進む時は一直線!EX風林火山が勝負手“舞姫”二階堂亜樹が日またぎ3連投/麻雀・Mリーグ
2025年1月30日(木)18時30分 ABEMA TIMES
Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、1月30日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はEX風林火山。リーダー二階堂亜樹(連盟)が、28日の試合で連投したが、日をまたいで第1試合に出場する3連投。トップなら2ランクアップの6位浮上も狙えるチャンスで勝負に出た。
亜樹は28日の第1試合でトップ、第2試合も2着に食い込み、大きくポイントを伸ばした。7位に落ちてきたKADOKAWAサクラナイツとは、わずか10.8ポイント差だが、その上にいる6位の渋谷ABEMASとも、53.4ポイント差。トップが50ポイントのルールで、素点も合わせればトップを取ればほぼ6位浮上。いよいよボーダーラインの上に顔を出す。大混戦から取り残されず、むしろ抜け出す側になるためにも、亜樹の一撃が待たれる。
3チームによるボーダーライン付近の争いに、なんとか加わりたいのが最下位のBEAST X。600ポイントほど離されており、まだまだ混戦に飛び込む道のりは長いが、直接対決で1チームずつ引きずり下ろしていくのが、一番効果的。菅原千瑛(連盟)も、上位チームのことは気にせず、EX風林火山を沈めながらのトップという理想を追いかける。
4位のKONAMI麻雀格闘倶楽部も、トータルは+11.0とわずかなプラス。ズルっと連敗でもしようものなら、いつ泥沼の混戦に巻き込まれるかわからない。滝沢和典(連盟)も、個人成績もマイナス域で停滞し、これ以上チームの足は引っ張れない。きれいな所作でかます強烈なアガリをファンは待っている。
逆連対の波を前回食い止めたU-NEXT Pirates。しっかりとリーグ3位の地位を守り、願わくは次のステージに向けて少しでも貯金を増やしたいところ。瑞原明奈(最高位戦)も、過去の実績を考えれば、+141.8では物足りないと思うファンもいるはず。「ムキムキッ♪」とポーズを決めて試合に向かうが、このポーズ通りにブンブンと腕を振る。
【1月30日第1試合】
EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)個人18位 +27.3
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人22位 ▲23.5
BEAST X・菅原千瑛(連盟)個人21位 ▲18.1
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人10位 +141.8
【1月28日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +930.1(66/96)
2位 セガサミーフェニックス +458.7(66/96)
3位 U-NEXT Pirates +286.0(64/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +11.0(66/96)
5位 TEAM雷電 ▲57.4(66/96)
6位 渋谷ABEMAS ▲232.5(66/96)
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲275.1(66/96)
8位 EX風林火山 ▲285.9(66/96)
9位 BEAST X ▲874.9(66/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)