格闘界なら世界一確定!「SPY×FAMILY」ヨルが家族を思って放った胸熱&強烈ハイキック
2025年1月25日(土)8時0分 ABEMA TIMES
「映画ばりの激アツシーン」と言われた、アニメ「SPY×FAMILY」33話のヨル・フォージャー(CV:早見沙織)による渾身のハイキック。「私は戦うことをやめないッ!!!」というラストのセリフに涙した人も多いだろう。
【映像】ヨルの強烈かつ華麗なハイキックシーン(18分5秒ごろ〜)
ヨルはマフィアのボスの娘で国外に脱出しようとしているオルカとその子どもを護衛すべく、豪華客船で暗殺者たちと激闘を繰り広げていた。凄腕の殺し屋であるヨルは襲いかかる暗殺者を次から次へと片付けていくが、いかんせん相手の数が多すぎた。次第に疲労の色が濃くなるヨルの前に、これまでとはレベルが違う強力な敵が姿を現す。とうとうヨルは窮地に陥ると、とどめを刺される寸前まで追い詰められてしまった。
死を覚悟したヨルの脳裏に、ロイドとアーニャの顔が浮かぶ。そして弟のユーリの姿も走馬灯のようによぎった。意識が朦朧とするなか自分がなぜ戦っているのか見失いかけていたヨルだったが、もともとは「弟の他愛ない暮らしを守りたい」という家族への愛から殺し屋稼業を始めたことを思い出したのだ。そして「ただ静かに暮らしたい」というオルカの言葉も。これからも、世の中の理不尽な犠牲を1つでも減らせるように、ヨルは再び立ち上がった。
敵の刀を素手で掴んでへし折ったヨルは、攻撃を受けて胸から出血しても止まらずに向かっていく。「私の平穏はいらない。この手が血で汚れても構わない。早晩命を落とす生き方でも、フォージャー家を離れることになっても、きっとロイドさんは認めてくれる。許してくれる」——かつてロイドにかけられた「誰かのために、何かのために過酷な仕事に耐え続けることは誇るべきことです」との言葉を胸に、ヨルは敵に渾身のハイキックを見舞うとこう言った。「私は戦うことを、やめないッ!!!」
愛する者のために戦うヨルの姿に、ネット上には「覚醒きた!」「ヨルさんカッコ良すぎて泣いた…」「ヨルさんの覚悟、格好いいし美しかった…」「もうフォージャー家はヨルさんの居場所やん……」といった書き込みが殺到。「映画ばりの激アツシーンだな」「今回のスパイファミリー映画だったっけ?普通のアニメでこんなに感動するなんて」との声も上がっていた。
現在配信中のアニメ「SPY×FAMILY」は、「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中の遠藤達哉氏による漫画が原作。凄腕スパイのロイド・フォージャー(CV:江口拓也)が極秘任務のために精神科医に扮し、殺し屋の妻ヨル・フォージャー、人の心を読むことができる超能力者の娘アーニャ・フォージャー(CV:種崎敦美)と“かりそめの家族”としてお互いの正体を隠しながら暮らすスパイアクションコメディだ。TVアニメは2022年にSeason1が、2023年にSeason2が放送され、Season3が2025年10月から放送されることが決定している。
※種崎敦美の「崎」は、正式にはたつさきの字
(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会