【アニメレビュー】今期もゴリラが登場! シリアスな中でのギャグが愉快な『銀魂』は“逆・サ○エさん症候群”を目指す!?

1月24日(火)17時0分 おたぽる

アニメ『銀魂』公式サイトより。

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——夕方枠でも大暴れだったアニメ『銀魂』(テレビ東京系)が深夜枠に初進出! 本稿では、そんな“お騒がせアニメ”『銀魂』をレビューしていきます。

■『銀魂』第4期
第319話「武士の唄」

 放送日のラテ欄を見ると、“「銀魂のおかげで日曜日の夜が憂鬱じゃなくなった!」という励ましの声が届きました。ありがたいことです。『逆・サ○エさん症候群』をめざして、これからも頑張ります。”って、番組の紹介を放棄している『銀魂』……。前回の提供画面のコメントに引き続き、スタッフ遊びすぎです。

「洛陽決戦篇」と題されたシリアス長編をお送りしている『銀魂』。決戦の場となる「洛陽」は、偶然にも神楽の故郷。久々の帰郷となった神楽は、“あるもの”を確かめるため、母親の墓前に立っていました。そこにあるのは、青い花の花束。「あのハゲもここに来てるアル」——ハゲ、すなわち父の星海坊主も洛陽にやってきていました。

 その一方、銀さんたちも「もし晋助たちが生きているなら、あそこでござる」と万斉に聞き、洛陽の地へ。まだ春雨には気づかれていないようですが、街は「宇宙海賊みたいな顔」した奴らばかり。新八はビビリますが、銀さんは「宇宙中のならず者の吹き溜まり。かぶき町とたいして変わらねぇだろ」とケロリ。

「見ろ。キャバ嬢もお前のとこの姉ちゃんと大差ねぇし」って指差しているの、ゴリラ! 「そこへ向かう客も近藤みたいなもんだし」ってこれもゴリラ! 「それを描いてるマンガ家も」、ゴリラ!! 「ただのゴリラだろうが!」と、新八の突っ込みが冴えまくり! 『銀魂』ってほんとゴリラ好きだな……。そう言えば、今期では“初ゴリラ”でした。

 ゴリラの連続コンボに坂本も「ゴリラなのにそんな商いをやっとるいうことは、とんでもない技ば持っとるかもしれんということぞ!」と商人魂(?)メラメラ。にしても、“技”ってなかなかスレスレです。「わしはGコースを当たるぜよ」って完全にアウトー! 『銀魂』だから許される感! こんなアホみたいなやり取りを見て、敵対する立場だった万斉は「これが、晋助が戦った男たち」と関心。あれ、万斉さんって天然なのかな……。

 その後も万斉の天然ぶりが炸裂。山を指差し、「あそこが……」と鬼兵隊の緊急集合場所を教える万斉ですが、指差す建物が爆発する爆発する! 銀さんに「指からレーザービーム出てただろ」って言われて、ガチで指を切り落とそうとする万斉……。かつて敵だった人物のこういう一面ってすっごく萌える……。

 結局は“万斉ビーム”のせいではなく、やっぱり春雨にバレていて、襲撃されていたというオチ。ここから、バトルシーンがおっ始まるのですが、さっきまでゴリラとか言っていた人たちとは思えないくらい、ゴリゴリにカッコいいバトルが展開されます。エリザベスが「死ね」って書いたプラカードで敵をボッコボコにしていたのは笑ったけど……。

 そして、今回新たな敵が登場します。春雨の十二師団の中でもトップクラスの実力を持つ「三凶星」。額に人の心を読む目を持つ「馬董(ばとう)」、戦場の全兵を操る機巧導師の「范堺(はんかい)」、春雨一の膂力・機動力を誇る「猩覚(しょうかく)」。声優も関智一に山路和弘、小山力也と豪華! 声のレベルもトップクラスです。

 再び“4人で会う”ことを誓った銀さん、桂、坂本はこの「三凶星」を相対することになります。

 まず、相対するのは桂と猩覚。「春雨第四師団団長にして三凶星の一人、海王星・猩覚!」と名乗り襲いかかりますが、桂は「いや長いな。肩書が。長すぎて覚えづらいぞ! もっと『ヅラじゃない桂だ』みたいにコンパクトにまとめられんのか」と一蹴! 名乗りに文句を言うスタイル!

「んなこと言われたって、そういう肩書なんだから仕方ねぇ……」って猩覚も乗っちゃうんだ!? その後はエリザベスの言うとおり、「どうでも良いから早くしね?」的な“肩書きをどうやって短くするか相談”がなかなか終わらない。その後、「俺は猩覚! おおらかなO型だ!」ってちゃんと簡潔に名乗った猩覚でしたが、桂は「かかってくるがいい! しょう……クソザルがぁ!」。簡潔にした意味〜〜〜!

 今回は、シリアスな中にもギャグがあって見やすい回だったなと。個人的にはシリアスな中でも真面目にアホみたいな発言する桂が愉快。次回は「ズラ」と、桂と猩覚の戦いを描く回ということで、カッコいい桂とアホの桂を見られるのを楽しみにしたいところです。
(文・月島カゴメ)

おたぽる

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