不倫は始めるのは簡単だが終わらせるのが実に難しい

1月22日(月)16時0分 NEWSポストセブン

不倫の清算にはトラブルが生じがち

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 昨年11月19日、千葉県船橋市にあるラブホテルの一室から服を着たまま、仰向けになって亡くなっている50代の女性が発見された。着衣に乱れはなかったが、遺体の首には絞められたような痕が残っていた。


 そして翌20日、千葉県警は殺人の疑いで習志野市に住む無職・安垣瑠威被告(31才)を逮捕した。「首を絞めて殺した」と容疑を認めている。


 被害女性・A子さん(51才・既婚者)と安垣被告は1年以上にわたり、不倫関係を続けていたという。20才を超える年の差カップルの間に一体何が起きたのだろうか。


 今回の取材中、A子さんを知る誰もが口を揃えて「真面目で控えめな普通の主婦だった」と語っていた。彼女のような“普通の主婦”が不倫に走り、トラブルに巻き込まれることは、決して珍しいことではないという。夫婦問題研究家の岡野あつこ氏が警鐘を鳴らす。


「人妻が不倫関係を清算しようとしたところ、トラブルに巻き込まれるというケースは年々増えています」


 岡野氏によると、昨今、乱発する芸能人の不倫報道によるモラルの低下や『昼顔』(フジテレビ系)や『あなたのことはそれほど』(TBS系)など、不倫ドラマのブームにより、不倫が身近になり、主婦たちが気軽にアバンチュールを楽しむようになったという。だが、始めるのは簡単だが、終わらせるのが難しいのが不倫だ。


「今の人妻って、きれいにしている人が多いし、包容力もあるので、若い男性にモテるんです。家庭に不満を持っている人妻が、若い男性にアプローチされて、つい関係を持ってしまうというケースは少なくない。


 最初はお互いにのめり込んでいても、相手の男性から“旦那さんと別れてくれ”“ぼくと一緒になってくれ”と言われ始めると、女性って急に冷静になるんです。経済的なこと、子供のこと、世間体を考えると、家庭を壊したくはない。内緒で遊んでいる分にはいいけど、それ以上は嫌だから逃げたくなる。


 すると相手の男性は“あんなに愛し合っていたのに、なぜ?”って余計追いかけてきて、悪循環に陥る。今回の殺人事件も、もしかしたらそのパターンなのかもしれません」(岡野氏)



 スーパーで働く50代のパート・B子さんも年下男性に翻弄された1人である。彼女は同じ店で働く30代の正社員と不倫していた。


「若いのに年上の従業員やパートを束ねる彼に言い寄られたときは、“特別扱い”された気がして、流されるまま体を許してしまいました。でも、あるときわれに返って、家庭のことを考え、別れを切り出したところ、彼が豹変。“職場で言いふらす”“裸の写真をばらまくぞ”と連日のように脅されました。さらに正社員の立場を利用して、“別れるなら解雇するぞ”とも言われました。最終的には弁護士さんにお願いして、裁判をにおわせたらひるんでくれましたが、精神的に追い込まれました」


 若い男性が不倫相手ではないが、終わらせ方をしくじって離婚に至ったケースもある。40代の会社員とW不倫をした30代会社員女性の話。


「W不倫だったんですけど、彼だけが奥さんにバレてしまって離婚することに。すると、私にも離婚を求めるようになって、彼の熱が帯びるほどに私が引いていってしまって…。旦那とやり直そうと決めて、別れを告げると逆上して、私の職場まで乗り込んで来たり、“お前だけ幸せになるなんて許せない”と大量のメールが送られてきたことも。最終的には私も旦那にバレて離婚するハメになりました。もちろん彼とも破局しています」


 元銀座ホステスで『小悪魔な女になる方法』(大和出版)の著書のある作家の蝶々さんも、自らの別れ際のトラブルの経験を語る。


「OL時代に20才年上の会社経営者と不倫関係にあったのですが、本当に大変でした。当時は私にも本命彼氏がおり、不倫相手に、“いろいろ考えた結果、やっぱり本命彼氏と結婚したい”と告げたところ“別れたくない”と言動がおかしくなっていきました。当時、勤めていた会社にまで押しかけてきたこともありました。


 共通の友人に説得してもらったけど、それでも別れてくれない。“どうすればわかってくれるの?”と聞くと、“心のけじめをつけるために、お前の父親のお墓参りがしたい”と言う。親のお墓に関係のこじれた、しかも不倫の相手を連れて行くなんて正直嫌でしたが、私が折れるしかなかった。一緒にお墓参りをしたことで、彼は自分の要求が通ったと納得し、“気持ちにけじめがついた”と別れてくれました」


※女性セブン2018年2月1日号

NEWSポストセブン

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