松嶋菜々子、ナオミ・ワッツに続け!『リング』シリーズはブレイク女優の登竜門

2018年1月22日(月)19時30分 シネマカフェ

『ザ・リング/リバース』(C) 2017 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

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初代『リング』公開から20年。国内外で数々の続編、リメイクが制作され、軒並み大ヒットを記録してきた傑作シリーズの最新作『ザ・リング/リバース』が1月26日(金)、日本に上陸する。主演を務めるマチルダ・ルッツは、なんと本作がハリウッドデビュー。これまでシリーズに出演してきた人気女優たちに続く、新ヒロインに注目した。



鈴木光司によるベストセラー小説を原作に、1998年に公開された映画『リング』(監督:中田秀夫、脚本:高橋洋)。観た者を必ず死に至らしめる“呪いのビデオ”という斬新な設定と、TV画面から這い出る“貞子”の姿は世界中に衝撃を与え、ジャパニーズ・ホラーの代名詞として不動の地位を獲得した。

その後、日本はもちろんハリウッドでも続編やリメイクが製作され、軒並み大ヒットを記録してきたシリーズが20年の節目に放つ最新作が本作。“呪いのビデオ”を見てしまった主人公ジュリアが、ビデオの呪いを解き明かすべく奔走するという原作に忠実なストーリー構成に加え、現代ならではの要素も取り入れつつ、バージョンアップを遂げた恐怖シーンの数々は、原作者である鈴木氏もハリウッドで作られた『リング』シリーズ史上「もっとも怖い。驚いた」と絶賛するほど。



■本作がハリウッドデビューの新鋭!「まるで夢を見ているような感覚」
その本作で主人公ジュリアを演じるのが、イタリア出身の若手女優マチルダ・ルッツだ。「ミュウミュウ(MiuMiu)」のキャンペーンでミューズを務めるなどファッションモデルとしての顔も持ち、母国語のほかにも英語とフランス語の3か国語を操る多才ぶり。美貌と知性を兼ね備える彼女だが、女優としてはほぼ無名に近い。本作で主演を務めるにあたって、「まるで夢を見ているような感覚だった。子どもの頃に何か怖いものを見て、今度はさらに新しい世代にそれを伝えていくことは、“呪いのビデオ”をコピーして誰かに見せることに、ちょっと似ているのよね」と語っている。



■『リング』シリーズ主演は人気女優への登竜門
実は、この『リング』シリーズで主演を務めた歴代女優たちには、ある共通点が存在する。“主演女優はその後、必ず売れる”のだ! 初代映画版『リング』主演の松嶋奈々子しかり、ハリウッドリメイク第1弾『ザ・リング』のナオミ・ワッツしかり、両者ともに出演をきっかけに大ブレイクを果たしている。そのほかにも、『リング』の後日談にあたる『らせん』の中谷美紀、『リング0 バースデイ』仲間由紀恵、『リング2』深田恭子、『貞子3D』石原さとみ、『貞子3D2』瀧本美織、『貞子vs伽椰子』山本美月など、錚々たる面々が主演を飾ってきた同シリーズ。



彼女たちの美しい顔が恐怖に歪む姿が『リング』の恐怖を倍増させてきたことは言うまでもなく、その点においてはマチルダ・ルッツも負けていない。恋人を救うためとはいえ、自ら呪いのビデオを引き受けてしまったジュリアに次々と襲い掛かる呪いの恐怖。彼女の熱演が、我々観客を恐怖に突き落としていく。

マチルダは、主演を務めるフランス発アクション・スリラー『Revenge』(原題)がサンダンス映画祭で上映されたばかり、リチャード・マッデン主演のTVミニシリーズ「Medici: Masters of Florence」(原題)にも出演するなど、間違いなく今後も目が離せない存在となりそうだ。

『ザ・リング/リバース』は1月26日(金)より全国にて公開。

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