《大学でナンパ》見上愛 同級生の“親友”女優が明かす新・朝ドラヒロインの「素顔」
2025年1月24日(金)15時53分 女性自身
1月24日、26年度前期の連続テレビ小説『風、薫る』の制作発表・主演会見が行われ、女優の見上愛(24)がW主演の内の一人を務めることが発表された。同作は明治期の看護師を題材とした物語で主人公は二人。もう一人のヒロインはこれからオーディションで決定するという。
見上は19年に女優デビュー。22年にドラマ『liar』(TBS系)でW主演を務め、テレビドラマ初主演を果たした。24年には『光る君へ』(NHK)で大河ドラマ初出演を果たし、独特の存在感と確かな演技力で脚光を浴びた。
『風、薫る』と『光る君へ』の両作の制作統括を務める松園武大氏は、会見で見上の起用について、「『光る君へ』でご一緒し、役への向き合い方、豊かな表現力、目を引く存在感、そしてフランクでチャーミングなお人柄に触れ、ぜひこの役を演じていただきたいと思ってオファーした」と説明した。
見上はこれまでも朝ドラのオーディションに何度となく挑戦してきたそうで、オファーを受けた瞬間を「信じられないというか、言葉だけが頭をすり抜けていくような。はじめての感覚でした」と振り返った。
そして、同作への意気込みを「私は明治時代を演じるのも初めてで、バディものを演じるのもほとんど初めてで、看護師の役もしっかり所作を学んだりするのは今回が初めてなので、初めてづくしを楽しんでいけたらいいなと思います」と明かした。
デビューから5年で朝ドラヒロインに抜擢された見上とはいったいどんな人物なのだろうか。
「見上さんは中学生のときに観た鈴木おさむさんの演劇がきっかけで、演劇関係の仕事を志すようになったそうです。最初は演出家志望だったそうなのですが、『裏方・演出家になるには演技も学ぶべき』という考えで養成所に通っていたら、事務所から声をかけられたのだとか。行動力があって演技にストイックな一方で、人懐っこいところもあってみんなに愛される女優さんですね」(制作関係者)
そんな見上が演技の勉強をするために入った日本大学芸術学部演劇学科で“運命の出会い”があったという。
「昨年、TBS系のドラマ『不適切にもほどがある!』で大ブレイクした女優の河合優実さん(24)です。二人は大学の学科が同じで、入学式のときに見上さんから声をかけて連絡先を聞き出したのだとか。そこから仲良くなって大学帰りに一緒にご飯に行くような仲になったそうです」(前出・制作関係者)
見上はWEBメディアのインタビューでそのときのことをこう振り返っている。
《私がナンパしたんですよ(笑)、優実を! あまりにもかわいい子がいるから「すいません、めっちゃかわいいです。友達になってくれませんか?」って言ったら「あ、いいですよ」みたいな(笑)。そのとき、優実はもう女優をやっていたけど、私はまだ女優をやっていなくて「あ、女優さんなんですか」と》(「logirl」21年8月25日配信)
その縁で、河合が主演を務めた21年の短編映画『AREA』で見上が衣装を担当するなど、公私で関係を深めていったという。
河合は昨年7月、NHKの朝の情報番組『あさイチ』に出演した際、見上の印象について「もうがっつり同期っていう感じですね、大学の。(入学式のことも)もちろん覚えています。いや、本当に私の記憶では、見上の方が笑顔が輝いている印象だったので。逆に言ってくれてすごく嬉しかった」と語っている。
さらに、大学在学中に女優として働くことの難しさを問われた河合は「私はそれがもう難しすぎて中退しちゃったんですけど、見上は卒業してるしすごい」と見上を称賛していた。
お互いをリスペクトする“親友”同士の二人。見上の朝ドラヒロイン抜擢を河合も喜んでいるに違いない。