『東京タラレバ娘』ラブシーンに発狂者続出も、幼稚なセックス観に胸焼け/第二話レビュー

1月27日(金)3時15分 messy

『東京タラレバ娘』公式HPより

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 第二話にして登場人物4人がラブシーンを演じるという急展開に、多くの視聴者が発狂している25日放送の『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)。ストーリーは置いといて、平岡祐太のゆるいお腹に高まりました。

 一組目は、倫子(吉高由里子)とKEY(坂口健太郎)。倫子は、ずっと頑張ってきた新ドラマの仕事を、突然降ろされてしまいます。それも、後任は枕営業と噂の笹崎まりか(筧美和子)。失礼ながら、ドンピシャすぎるキャスティングに痺れましたね。倫子は、枕の証拠を掴もうと監督と笹崎を尾行してみると、案の定ホテルに。「やっぱりか!」と思ったのもつかの間、カフェで早坂さん(鈴木亮平)やテレビ局スタッフとの打ち合わせだったんです。その上、話を盗み聞きしてみると、笹崎の女を使った営業うんぬんではなく、恋愛から遠ざかっている自分の実力不足だったことが判明。「仕事は頑張れば結果が出るって信じてた。でも気づけば世界は手にはいらないもので溢れてた」と、ひとり呑んべえでヤケ酒です。

 そんな倫子のぼやきを、居合わせたKEYは何も言わずに聞き続けます。そして、寝てしまった倫子を、小雪(大島優子)に頼まれておんぶして家まで送ることに。家のソファで目を覚ました倫子は、そんな自分に嫌気がさし「何の結果も出せてないけど、これでも一生懸命生きてきたつもり。なのに仕事も恋愛も……もう、どうすればいいのよ」「アンタにはわからないだろうけど」と自暴自棄モード。

 すると、KEYは「わかるよ。アンタによく似た性格の女知ってるから。だからイラッとする。ちゃんとしろよ」と一喝。それでも、「無理。女として終わってるから」と自虐する倫子に「じゃあ試してみる? 俺とヤッてみる?」「どうすんの?」と!!! 突然すぎる提案に戸惑う倫子をよそに、KEYからキス。そしてセックスしちゃいます。



 二組目は香(榮倉奈々)と涼ちゃん(平岡祐太)。倫子と小雪とともに早坂さんから誘われた人気バンドのライブに行ってみると、昔「経済力ゼロの夢追い人を支える女にはなれない」と振った元彼・涼ちゃんがギターを務めるバンドだったのです。仕事で来ている早坂さんに連れられて楽屋へ行ってみると、「香……!!」「ここまで来れたのは全部香のお陰だよ。ありがとう香!」と無邪気な笑顔で抱きついてきます。香はまんまと舞い上がって運命を感じたのですが、涼ちゃんの彼女が現れ、意気消沈。「若い頃は平気で捨ててきたものが、今となっては絶対に手に入らない」「時間を巻き戻したい」「でも、もうあの頃には戻れない」と3人で飲んだくれます。

 後日。彼女のいる涼ちゃんへの淡い期待を打ち消そうと、連絡先を消そうとした矢先。2人の思い出の場所にいる涼ちゃんから「香、会いたい」とテレビ電話がかかってきます。香は必死に「会う理由ないよ」「行かない」と拒むのですが、「会いたいって理由じゃないの?」「待ってるから」と。バンドマンってやっぱりクズなんですね。全員じゃないと思いますけど! その連絡から数時間後……香は行っちゃうんですね〜。そして、涼ちゃんも待ってるんですよ〜。売れっ子なのに余暇たっぷり☆ 香を抱きしめ「懐かしいな〜香の匂いだ〜」なんて言っちゃう始末。

 その後、涼ちゃんは「見せたいものがある」と香を家に上げ、「約束したよな。何倍もデカイ東京タワー見せてやるって」と、昔、同棲していたアパートの窓からは極小だったそれを見せながら微笑むのです。悪魔です。もちろん香も約束を覚えていたにも関わらず、涙目で「覚えてない」と強がりつつも、そのままセックスしちゃうんですね。



 倫子と香のラブシーンが交互に映し出され、「この先、どうなるかなんてわからない」「ここにあるのが愛なのかなんてわからない」「でも、私たちは進んで行くしかないんだ」という倫子のナレーションとともに、身体を重ね合う4人。そして、翌朝。倫子と香が「次の一手がわからない」と嘆いて終了しました。

 倫子は、内面が憎すぎて恋愛感情は抱いていませんが、KEYの顔はタイプなんですね。実際“タイプの人気モデルに迫られてワンナイト”って、すごく夢のある話じゃないですか? 香に関しては、今や人気バンドのギタリストの涼ちゃんに彼女がいると知ってて会いに行ったわけで。なのに「進んで行くしかないんだ」と自らを奮い立たせ、「次の一手がわからない」と悩む2人の浅はかさに萎えました。割り切れないならヤらなければ良いのに。

 ワンナイトするな、汚らわしい! なんて煙たいことを言いたいのではなく。30年も生きてきて、それなりに恋愛経験もあるのに、自分の性格を自覚できてないことに興ざめしたんです。自分で自分の首を締めている人の恋愛相談を、画面越しに見せられている気がして腹が立ちました。とても幼稚で、なんかダサイ。「仕事も恋愛も上手くいかないから」「相手が甘い言葉を囁いてきたから」なんて言い訳振りかざしてないで、ちゃんとしろよ!
(ドラマウォッチ:ナチョス)

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