戦闘民族・鈴木優、アガリ8回 “+88.8”の末広がりな完全勝利!前回ラスを即リベンジ「いい日でしたね!」/麻雀・Mリーグ

2025年1月31日(金)10時0分 ABEMA TIMES

 やられたままでは済ませない、戦闘民族のプライドも垣間見えた試合だった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」1月30日の第2試合はU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)がトップを獲得。アガリ8回で+88.8の荒稼ぎ。前回のラスをすぐさまリベンジ、超攻撃的な内容でファンを魅了した。

【映像】鈴木優、驚異の“7山”親リーチに戦慄

 第1試合は瑞原明奈(最高位戦)が約5万点の点棒を持ちながらも、オーラスにKONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)の逆転満貫を浴び悔しい2着。それに続く当試合は起家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、鈴木優、BEAST X・中田花奈(連盟)、EX風林火山・勝又健志(連盟)の並びでスタートした。

 鈴木優は東場で2回の放銃が響き、微差のラス目で南場へ。南1局2本場で満貫をツモると、状況が一変する。まず親番の南2局は仕掛けて5800点を中田からゲット。さらに2900点を勝又からアガると、南2局2本場は6巡目に先制リーチ。1・4索待ちで、なんと山には7枚も残っている。当然のようにこれを鈴木優は一発ツモ。リーチ・一発・ツモ・平和・赤の1万2000点でダントツ状態となった。この猛烈な攻撃に視聴者は「つよ!はや!」「未来が見えてたかのようなリーチ」「ないすー!」「ノリノリで攻めまくってくるのマジ怖いなw」と驚きの声を上げた。

 これでも満足しない鈴木優、その後も2局続けてアガリを決め、親が落ちても南3局にまた満貫を中田からロン。6万8800点でゲーム終了、後続に影も踏ませぬ完勝を収めた。直近5試合全てで連対を外していた鈴木優。「コテンパンにやられてしまっていた。前回の試合はチームとしても、とても大事なところで結果が出せずに悔しかったので、1回でリベンジができてよかった」。8回のアガリについては「『アガれアガれ』と牌が来てくれた。良い日でしたね!」と照れ笑い。

 レギュラーシーズンは佳境を迎えつつある。最後に鈴木優は「年が明けてからずっと苦しくて、だいぶポイントを減らしてしまっていた」と年明けからの低迷を振り返った上で「チームはこれからも急上昇していけると思います。シーズンは佳境に入りますが、引き続き応援の方どうぞよろしくお願いします!」と爽やかな笑顔を見せた。昨年はMVPにリーグ優勝と非の打ち所がない成績を収めた戦闘民族。短い“冬眠”から目覚めた以上、上位チームもその攻撃力に戦々恐々としているはずだ。

【第2試合結果】

1着 U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)6万8800点/+88.8
2着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)2万5600点/+5.6
3着 EX風林火山・勝又健志(連盟)8900点/▲31.1
4着 BEAST X・中田花奈(連盟)−3300点/▲63.3

【1月30日終了時点での成績】

1位 赤坂ドリブンズ +930.1(66/96)
2位 セガサミーフェニックス +458.7(66/96)
3位 U-NEXT Pirates +405.4(66/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +91.4(68/96)
5位 TEAM雷電 ▲57.4(66/96)
6位 渋谷ABEMAS ▲232.5(66/96)
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲275.1(66/96)
8位 EX風林火山 ▲339.9(68/96)
9位 BEAST X ▲1,020.7(68/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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