30日@メルパルク大阪】
浅沼晋太郎さん
下野 紘さん 
下野さんが演じたのは、誰もが知ってるあの人! 驚きだらけだった千秋楽
 前回までのレポートでも解説していますが、「AD-LIVE 2016」で描かれた物語の世界は少し特殊。「何らかの理由で意識不明になった人や、心を閉ざしてしまった人の“精神の中”に他者が入り込み、記憶を刺激することで意識を回復させる」という治療法「マインドダイブ」の中でくり広げられました。 
 浅沼さん演じる藤吉(ふじよし)は、下野さんが演じる男の精神の中へ。まずは、クイズで人物像を暴き、その後バスで精神内を移動。2か所の思い出の地をめぐって記憶を回復させていきます。 
 今回の演目は、観客を驚かせる仕掛けも見どころのひとつとなりました。序盤で特筆すべきは、下野さんが演じた男の正体。1年前の「AD-LIVE 2015」を彷彿とさせる、アイドル衣装を身にまとった彼。

▼こちらの記事を見ると一層楽しめます!
>>http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1458409701 (下野さん演じるアイドルが即興ソングを披露!下野 紘さん、福山 潤さん、鈴村健一さん出演「AD-LIVE 2015」大阪公演【2日目・昼】レポート) 
 クイズの場面では、藤吉から「頭を強く打ったため意識を失っている」「新しいもの好き」「著名人」「この時代にいるべきではない人物」とだけ明かされていましたが……なんと、その後のバスのシーンで織田信長だったことが発覚!! 「信長って島﨑じゃなくて!?」と、本人をも驚かせます。 
 なんでも彼は、本能寺の変が起こったまさにその日、時空を越えてはるか未来へと来てしまったのだとか。しかも、藤吉もあの時代の人物で、真の名は藤吉郎(とうきちろう/後の豊臣秀吉)。 
 信長につかえていた彼もまた現代に来てしまい、今までずっと信長を探していたそうです。現在はマインドダイブを開発したベルソン社に入社し、最近までマインドダイブのさらに上を行くシステム「マインドダイブ アビス」の開発に関わっていたと言い、またも信長を驚かせていました。この流れは、観客もざわつくざわつく! 物語にどんどん引き込まれていきます。 
 そんな、偉人たちが時空を越えて織りなす“記憶の旅”。その後は「なぜ、信長は自分が生きた時代へ戻ろうとしなかったのか?」の真相究明が大きな目的となりました。1か所目の思い出の地は、銭湯。 
「上様はここで石鹸で足をすべらせて意識を失ったんです」「そんなしょうもないことで!?」と三たび驚愕する信長などが見られました。あっと驚く真実と、どっと沸かせる会話劇。メリハリを持って展開されていきます。

 こうして、さまざまな事実が分かり始めた中盤。2度目のバスのシーンでは、もうひとりの藤吉郎(3人目のキャスト安田ユーシさん)が登場し、物語を新たな方向へと動かしました。安土桃山時代からそのまま現れたような風貌の彼。 
 現代の自分を見て「おい、俺カッコいいな!!」と興奮したかと思えば、懐から草履を差し出す日課までこなし、信長に懐きます。いつの時代も、藤吉郎は信長の忠実な家臣のよう。3人の温かい時間が過ぎていきます。……「藤吉郎がふたりいるのはなぜ?」というギモンは胸に引っかかったまま……。 
 そして、この真相は2か所目の思い出の地・図書館で明かされることとなりました。これが、もうひとつの大きな仕掛け。

「図書館で歴史資料を読み“最期”を知った上様は、戻ることを止めたんです」「私は天下など要りませぬ。だから一緒に安土桃山に帰りましょう」と、涙ながらに語る藤吉。心を打たれた信長は、マインドダイブの限界時間が近づくなか、決断を迫られます。 
「あとは儂次第ということじゃな」。腹をくくる信長。あと数秒でこの場から居なくなる藤吉。そんな瀬戸際で、藤吉は信長に握手を求めました。しかし……信長が差し出した手は、むなしく空を切ってしまいます。握手を拒否したのは、藤吉。さらに、最後にこんな捨て台詞を吐きます。「猿だと思いましたか? 光秀です」。そう、藤吉郎と騙った彼は、本能寺の変で信長を裏切った明智光秀だったのです。 
 ここでも会場は大いに沸き、クライマックスをより熱いものへと変えました。マインドダイブ アビスで「先に安土桃山へ戻っています」と告げた、藤吉改め光秀。そんな彼の言葉を受け、信長が出した決断とは? 巧妙な仕掛けや信長の信長らしい振る舞いも見所。気になる方は、ぜひBlu-ray&DVDで。 
 ちなみに、アドリブワードもミラクル続発!!(以下“”内はアドリブワード) まだ信長だと明かされていなかった段階で、藤吉は彼のことを「“サタン”みたい!」と形容。信長を暗示するかようなワードで、奇跡の伏線を張りました。 
 また、マインドダイブ アビスを説明するシーンでは、難解なシステムゆえ「“考えるな、感じろ!”」と藤吉。これに信長が「“お茶の子さいさい”だよ」と返し、会話を成立させました。そのほかにも、会場が沸いたドンピシャのワードが次々飛び出したので、ストーリーはもちろんワードを引く瞬間にもわくわくできるはずです♪ 
 6日間12公演を駆け抜けた「AD-LIVE 2016」。今回も、その日その瞬間にしか起こらない奇跡が、観客と演者を大いに興奮させました! 次回の開催は……果たして? その時が待ち遠しいですね![取材&文・松本まゆげ]

ドキュメンタリー「MATSU-LIVE(マツリブ) −Documentary of AD-LIVE 2016−」放送決定

【TOKYO MX】1月22日(日) 19:00
【MBS】1月22日(日) 25:35
【BS11】1月25日(水) 25:00
※放送日時は変更になる可能性があります。予めご了承下さい。


監督:津田健次郎
制作プロダクション:祭

『AD-LIVE 2015』TV放送スケジュール
★ポイント1:豪華声優総勢13名が織りなす、90分間全てがアドリブで進む、唯一無二の舞台劇。
★ポイント2:決められているのは大まかな世界観と、舞台上で起こるいくつかの出来事のみ。お互いのキャラクターも舞台上で初めて知る!
★ポイント3:全12公演で約6万人(ライブビューイングを含む)もの観客を動員した人気舞台!

【放送日】
2/4(土)スタート毎週(土)19:00〜
[再放送]毎週(日)26:30〜
(12週にわたって放送)

【出演者】
■出演:櫻井孝宏・津田健次郎・鈴村健一
2/4(土)[東京公演(1日目)昼公演]
2/11(土)[東京公演(1日目)夜公演]

■出演:小野賢章・釘宮理恵・鈴村健一
2/18(土)[東京公演(2日目)昼公演]
2/25(土)[東京公演(2日目)夜公演]

■出演:梶裕貴・名塚佳織・鈴村健一
3/4(土)[埼玉公演(1日目)昼公演]
3/11(土)[埼玉公演(1日目)夜公演]
<以降の放送日は変更になる場合があります>

■出演:岡本信彦・谷山紀章・鈴村健一
3/18(土)[埼玉公演(2日目)昼公演]
3/25(土)/[埼玉公演(2日目)夜公演]

■出演:岩田光央・浪川大輔・鈴村健一
4/1(土)[大阪公演(1日目)昼公演]
4/8(土)[大阪公演(1日目)夜公演]

■出演:下野紘・福山潤・鈴村健一
4/15(土)[大阪公演(2日目)昼公演]
4/22(土)[大阪公演(2日目)夜公演]

【総合プロデューサー】鈴村健一
『黒子のバスケ』、『宇宙戦艦ヤマト2199』、『うたの☆プリンスさまっ♪』など人気アニメ、ゲーム、ラジオなど多くのメディアで活躍中。

特別番組『Document of AD-LIVE 2015』放送情報
 2015年9月〜10月に全12公演開催され、実に約6万人(ライブ・ビューイング含む)を動員した大人気舞台劇「AD-LIVE(アドリブ) 2015」。その制作舞台裏や舞台本番映像を通じ、AD−LIVEの魅力に迫る特別番組。

【放送日】1/29(日)、2/3(金)19:30〜20:00
【出演】鈴村健一、櫻井孝宏、津田健次郎、小野賢章、釘宮理恵、梶裕貴、名塚佳織、岡本信彦、谷山紀章、岩田光央、浪川大輔、下野紘、福山潤

『AD-LIVE 2015』とは?
 90分間、全てアドリブ!総勢13名の豪華キャストが織り成す、唯一無二の舞台劇! 大まかな世界観と、舞台上で起こる幾つかの出来事(例:電話が鳴る、誰かが来る)が決められているのみで、出演者のキャラクター(役)もセリフも、全てアドリブで紡がれる90分間の舞台劇。お互いのキャラクターも舞台上で初めて知ることに。どう紡がれるのか、何が生まれるのか判らないアドリブ要素と、予め決まっている幾つかの出来事の化学反応により、その日その瞬間に、その場だけの感動と衝撃のドラマが生まれる。

パッケージ情報
■Blu-ray&DVD「AD-LIVE 2016」(全6巻)
発売日:
第1巻 (鈴村健一×寺島拓篤) 2017年2月22日(水)
第2巻 (小野賢章×森久保祥太郎) 2017年2月22日(水)
第3巻 (梶裕貴×堀内賢雄) 2017年3月22日(水)
第4巻 (中村悠一×福山潤) 2017年3月22日(水)
第5巻 (釘宮理恵×高垣彩陽) 2017年4月26日(水)
第6巻 (浅沼晋太郎×下野紘) 2017年4月26日(水)

価格:
[通常版] 各7,500円+税(Blu-ray/DVD共通価格)
本編ディスク2枚組
特製ブックレット
オーディオコメンタリー(夜公演)
特典映像(CM、PV集)

[アニメイト限定版] 各8,000円+税(Blu-ray/DVD共通価格)
●通常版+特典DVD
・AD-LIVE 2016 CAST After Talk
 各公演終了直後の出演者による対談映像
・AD-LIVE 2016 DIRECTOR After Talk
 鈴村健一、浅沼晋太郎、川尻恵太の演出家3人で打ち上げ。各公演を振り返るトーク映像

>>http://ad-live-project.com/ (「AD-LIVE(アドリブ)」公式サイト)
>>https://twitter.com/AD_LIVE_Project (「AD-LIVE(アドリブ)」公式Twitter)

アニメイトタイムズ

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