堀潤氏 フジ“やり直し”会見 港社長の説明に納得できず「しっかりとした見解を述べたとはいえない」

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　　元NHKアナウンサーでジャーナリスト堀潤氏（47）が27日、TOKYO　MX「堀潤　Live　Junction」（月〜金曜後6・00）に出演。中居正広氏（52）の女性トラブルで社員の関与が報じられているフジテレビが同日にあらためて開いた記者会見について言及した。

　番組では、辞任を発表した港浩一社長の答弁を報じた。中居氏と女性とのトラブルに関与したと報じられた同局編成幹部について、「（週刊誌報道の編成幹部）Aが特定の日に関係がないと判断したのは、本人へのヒアリングや通信履歴の確認、中居氏へのヒアリング等をして、特定の日にAは関係していなかったと。いわば、限定的な日付の出来事に関してAは関与していなかったと表明をしました」と説明した。

　番組冒頭、スタジオで堀氏は「本当に恥ずかしいですね。世界情勢、国内のニュース、伝えなきゃいけないことがたくさんあるのに、この業界内の単なる企業を守るための隠ぺい工作に付き合わされてるって本当に視聴者の皆さんに申し訳ない思いです」とコメント。

　港社長の発言にも言及し、「しかも、港さんの言い方ね。限定的な日付に関しての社員Aの関与は確認できなかった。会見の前段にはいろいろありまして、その前にもいろんなパーティーとか催し物が開かれてるんですよ。そこには社員Aが参加していたりとか、その女性の方の参加とかもあるんですね。その一連の中で考えなきゃいけない話なんですけれども、強調していたのはその限定的な日の会社員Aの関与はないということと、全面に打ち出していたのが“女性の希望に沿って”という話なんですね」と指摘した。

　そして「それに対して経営陣がしっかりとした見解を述べたとはなかなか言えませんでした」と私見を述べた。