DIR EN GREYとPIERROTの共同プロジェクトで再び“宗教戦争”が起こるのか?

1月23日(月)21時0分 messy

DIR EN GREY OFFICIAL SITEより

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 2017年1月1日に発表されたV系界を揺るがす衝撃のプロジェクト、DIR EN GREYとPIERROTのコラボ。まだ全貌は全く明かされていないが、両者のこれまでの歩みを見ると期待しかない。

 2組の共同プロジェクトの名前は『ANDROGYNOS』。1月20日には「交わる事の無かった2バンド 交わることのなかった2つの物体 ここに破壊的融合」「JULY 2017」という文字が公式サイトに表示されたが、これ以上の情報は一切ない。対バンをするのか、2組が合体し1つのバンドとなるのか、はたまた2組を中心にフェスでも開くのか、何もかもが予想できない。

 というのも当たり前。これまでV系界でも尖りに尖っていた2組の今後を予測できた人なんてファンはもちろん、メンバーにすらいなかっただろう。

 PIERROTは98年にメジャーデビューし、99年には当時としては最速のメジャーデビュー半年で日本武道館ワンマンライブを敢行。2000年には西武ドームでライブを行い3万人を動員。これも当時としてはデビュー後最短でのドーム公演だった。こうしてX JAPAN、LUNA SEA、黒夢などのビッグバンド解散後のV系界であっという間に頂点に上り詰めていった。



 またPIERROTにはファンの間、いやロックファンの間で伝説になっているこんなエピソードがある。99年にSUMMER SONICの前身で、外国のバンド中心のロックフェス「BEAUTIFUL MONSTERS TOUR」に出演した際、ボーカルのキリトはMCで「洋楽ファンのみなさん初めまして。僕らがあなたたちの大嫌いな日本のビジュアル系バンドです。今日はそれを承知でやってきました。洋楽ファンの方たちにとってはこの時間がトイレタイムということで」と客を敵に回すような発言をし始めたのだ。さらに「みなさん相変わらず外人相手にヘラヘラやってますか? 日本人が憎くてしょうがないですか? あなたたちの国籍はいったいどこなんでしょう。このなかでどれだけの方が外人とセックスするためにスタッフからバックステージパスをもらっているのでしょう」と煽り続けた。

 この発言をしたのには、外国バンド贔屓の音楽評論家がV系のPIERROTがこのロックフェスに出演することにグチグチ文句のようなことを言ったことが原因とされている。また、ネット上でも出演反対の声が多く上がっていたとか。

 さて、こんなPIERROTと双璧をなして90年代後半から2000年代にかけてV系界を盛り上げてきたのが、もはや説明不要の大物バンドとなったDIR EN GREYだ。PIERROTもDIR EN GREYも独特の世界観を持つことから、過激で信者のようなファンも多く、両ファンは「ガチで殺し合いになるほど仲が悪い」と言われ、この両陣営間では“宗教戦争”なる抗争も起こっていたとか。

 しかしPIERROTは人気絶頂時の2006年に突如書面で解散を発表。その後PIERROTのキリト、KOHTA、TAKEOが新たなバンド・Angeloを結成した。さらに14年にキリトはDIR EN GREY・京のソロプロジェクト「sukekiyo」とコラボもしている。

 ファンがいがみ合っていたころから10年ほどたち、部分的ではあるがバンド同士の共演も実現しているので、「さすがに死人は出ないだろう」ということから、今回のDIR EN GREYとPIERROTの共同プロジェクトが実現したのかもしれない。ただ、再び宗教戦争が起こる懸念もなくはない……。

(プラント)

messy

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