「男性がやっても刀剣が好きになります」プロデューサーが語る『刀剣乱舞』の魅力、そして愛!

1月29日(日)16時0分 おたぽる

『刀剣乱舞』のPが語ったこととは?

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 世に刀剣ブームも巻き起こし、女性を中心に絶大な人気を誇るゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』(以下、刀剣乱舞)。そのリリース2周年を記念し、サービス開始となった1月14日に、サンシャインシティ噴水広場で、『「刀剣乱舞-ONLINE-」二周年記念プロデューサートークショー』が開催された。

 登壇したのは、原作プロデューサーのでじたろう氏(株式会社ニトロプラス)と、エグゼクティブプロデューサーの花澤雄太氏(株式会社DMM.comラボ)だ。プロデューサーとして感謝の気持ちを伝えたかったと話す2人。

 噴水広場には、ステージ前だけでなく、広場を囲む地下1階から3階までの吹き抜けにまで、所狭しと大勢の審神者(プレイヤーのこと)が集まった。その中には、男性の姿もちらほら。

■男性が意識しないでやっても、刀剣が好きになります

 トークショーは、2周年の軌跡を振り返りながら進められた。
 まず、PCブラウザ版登録者数とスマホアプリ版ダウンロード数をみると、2017年1月現在で、PCブラウザ版の登録者数が約170万人、スマホアプリ版のDL数が280万DLで、累計約450万人が遊んでいるという。「PCブラウザ版は、DMMの中でも1位2位を争う登録者数で本当にありがたいです。アプリも、リリースしてまだ1年未満と女性向けということを考えると、驚異的な数字だと思います」と花澤氏。そして、男性ユーザーが約20%いることに対しては、「女性向けだと男性が意識しないでやっても、刀剣が好きになります。すぐ、ウィキペディアで調べたくなりますね」と話す。

 また、『刀剣乱舞』の特徴として、花澤氏は毎日アクセスするユーザーが多いことも挙げる。「みなさん、毎日勉強や仕事を頑張っていらっしゃると思うんですよ。刀剣男子たちの頑張りを見て、元気に頑張ってもらいたいなというコンセプトで作っているので、エネルギーをもらっていただけるとうれしいですね」

 一方で、2.5次元のミュージカルやTVアニメ、アンソロジー本などメディアミックスも多い『刀剣乱舞』。「『刀剣乱舞』は、それぞれ自分たちの本丸が存在していて、そこで自分の好きな刀剣男子を近侍にしたり、自分の好きな白刃隊を結成したりと、本当に自分の思い思いの本丸を作っていただきたいというコンセプトになっています。それと同じように、メディアミックスにもそれぞれに本丸があるという、わりと自由度を持ちながら本丸を作ってもらっていて、それぞれお好きな本丸を選んでいただきたいと思ってやっていますが、みんなすごく評判が良くて素晴らしいです」と、でじたろう氏は語る。

■三日月宗近は男性が見ても『はぁ〜』とうっとり!?

 そんなでじたろう氏は、『刀剣乱舞』をきっかけに日本刀に興味を持ったそうだ。「僕はメカオタクで、どちらかというと銃の方が詳しくて好きだったのですが、『刀剣乱舞』をやるにあたって、刀剣業界の方ともいろいろお付き合いさせていただき、勉強させていただいた結果、新しい魅力を感じて夢中になっています。僕自身も刀剣を10振り以上購入させていただき、秋葉原に『刀剣茶寮-Ura Akihabara-』を作って、ひとりでも多くの方に観ていただけるようにしています。本物の刀剣にも興味を持ってほしいです」と話す。

 また、三日月宗近の復元プロジェクトで作った「復元 三日月宗近 影」にも触れ、「国立博物館で展示しているものは、1000年近く昔からあるものなので、今は磨上げられてだいぶ細くなっているんですよ。これを、三条宗近が作った当時はどのような姿をしていたか復元してみようと、刀工の石田國壽さんと影打で作っています。見どころは、反りが深くて踏ん張りが強い、茎(なかご)から刀身にすごく曲がっているところを再現しているところです。真打を春くらいに作りたくて、打除けという“三日月”の名前の由来になっている波紋を目指したいと思っています」と刀剣について熱く語った。

 刀剣そのものもさることながら、刀剣男子のキャラクターも『刀剣乱舞』の魅力のひとつだ。MCから思い入れのある刀剣男子を聞かれると、「『刀剣乱舞』の魅力を伝えてくれたというところで、三日月宗近は間違いないかな。テスト段階のときに絵を初めて見たが、男性の私が見ても『はぁ〜』となり、時を止めた感じになるとは、こういうことなんだと本当に思った刀剣男子でしたね。個人的には、大きくてすらっとした人に憧れがあるので、太郎太刀、次郎太刀が好きです」と花澤氏。

 一方、でじたろう氏は、「もちろん、僕にとっても三日月宗近は復元を作っている大事な刀剣男子なのですが、もうひとつ挙げるとすると、藤四郎シリーズというかたちで、吉光という刀工が作っているいろいろな藤四郎です。刀剣男子も好きなのですが、刀が大好きなんですよ。本当に美しい、すごく目の細かい地鉄なんです。僕自身、一振り藤四郎を購入しまして、秋葉原においてあるので、秋葉原藤四郎という名前をつけて、愛着を持っています。いつかこれも刀剣男子にしてみたいなと思います」と刀剣愛をみせた。

■刀剣男子のここが好き! 声優陣からもメッセージが

 トークショーでは、“初期刀”の5振りと三日月宗近を演じる声優から、ビデオメッセージも届いた。

①2年間戦ってきた、演じる刀剣男士にひと言。
②改めて、演じる刀剣男士の魅力とは?

・増田俊樹さん(役:加州清光)
①「風邪を引かないように頑張ってね。いろいろなコンテンツが増えていく中で、うれしいことに加州清光は結構いろいろなところに呼ばれることも多いので、仕事も多忙な方だと思うから、体調管理には気をつけてほしいと思います」
②「余裕のあるところというか、やる気を出し過ぎないところですかね。自分の本心がないとか、ただやる気がないとかそういうやる気がないじゃなくて、自分のとって大事なものはあるけれど、そこに対してがむしゃらにはならない、どこか余裕があるところが僕にはないので、加州清光を演じていて、楽しいところでもあるし、僕が好きなところでもあります」

・濱健人さん(役:陸奥守吉行)
①「銃もいいけど、もうちょっと剣の稽古もやった方が良いかな。引き出しが広がるような気がして。銃を持っている陸奥守もすげーカッコいいし、真剣必殺のときに剣を抜く陸奥守もすごくカッコいいんだけど、それをもうちょっと剣を最初から抜いていれば、順番的に良いかなと」
②「大雑把に見えて、思いやりがあるというか、懐が深くて温かい人間……というか、刀剣男子だと思うので、そういったところが作中で、僕が表現できているかなと。もっと表現できたかなというところもあるんだけど、そういうところが素敵なので、プレイしながら、もっと知っていただきたいです」

・石川界人さん(役:歌仙兼定)
①「難しいです、タイプがまったく違うので。それをいうと、彼は雅と風流を愛していますから、風流な人は見つかったかい? 風流なパートナーは見つかったかい? と聞いてみたい。それと逆に聞きたいですね、雅と風流の違いを。本当に2年間走り続けてくれて、ありがとう」
②「彼って、穏やかだと思うんです。すごく普段も『風流だね』と川のせせらぎに耳をすませながら、空を見上げてぼーっとするというか、風流な歌を詠むという感じですけど、戦闘になると、豹変するじゃないですか。首をどうこうしてやろうかとか、そういうキャラになるので、そのギャップが好きですね。戦っている時の怖さというのが好きです」

前野智昭さん(役:山姥切国広)
①「写しだということにコンプレックスを抱いているのが彼の短所でもあり、長所でもあるので、それはそのまま出よいと思うんです。僕自身もそうですが、もっと自分に自信を持てよ、ということですね」
②「彼はコンプレックスを持っているけど、僕はそこを人間らしく思っているので、そこですかね。写しだというコンプレックスを抱えながらも、俺は俺だと強い自我を保とうとする、その姿勢がすごく僕自身と似ているので、そこが共感できて好きですね」

興津和幸さん(役:蜂須賀虎徹)
①「いろいろなところで、世知辛いと言われているかもしれないけど、君のプライドを、僕は誇りに思っているよ。よくやった。でも、兄弟とは仲良くしようね」
②「そうですね、美しいところですね。そう思うよ。」

・鳥海浩輔さん(役:三日月宗近)
①「彼の生きてきた長さに比べたら、2年間なんて、ちょっとした時間だと思うのですが、みなさまのお手元に届いてから、2年間ですか。彼も彼なりに戦ってきたと思います。必死さとか伝わらないかもしれないですけど、彼も彼なりに時間を生きていますから、まぁ、お疲れ様でした。引き続き、宜しくお願いします」
②「彼、ああいう人ですから。僕もわりとマイペースといいますか、もちろん周りに合わすことはできるんですよ。でも、基本的に自分のペースを持っている、自分の時間の流れがものすごくはっきりしているキャラクターですから、ある意味でぶれていない。そういうのができるというのは、非常に素晴らしいと思います。あとは、彼が勝手に人が寄ってきそうな、お世話してくれそうな感じなので、そのまま居れば大丈夫じゃないかと思います。そういったところをひっくるめて、彼の陰と陽の部分が非常に好きなんです」

 さらに、会場では、『刀剣乱舞』の主題歌「夢現乱舞抄」を歌う板垣奏太郎によるミニライブや、3年目の門出を祝う、鏡開きも行われた。

■千子村正の声が諏訪部順一に決まったワケとは?

 イベントの最後には、プロデューサーの2人から、うれしい告知とサプライズ発表が。まずは、サンシャインシティで開催されていた『刀剣乱舞-本丸博-』が、地方展開を予定しているらしい。「今、協議中ですけど、近畿地方や東北も考えていますし、中部、九州も考えているので、調整中です。本当に素晴らしいものができたので、多くの人に観てもらいたいです」とでじたろう氏は話す。

 そして、実装が予定されている新たな刀剣男子・千子村正の声優が諏訪部順一さんだと明かされると、会場からは歓声が上がった。「ニトロプラスでやっている『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』という人形劇で、主人公の殤不患を演じてもらっている最中に、僕がぜひ刀剣男子をやってほしい、僕らの思い入れがある村正をやってほしいとお願いしたことろ、快くやっていただけました」とでじたろう氏。花澤氏によると、実装については、3月中旬を目指しており、それまでの間は、今までと違った刀剣男子の活躍が見られる新しいイベントが行われるという。

 さらに、「DL数が280万で、200万DLを超えると、普通は何かあったりしますよね?」というじたろう氏の声に、1月末頃、期間限定の鍛刀を行うと花澤氏。資源のヒントは、「“200万”DLキャンペーン」だそうで、詳しくはバナーにヒントがあるそうだ。

 3年目に突入し、ますます盛り上がりをみせる『刀剣乱舞』。これからも目が離せない!
(文・桜井飛鳥)

おたぽる

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