真矢ミキ「2時間会えばほとんどの話できる」の言葉に感銘

1月25日(水)7時0分 NEWSポストセブン

休日は「ダメ人間」という真矢ミキ

写真を拡大

 朝の生放送のレギュラーを持つ真矢ミキさん。プライベートの時間もないくらい忙しいのでは…と思いがちだが、忙しい中で時間を有効に使っているという。真矢さんが、日々の生活について綴る。


 * * *

 朝の情報番組をさせていただいている私は、平日の朝は4時半に起きて5時半にはテレビ局入り。そしてメイクや打ち合わせをして、8時から10時まで生放送。従って午前中の10時半には一日の仕事がほぼ終わっているのです。そう、前倒しの生活。


 で、そのあとどうするか。私は結構な貧乏性みたいで、これだけ時間があれば、あれもこれもできると詰め込みがち。だから以前はスケジュール帳のマスの中だけで生活していた(わかります? 1か月見開きの、正方形の1マスが1日になってるタイプ)。しかし最近は1マスじゃ足りなくなり、後ろのほうの時間割みたいな頁もしっかり使いこなすようになってきました。


 しかも、ひとつの予定が分単位で…(私、変わったなぁ)。先日も上野にある博物館で脳科学者の、のんちゃん(中野信子さん)と番組終了後すぐの11時半に待ち合わせ、そしてすぐさま壁画を見に『世界遺産 ラスコー展』へ。


 右耳にはイヤホンガイド、左耳には彼女の科学者としての解説を聞けるという何とも贅沢な時間が過ぎていく。


「ホモ・サピエンスくらいから前頭葉が急激に突き出し発達してる。おー、職人技ね? ネアンデルタール人…」などなど楽しいなんてもんじゃない。


 難しいことはわからないけど昔から恐竜や考古学に興味がある私にはたまらない。時空を超えた空想世界に酔いしれる。結局、私たちはチケット代の元を余裕で取りかえすほどに堪能し、記念にミュージアムショップでマンモスの牙を共に買い、これをペンダントにしようと盛り上がり午後1時半には“じゃーね”とマンモスの牙を握りしめながら慌ただしく別れた。お茶すらせずに。


 普通ここからの女子トークやら遅めのランチやらが楽しいのでは? なのでしょうけど、彼女とはこんな過ごし方がもっとも自然だった。人とのおつきあいに相性はつきもの。これはどなたも感じられること。あと、それに加えて、相手によって過ごす時間もさまざまがいいのかな、と、最近私は思う。



 職人肌の気難しい友人が以前言った“人は2時間会えばほとんどの話はできている”。このクールな言葉は当時耳を疑った。うーん2時間、あっという間で落ち着かないな、と一見思うが、意識して人と会ってみると、話したかった内容はほとんど2時間内で済まされていて、あとはその場の雰囲気を楽しむ余談になっているから不思議。


「最近○○さんに会ってる?」なんて会話が始まったら、大体ここからは雑談なのだ。だから、もうちょっとお話ししたかったなと思うくらいの別れのほうが帰り道に程よく余韻があって、早くも会いたくなる。“また君に〜会いたくて〜”ってあったなぁ…(好きです、冬美さま)。


 時間は買えない。特に大人になると。うん、最近強くそんなことを思う。なんて、少し細かい観察眼を持って、時間を大切に生きてるのよ私。的な発言に恥ずかしくなってきました(汗)。


 なぜなら、それは一日家で休むと決めた日の私の有様だ…。


 ソファか! と思うくらいにダラダラゴロゴロ、伸びに伸びて椅子と一体化する私。真矢さんに限って、ダラ〜ッとすることなんかないでしょう? なんてドラマの刑事役か宝塚の男役の固定観念で見てくださるかた、これが結構多いのですが…できれば動画で見ていただきたいくらい、ダラけています(汗)。よくあるダメ人間至福の図。片手にポテトチップスやお菓子を置いてのテレビ三昧。簡単に一日がテレビと共に終わることもしばしば。


 寝る前はユーチューブなんかも見ちゃって、こちらも“あなたにオススメの動画”なんて携帯まで気を利かせてくれる時代だからキリがないキリがない。


 アー、また今日も20時間くらい起きてたと、結局睡眠不足の毎日が続いている私です。貧乏性はとまらない。やめられない。


“有効に一日を生きた”と目の下に勲章みたいなクマを作りながら、満足に酔いしれ生きるのか? はたまた、夜9時くらいから甥っ子と競う勢いで正しく眠りにつく毎日で生きるのか?


 前倒しに早朝起きるようになった私の人生。24時間という限られた時間の中をどう過ごすのか…これぞ今、私に課せられた選択という大人の醍醐味なのかもしれない。


 To be or not to be, that is the question.ではないけれど、私は今こそシェイクスピアに問いたい。


“起きているべきか? 寝るべきか? どちらが自分の為なのか”。 …それが問題だ。


撮影/渡辺達生


※女性セブン2017年2月2日号

NEWSポストセブン

この記事が気に入ったらいいね!しよう

真矢ミキをもっと詳しく

BIGLOBE
トップへ