サンドら復興誓う若者に密着、「これが東北魂だ」第2弾を放送へ。

1月24日(木)8時21分 ナリナリドットコム

甚大な被害をもたらした東日本大震災から、もうすぐ2年。三陸の海は復興の途上だが、そこには再出発しようと、気を吐く若者たちがいる。そんな若者たちが故郷の海に向かう歩みを追いかけた番組「これが東北魂だ 出港!Boys Be Ambitious」のオンエアが決定。1月27日(日)午後4時より、TBS系9局ネットで放送予定だ。

◎宮城県石巻市寄磯浜の若手漁師

牡鹿半島の小さな漁師町、石巻市寄磯浜地区に、昨年再起を誓った若手漁師・遠藤司(つかさ)さん(28歳)が暮らしている。父・仁さんと共に、春はイサダ、コウナゴ、夏から秋はサケ、冬にはタラの漁を生業としていたが、津波で自宅や漁船など生活のすべてを流されてしまった。6年前に進水したばかりの新船を失い、その現実を受け止める事ができず、漁師をやめようと考えたこともあったという司さん。しかし、日が経つにつれて改めて漁への思いが強くなり、「自分には海しかない」と、新船の建造を決心したという。

そこで知り合いの伝手で造船の街・長崎県佐世保市の造船所に相談したところ、快く引き受けてくれた。船大工たちは、漁再開に何としても間に合わせたいと、寝食を惜しんで遠藤さん親子の船を造ってくれたそうだ。秋サケのシーズンが再開したのは昨年9月下旬のこと。震災からこれまでの司さんの心の軌跡を追うと共に、お笑いコンビ・サンドウィッチマンと、タレントのはるな愛が復興への第一歩となる秋サケ漁に同行し、若き漁師のふるさとの海への情熱を伝える。

今回の同行について、サンドウィッチマンの伊達みきおは「被災地はまだまだ大変で、再出発ができていない漁師さんがたくさんいます。そんな中で、こうやって頑張っている漁師さんがいるとわかってもらえるシーンがたくさんあります。番組を見てもらって、共にこれからも頑張ろう、と皆さんに思ってもらえるといいですね。特に印象に残ったのは、佐世保で船を、しかも優先的に作ってくれていたところ。そして、佐世保から宮城に船を持ってくる、それはすごいことだと思うし、感動もしました。新しい船は個室で3人寝られると聞いていたのですが、その仮眠室を覗きにいったらおっさん2人(富澤・はるな)がいびきをかいて寝ていて、僕は寝られませんでしたね(笑)」とコメント。

そして相方の富澤たけしは「船が初めて海に入るときに進水式っていうのがあることを知りませんでした。こんなのやるんだなって。それと、秋サケのオスとメスを見分けるのは何度やっても難しかったです(笑)。被災地が徐々に前進しているんだというところをぜひ全国の皆さんに見てほしいですね」、はるな愛は「私たちがちょっとお手伝いさせてもらって出来上がった船で漁に行ったのですが、私は初めてでかなりハードでした。長時間ということもあって、普段はしないのですが船酔いしてしまいましたね。番組は遠藤さんと親方のあったかい友情の物語になっています。2人ともイケメン(笑)!そして、私たち(はるな・サンド)の友情も深まったよね(笑)」と振り返った。


◎宮城県石巻市雄勝町の“かわいすぎる”女漁師

また、ホタテの産地だった石巻市雄勝町で、ピンクの胴長が眩しい“かわいすぎる”女漁師と呼ばれる漁師・木村佑紀(ゆき)さん(21歳)にも密着。漁業の担い手が減る今、全国でも珍しい女漁師の佑紀さんは、幼い頃から漁師である父の背中を見て育った。地元の高校を卒業後、石巻で会社員として働いていたが、震災後に仙台への転勤の話が持ち上がったことをきっかけに、雄勝に戻って漁師になろうと決めたという。

ひとり娘の祐紀さんは、将来、漁師のお婿さんをもらい親孝行したいと考えている。「雄勝の海が大好きだし、雄勝の海で採れるものが大好きだから」。目標は、父のように仲間たちから頼りにされる漁師になること。女だからとか、若いからということは関係なく、一人の漁師として——。一昨年は津波で自宅や船、漁具など生活のすべてを失い、海にもほとんど出られなかった。しかし、昨年8月、震災後初めてとなる養殖ホタテの水揚げが期待できた。佑紀さんにとっては、漁師として初めての水揚げ。お笑いコンビ・ハリセンボンが、この若き女漁師のホタテ漁に同行し、彼女と共に三陸の豊かな海の再生、復興を見つめる。

今回の同行についてハリセンボンの近藤春菜は「頑張っている若者と、家族と、街の人たちとの愛みたいなものがみられます。佑紀さんもかわいすぎる女漁師なんて言われるとなかなか出にくいと思うのだけど、本当に出ていい美人さんでした。しかも佑紀さんは元気過ぎて、はるかがパワーを吸い取られていました(笑)。佑紀さんは、芸人よりしゃべりがうまい!」、箕輪はるかは「同世代がこうやって頑張っているということにとても刺激を受けました。特に、佑紀さんがホタテを一生懸命取っている姿が印象的でした。そして、佑紀さんのお母さんが作って来てくれたホタテのお吸い物を今食べたいです。今、寒くて冷えているから(笑)」とコメントを寄せた。


◎宮城県女川町・漁師を夢見る小学生

津波が町の中心部を襲った宮城県女川町は、7割近くの建物が全壊し、いまだにコンクリート製の4階建てのビルが横倒しになったまま。日本有数の水揚げを誇っていた女川漁港も壊滅的な被害を受けた。この町に悲しみを乗り越え、将来漁師になることを夢見る少年がいる。小学6年生の鈴木陽人(あきひと)くん(12歳)だ。海沿いにあった自宅は津波で流され、今は仮設住宅で両親と兄の4人で暮らしている。父・悦郎さんは震災前、夏はウニ、冬はアワビを獲って生計を立てていた。

所有していた3艘の船が津波ですべて流されたものの、悦郎さんは昨年、支援を受けて新たな船で復興への一歩を踏み出した。陽人くんは人生で初めて父とのウニ漁に挑む。その挑戦にさかなクンが密着する。毎夏、毎日のように潜っていた海。しかし、震災後その海には潜っていない。女川の海は、天然資源に恵まれ海藻類が豊富に茂る海だった。そんな湾に生息し、豊富な海藻類を餌に大きく成長するウニやアワビには、旨みがぎっしり詰まっていた。震災から1年半、陽人君が見つめる海はどのくらい再生しているのか——。さかなクンが陽人くんに海中の神秘を教える場面は必見だ。

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昨年に続き、第2弾となる「これが東北魂だ」シリーズ。今回の放送について川村和弘プロデューサーは「今回は、特に被災地の若き漁師たちの新たな船出に密着しました。今後10年以上続く復興の担い手となるのは、言うまでもなく未来ある若者たちです。そして、三陸の復興に欠かせないのが、基幹産業である漁業の再生です。主人公のひとり、宮城県石巻市の若手漁師・遠藤司さん(28歳)は、津波で自宅や船を失いましたが、『自分には漁師しかない』と再出発を決意。東北の造船所はどこも手一杯のため、長崎県の佐世保で新しい船を造り、再出発を目指します。そんな“若き東北魂”に迫るのは、震災直後から復興支援を続ける宮城県出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマン! 震災の風化が懸念される今、深刻ぶらずに、ユーモアを加えながら復興支援を全国に発信できる貴重な存在です。造船から待望の漁再開まで果たしてどんなドラマと『笑い』が待っているのか!?ご期待ください!」と語っている。

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