《グラビアインタビュー》藤岡弘、のイケメン息子と美人娘「パパからは『下校の時は上下左右前後、全部見ろ!』って言われます」

1月25日(土)6時0分 文春オンライン

 芸能生活55年。これまで一切プライバシーを公開しなかった俳優・藤岡弘、(73)。しかし2019年9月、突如、「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)に3人の子供たちとともに出演した。すると放送直後から、SNSで「イケメン」「かわいい」とその父親譲りの整った容姿が大きな話題となり、Twitterのトレンドランキングも一時2位に急浮上した。12月には「徹子の部屋」(テレビ朝日)にも親子4人で出演している。



藤岡弘、©AFLO


 この噂の兄妹は一体どうやって育ってきたのだろう。取材当日、「よろしくお願いします」と待ち合わせ場所に現れた3人は、記者の想像をはるかに超える美男美女だった。



 長男・真威人くん(まいと・16)は179センチの高校1年生。スラッとしたスタイルに知的な顔立ちの天音ちゃん(あまね・14)は中学2年生。小学6年生で末っ子の舞衣ちゃん(まい・11歳)はすでに雑誌「ニコ☆プチ」(新潮社)の専属モデルとして活動している。


「小さい頃から友達に『お父さん、何やってるの?』と聞かれるたび、隠し通すのが大変でした」


 そう笑顔で話すのは父親譲りの端正な顔立ちが凛々しい真威人くん。家族全員で父・藤岡弘、からの教えや家族の思い出、藤岡の存在をひた隠しにしていた日々を振り返った。(全2回の1回目、 後編 へ続く)




「藤岡弘、がパパ」と言ってはいけない理由


真威人くん お父さんからは「父親が藤岡弘、だとは決して言うな」と言われていました。友達との会話のなかで、お父さんの話題になったときはその輪から離れたりしてかわしてきました。よく家に友達を呼んで遊んだりすると思うんですけど、僕たち兄妹は一度も自宅で友達と遊んだことはないんです。


天音ちゃん そうそう。家にはパパの表彰状や仮面ライダーの写真とかがたくさん飾ってあって、友達に見られたら「何あれ?」ってバレちゃうから呼べなかったんです。



真威人くん 幼い頃になんでお父さんのことを隠さないといけないのか聞いたことがあるんですけど、お父さんは「藤岡弘、の子供とわかってしまうと、目立つし、人の目が気になって自分のしたいことが自由にできなくなってしまうかもしれない」と説明されて。それで納得もしたし、疑問に感じることはありませんでした。


舞衣ちゃん でも私はちょっと複雑だったよ。パパは私たちの授業参観や運動会に一度も来たことがなくて、やっぱりパパには来てほしかったなという気持ちはありました。



——バレそうになったことはないんですか?


舞衣ちゃん もちろんバレそうになったときは何度もありました。友達と2人きりになったときに「本当はお父さん何してるの?」って小声で聞かれたことがあって、「自分もよくわからないけど……」と、ひたすら知らないふりをしました。2人はあった?


真威人くん きっかけは忘れたけど、「お父さんって芸能人なの?」って1人に疑われ始めて、噂が学校中に広まってしまったことがあったんだよね。しらを切り通してなんとか乗りきりました。でも、出掛けるときはもっと大変で……。



天音ちゃん 本当に大変だったよね。家族で出かける時は、パパと少し距離をおいて後ろを歩いていました。パパが目立つから、近くにいる私たちが家族だと見られちゃうかもしれないと視線を気にしていました。映画館も家族なのに別々の席に座ったり、外食も時間差でお店に入店したりして。ヘンですよね(笑)。


鉄の掟を解禁してメディアに登場


——そんな「鉄の掟」があるなか、昨年9月に家族として公表しましたよね。どういう経緯で公表することになったのですか?


真威人くん まず「深イイ話」から出演オファーが来て、何度も家族でどうするべきか話し合いました。まず一番上のお姉ちゃんは出ないことになって。それで僕たち3人のうち誰かが1人で出る予定だったんですけど、1人だと心細くて、2人になり、そして最後に3人で出ることになったんです。どうなるか予想がつかなかったのですが、放送が終わってみたら一気に肩の荷がおりたような、解放感がありました。でも、あれだけ秘密だったのにお父さんの決断には驚いたよね?



天音ちゃん パパが家族会議で「令和の新しい時代になって、2020年に向かうこの時期に新しい一歩を踏み出そうか」と言って、決まったんです。


——反響はありましたか?


舞衣ちゃん すっごくありました。放送翌日に学校へ行ったら、友達が走ってきて「見たよ!」って。「お父さんは藤岡弘、だったんだ」って驚いていました。放送後からはパパと普通に外でご飯を食べに行ったりできて、うれしかったです!


天音ちゃん 私も友達に囲まれて、すごい反響でした。「やっぱりお父さん、藤岡弘、だったんだー」みたいに言われて。バレていたんですかね(笑)。先生にも授業中にちょっといじられたりしました。



真威人くん お父さんは「やっぱりこうなるんだな、俺はわかっていたぞ。アッハッハー」みたいな感じでしたけど(笑)。



——藤岡流の子育ては厳しいですか?


真威人くん 世間的には怖いイメージがあると思いますが、やさしいが9割のお父さんです。怒る理由は決まっていて、例えばお父さんが料理をしているときはたいてい兄妹の誰かが手伝うんですけど、楽しくなってきてふざけたりしちゃうんです。そうすると、「一つのことに集中しろ!」と一喝。「真剣にやっているときは目の前にあるものに集中して取り組むこと」と厳しく言われます。「でもそうじゃないときは楽にしていいから」とも言ってくれますが。


天音ちゃん 怒るというより諭す感じなんです。「ちゃんと目を見て話を聞きなさい」って。先生みたいな感じです。お父さんは一度話し始めると、永遠に話し続けていられるくらい体験や知識が豊富なので、話したいことがあるんです。スイッチが入ると、平均1時間くらいで、体感3、4時間くらいは話しています(笑)。

でも、妹の舞衣には明らかに甘いんです。舞衣が何か怒られることをしても「まだ小っちゃいから」とか、「舞衣はまだ小学生なんだぞ」って甘やかされています。



カラフルなグミを食べていたら始まったお説教


舞衣ちゃん そんなことないですよ! この前なんて、青とかピンクとか黄色とかのカラフルなグミをボトルで買って食べていたら、パパが「そんな体に悪そうな物をなんで食べるんだ」って。「美味しいんだよ。パパも食べてみて」ってあげようとしても「体に悪い成分は乳化剤や……」と語り始めちゃって。最後には「ちゃんと裏の表示を見て食べなさい。体は求めてない」と怒られちゃいました。


真威人くん 藤岡家では“食”は最も大事にしていることなんです。食べ物は体の中に入るものなので、なるべく外食は避けて、お父さんが吟味した食材を「俺が作ってやる」と言ってお母さんと一緒に調理して、栄養満点で野菜たっぷりの料理をいつも作ってくれます。お水に関しても水道水じゃなくて、天然水にするなど、些細なことにも気を遣っています。



——藤岡弘、さんは柔道三段、刀道教士七段、小太刀護身道四段の有段者ですよね。武道家ならではの教えはありましたか。


天音ちゃん 学校から歩いて帰ってくるので、「上下左右前後、全部見ろ!」っていつも言われています。「常に不審な人が付いてきてないか意識を持って歩きなさい」って。でも上下左右前後を見ながら歩いていたら、逆に「変な人だな……」っていう目で見られたことがありました(笑)。あと、トイレも要注意だよね。


舞衣ちゃん そうだよね。藤岡家では外出先で「トイレは絶対に1人で行っちゃダメ」なんです。何かあったらどちらかが助けを呼びに行けるように、必ず姉妹揃って行くようにしています。特に海外はそうしています。




真威人くん 僕は「使い方を学べ」と、中学のときにお父さんからナイフをもらいました。ナイフは危険な凶器だというイメージですが、「正しく使えば便利な道具になるんだ」と、キャンプなどで使い方を教えてくれます。


天音ちゃん 私たちは笛をもらいました(笑)。自衛隊も使っている笛で、危険なときにピーッと吹いて鳴らすんです。外に出るときはいつも持ち歩いていて、海外に行く時は首にぶら下げています。



父vs.兄妹で繰り広げられた「スマホ闘争」


——優しくて楽しいお父さんですね。ケンカしたり揉めたりしたことはなかったんですか?


真威人くん 「スマホ闘争」がありました。友達が皆スマホを持っていたから、ずっと「欲しい」と何度も何度もお願いしていたんです。でもお父さんは「お前にはまだ早い」と許してくれなくて。



天音ちゃん 大変だったよね。


真威人くん だから、小学生から中学生に上がるときにお母さんに頼んでこっそり買ってもらったんです。買ってもらってしまえば勝ちだと思って(笑)。その後にスマホを買ってもらったことをお父さんに言いに行ったら、やっと「毎日のお手伝いと犬の散歩をすること」を条件に許してくれました。でも僕より天音ちゃんは賢かったよね?



天音ちゃん お兄ちゃんが買ってもらうときに大変だったことを覚えていたので、私も中学校に入るときにママに頼んで買ってもらってからパパに報告したんです。「携帯は連絡手段で使うし、いつ何が起こるかわからないから必要だよ」って説得しました。パパは「……」でしたね。でも舞衣ちゃんは小学生なのにもう持っているんですよ。


スマホの着信履歴はパパだらけ


舞衣ちゃん だってー、パパに頼んだら「お兄ちゃんやお姉ちゃんが熱中しているから絶対にダメ」って言われて、お誕生日にお願いしてもダメだったんだもん。このままじゃずっと買ってもらえないと思って、それでママにお願いしてこの前買ってもらったんです。最初は「パパが使おうか」と言われて、使わせてくれないかも!って思いましたが、最近はスマホで写真を送ると「舞衣ちゃんは写真の才能があるなあ」と褒めてくれます(笑)。


 でも、スマホを持ってから下校時刻になると、パパから「今どこだ?」っていう電話が掛かってくるようになって。「まだ学校の近くだよ」って言うと「あと何分くらいで着くんだ?」って、30分おきに電話があるんです。パパが出張のときは、私の位置情報を確認しているみたいです! 着信履歴はパパからがすごく多いです。



天音ちゃん 本当に着信がすごいんですよ。学校で勉強していると、突然パパから電話が掛かってきて出られないことがあるんです。そうすると家で「何で出なかったんだ!」と毎回聞かれて。授業中だったんだよと説明すると、安心して「そうか……」って。ちょっと可愛いパパですね。そういえばつい最近、お兄ちゃんはスマホの使い方でパパに怒られていたよね?


真威人くん そうだった……。冬休みに家で電話をしながら、スマホでゲームしていたんです。最初はやさしく「そろそろ止めろよ。1時間経ったぞ」と言われていたんですけど、それでも夜遅くまでやっていたので、スマホを取り上げられてすごく怒られました。追いかけてゲームを奪い返そうとしたんですけど、お父さん相手では太刀打ちできず敗北です(笑)。その時に、ゲームを長時間続ける危険性が書かれた新聞記事を見せられて、「俺より早く老化するぞ」と、ひたすらお説教されました。止めなかった僕が悪いんですけど。でも次の日になると何事もなかったかのように接してくれたので、安心しました。


※ 後編 へ続く



藤岡弘、のイケメン息子と美人娘インタビュー「私、この家に生まれてきてよかったのかな」 へ続く



(「週刊文春デジタル」編集部/週刊文春デジタル)

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