はれのひ社長「ギリギリまで」が手遅れに 報道番組は見ず知人宅に滞在

1月27日(土)11時37分 Techinsight

「雲隠れも逃げてもいない」はれのひ・篠崎洋一郎社長 会見にて

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26日夜、「はれのひ」篠崎洋一郎社長が横浜市内にて会見を行った。8日の成人式当日突然の営業停止により、多数の新成人がトラブルに巻き込まれてからすでに18日が経過。あまりにも遅い謝罪となった。

横浜地方裁判所において破産手続き開始が決定した「はれのひ」。多くの報道陣が集まる中、公の場に現れた篠崎社長は「お客様をはじめ各取引先に多大なご迷惑ご心配をおかけしたことをここで深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。また本日までに説明が遅れたことをお詫びいたします」と深々と頭を下げた。


平成23年3月に設立、横浜店を皮切りに一時は6店舗まで拡大したはれのひだが、人権費コストの増加で平成28年9月期には大幅な赤字だったことを明かす。「売上の減少に歯止めがかからず、成人式当日着付けの費用も支払いの目途がたたず、このような事態となり、お嬢様ご家族さまに一生に一度の成人式を台無しにし、本当に取り返しのつかない事態になってしまったことは全て私の責任。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪を繰り返した。

報道陣から「なぜ今まで雲隠れしていたのか?」「どこで何をしてどんな気持ちで逃げていたのか?」と詰問されると、「対応に苦慮していた。事の重大さは分かっていたがどのように対応したらいいか分からず、弁護士も決まっていなかったので相談するところもなく、今日の会見になった」と説明し、「毎日とても寝れるような状態でなく(そんな)精神状態でずっと過ごした。成人式を迎えられなかったお嬢様、ご家族様のことを思うと非常に心が痛んだ」と述べた。

「滞在先は神奈川県内の知人のところ。隠れるつもりはなかったけれどそのように見えたことは非常に申し訳ない」と話す社長は、各メディアが報道していたものを「見ていなかった」と言い「数人の友人から内容を随時知らせてもらっていた」と明かす。

昨年の4月から経営が立ち行かなくなることを認識しつつ、注文を取り続けていた社長。詐欺ではないかとの指摘には「そういうつもりは毛頭なかった」「預かっていた着物には全部残っている」と答えた。


成人式当日に連絡がつかない事態になったことについて「ギリギリまで私も社員もいろいろな方面に交渉を続けていて出来なくなるという危険性はあったが、一切考えずに最後まで交渉をしていた。ギリギリまで何とかしたいという思いがあった。最後まで業者にあたり準備もギリギリまでして本当に精一杯やった。思えばもっと早くお客様にお知らせしていればこのような最悪な事態にはならなかったと思う」と述べた。

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