谷原章介 ドクターイエローT4引退に「2回見たことあって、有楽町のビルの...」“遭遇経験”を告白
2025年1月30日(木)10時33分 スポーツニッポン
俳優の谷原章介(52)が30日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。東海道・山陽新幹線の点検車両、ドクターイエロー2編成のうち、JR東海が所有する「T4」が約24年間にわたった役目を終え、29日にラストランを迎えたことについてコメントした。
ドクターイエローは、「電車のお医者さん」として親しまれ、目撃機会の少なさから「見ると幸せになる」という都市伝説まで生まれた。最後の雄姿を目に焼き付けようと、駅や沿線には鉄道ファンらが詰めかけ、別れを惜しんだ。
T4は「700系」新幹線の車両をベースに開発され、2001年に導入された。05年にデビューしたJR西日本のドクターイエロー「T5」と2編成体制で東京—博多間を走行し、レールや電気設備を検査してきた。ダイヤは非公開で、めったに見られない特別な車両としてファンに愛された。
だが車体の老朽化に伴い、JR東海は最新の営業列車「N700S」に検査機器を搭載し、営業走行しながら検査できる体制を整えた。T4の運行終了に続き、T5も27年以降に引退となる。後継の検査専用車両を製造する予定はないという。T4は6月ごろから名古屋市のリニア・鉄道館で展示される。
谷原は「引退されましたかぁ」と残念そうに言い、「いやぁ、俺も2回見たことあって、有楽町のビルの上の方の中華料理店から見下ろしていたら、たまたまそこにドクターイエローが通ったのと、あとは新幹線のホームで待ってたら、シュンって通っていったことがある」と“遭遇経験”を明かしていた。