名作だった「大河ドラマ」ランキング! 3位『利家とまつ』、2位『篤姫』を抑えた1位は?【2000年代編】
2025年1月25日(土)6時0分 女性自身
5日から放送がスタートしたNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)〜』。初回の平均世帯視聴率は12.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、過去最悪の記録だったものの、NHKプラスではこれまで配信した全ドラマの中で最多視聴数の72.8万UB(ユニーク・ブラウザ)を記録した。
そこで本誌は、名作だったと思う「2000年代の大河ドラマ」についてアンケートを行った。
第3位は『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』(2002年)。
激動の戦国時代を生き抜き、加賀百万石の礎を築いた藩祖・前田利家とその妻・まつの夫婦の愛を描いた作品。前田利家を唐沢寿明、まつを松嶋菜々子が務め、入籍直後の反町隆史と松嶋の共演は、当時話題を集めた。
《キャストがよかった》(50代男性・会社員)
《ドキドキ、ワクワクして、むかむかして、かなりよかった》(60代女性・無職)
《時代劇の中でも一番人気のある織田信長から豊臣秀吉にかけての時代を、主人公を別に設けて描き切った。ちょっと斜めから見たこのドラマは、配役もピッタリで非常によかったと思います。》(60代男性・無職)
《支える妻の姿がよく描かれていた》(50代女性・専業主婦)
内容、キャストともに申し分なしだったようだ。
第2位は『篤姫』(2008年)。
江戸時代末期に薩摩藩から徳川家へ輿入れした、女傑・篤姫を主人公としたドラマ。宮﨑あおいが主人公を熱演し、同年の文化庁芸術祭参加作品にも選ばれ、高い評価を獲得した。
《歴史を感じ、かつ現代ともリンクした》(60代女性・自営業)
《時代考証がしっかりされていたように思える。》(60代男性・会社員)
《堺雅人と宮﨑あおいが内容に合っているし、演技も面白い。》(50代女性・専業主婦)
《女の戦いが見応えあった》(40代男性・会社員)
《地元に近いので興味があった》(50代女性・専業主婦)
と、王道の大河ドラマとは異なり女の戦いを描いた内容が視聴者に刺さったようだ。
第1位は『新選組!』(2004年)。
近藤勇を主人公に、京都守護職下の警備組織として知られる新選組が題材となった『新選組』。原作・脚本は今作が大河初脚本となった三谷幸喜が務めた。初出演で主演を務めた香取慎吾など、若い俳優が起用されたことでも有名だ。
《キャスト、演出、脚本全て面白かった。いい意味で大河らしくなかったから》(40代男性・自営業)
《原田泰造がいい演技だった》(20代男性・会社員)
《若い力がみなぎっていて、新鮮に毎週楽しめた》(60代女性・会社員)
《魅力的な登場人物が多かった》(40代男性・会社員)
と、若い俳優陣の多い配役が高評価を得たようだ。