【レシピ】「葛きり入り酸辣湯」体を芯から温める冬の薬膳スープの作り方

1月26日(火)12時30分 婦人公論.jp


『葛きり入り酸辣湯』(撮影:三村健二)

現在発売中の『婦人公論』(2月9日号)の料理連載「ヘルシーキッチン」では、「冬の薬膳スープ」を特集! 寒さで、血行や代謝が滞る季節。医食同源の知恵を基本にした、冬を元気に過ごすためのスープを村岡奈弥さんに教えていただきます。今回は、葛きり入り酸辣湯です(料理=村岡奈弥 撮影=三村健二 スタイリング・構成=関澤真紀子)

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寒さに弱い「腎」をケアし
不調知らずの冬を過ごしましょう


薬膳は、中国の長い歴史の中で培われてきた「医食同源」の思想を基本とした食事のこと。日々の食を通して体調を整え、病気になりにくい体をつくることを目的としています。こう説明すると「特殊な食材を使った料理「」家庭では難しそう」と思われがちですが、胃腸の働きが鈍っている時にキャベツや白菜を摂ったり、風邪気味の時に体を温め邪気を飛ばす葛湯、しょうが糖を飲んだり......。体調に合わせて身近な食材を選んで食事に取り入れる養生法。これが薬膳です。

冬は人間の五臓の一つ「腎」が傷つきやすくなります。精を貯蔵し体内の水分代謝、成長・生殖・免疫系を司る腎は、冷えを嫌います。そのため、鶏肉、にら、しょうが、ねぎ、よもぎ、えび、鮭、八角、丁字(ちょうじ)など体を温める食材や、腎の働きを助ける黒豆、黒きくらげ、きのこ類、くるみなどを意識して摂ることが大切。冬の間に腎をケアすることは、アンチエイジングにもつながります。

葛きり入り酸辣湯


葛が首から肩にかけてのこりをほぐし、にらが体を温める力を補い、黒酢が血流を促し、黒きくらげは血を補いながら巡りをよくする

■《 材料(2人分) 》

・豚薄切り肉…80g
・しょうが…20g
・にんじん…30g
・黒きくらげ(乾燥)…3g
・にら…2本
・搾菜(ザーサイ)…50g
・葛きり(乾燥)…30g
・赤唐辛子…1/2本
・鶏スープ…400mL

A
  黒酢…大さじ2
  醤油…少々
  塩…適量 

・水溶き片栗粉…適量
・サラダ油、ごま油…各適量

■《 作り方 》

(1) 豚肉は細切り、しょうがはせん切りにする。にんじんは細切りにする。きくらげは水で戻し、石づきを除いてせん切りにする。にらは3cm長さに斜めに切る。

(2) 搾菜は水に浸けて塩抜きをし、細切りにする。葛きりは袋の表示どおりにゆでて戻す。赤唐辛子は種を除いて輪切りにする。

(3) 鍋にサラダ油を熱してしょうがと赤唐辛子を炒め、香りが立ってきたら豚肉、にんじん、きくらげ、の順に加えて炒める。

(4) 全体に油がなじんだら鶏スープを注ぎ、ひと煮立ちしたら葛きりを加える。

(5) にらと搾菜を加えてAで味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつける。

(6) 器に注ぎ、ごま油を回しかける。

本誌ではかぶのスープ スモークサーモン添え、鶏肉入り粕汁など5種の薬膳スープレシピを掲載しています!

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