「為せばなる」東大理III女子2人が掴んだミス日本の肩書き

1月22日(火)16時0分 NEWSポストセブン

互いに受賞を喜び合う度會さん(中央右)と高橋さん(同左)

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“日本女性の美の最高位”を選出する「ミス日本コンテスト2019」が、1月21日に都内ホテルで開催された。応募総数は2354名。その中から地区大会を勝ち抜いたファイナリスト13名が決戦の舞台に立ち、着物・ドレス・水着姿を披露しながら自己PRを行った。


 今年の注目は、なんといっても東京大学前期教養学部理科3類(理III)のファイナリスト2名による“高学歴対決”だ。近年、ミス日本の高学歴化が顕著で、大会事務局によると「今年も東大生の応募が10名以上あった」と明かすが、東大の中でも最難関の理III学生が2名も本選まで残るとは、事務局も想定していなかったようだ。


 さて、結果は──。なんと東大理IIIの2年生、度會亜衣子さん(21)が最高峰のミス日本グランプリに輝いたうえに、今年から加わった「ミススポーツ」もW受賞。そして同じく理IIIの1年生、高橋梨子さん(20)もミス日本「海の日」に選ばれ、揃ってミス日本の栄冠を手にした。


 当サイトでは昨年から、東日本大会→ファイナリストと予選を次々と突破していく東大女子2人を度々取材してきた。


「ナイチンゲールのように自立した行動力のある女性に憧れているのですが、これまでは引っ込み思案で、失敗を恐れて挑戦しないことが多かったんです」(度會さん)


「東大に入れたのもたまたまで、自分の視野も狭いですし、日々、自分の至らなさも感じています」(高橋さん)


 と最初は消極的な発言が多かった2人だが、そもそも「医学の勉強だけでなく、なにか新しいことにチャレンジしたい」と自らミス日本に応募しただけのことはあり、好奇心旺盛で活発な一面が開花していくのには時間がかからなかった。


 ファイナリストが無償で受けられる茶道や華道といった日本文化、コーチングやブンランディング戦略の講座、メイク講習やエクササイズレッスンなど、数々の教育プログラムを意欲的にこなすことで、2人は堂々とした立ち振る舞いや女性の美とは何かを学び、少しずつ自信に変えていったようだ。



「為せばなる 為さねばならぬ 何事も」が座右の銘だという度會さんは、大学でもゼロからフランス語を学んだり、泳げなかった水泳にチャレンジしたりと、新しい事を次々と習得していく。「運動が苦手だった私も、ここまでスポーツに夢中になれるんだと気づかされました」と度會さん。


 一方、高橋さんは東大に入りジャズダンスサークルに所属。勉強の合間にダンス公演に向けて猛特訓したり、塾講師のアルバイトに精を出したりと活発的な日々を送っているという。「ミス日本のファイナリストに選ばれてからも、新しい出会いや知識が経験となって、たくさんの刺激を受けています。今、いちばん充実していて楽しいです」と満面の笑み。


 これから1年、晴れて2人は“ミス日本”の活動も加わってさらに多忙な日々となりそうだが、肝心の医学の道はどんな夢を描いているのか。


「まだ医学の入り口に立ったばかりなので将来は見えませんが、なにか最先端の研究で患者さんに貢献できたらいいなと思っています。いま興味を持っているのは、脳神経、神経病理学の分野です」(度會さん)


「昨年、病院見学の授業があって、大学病院の診療科があまりにも細分化されていることに驚きました。一言に内科や循環器内科といっても、その中でもたくさん分かれている。私自身は子供が好きなので小児科や産婦人科医を志して東大に入りましたが、どんな道に進むのかは、これからじっくり勉強して決めていきたいです」(高橋さん)


 グランプリに輝いた度會さんは、「芸能活動にはまったく興味がない」と言い切るが、まさに才色兼備の極みといえる“肩書き”を手に入れた2人の今後が楽しみだ。


●撮影/渡辺利博

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