1983年、トーキング・ヘッズ伝説のライブをA24が4Kレストアで復活！『ストップ・メイキング・センス 4Kレストア』をIMAXで観るべき理由とは――。

︎すべての要素にこだわり、世界最高レベルの臨場感を追求したのがIMAX！

① 視界いっぱいの巨大なスクリーン！
IMAXシアターに入ったら、まずはスクリーンの大きさに注目。床から天井、左右の壁から壁まで広がる大スクリーンはIMAXの特徴のひとつ。視野全体で映画を感じることができる。スクリーンと客席の距離が近く、表面も若干湾曲していることから、観客を映像が包み込み、まるで“映画の世界に入り込んだ”かのような臨場感を味わえる！

② 圧倒的な明るさ！
特許を持つ独自の映像処理技術「デジタル・メディア・リマスタリング技術（DMR）」により、映画製作者の眼に映った映像を最大限のクオリティで表現を可能に！上映に際しては最新鋭のプロジェクターを使用！それによって鮮明さと暖かみのバランスがとれ、細部までくっきりと映し出される明るくクリアな映像は、これまでにない圧倒的なリアリティをもたらす。その美しさに、きっとあなたも息をのむはず！

③ カラダの芯まで揺さぶる高精度なサウンド！
お腹の底まで響く大音響から肩ごしに聞こえるささやき、さらに人の耳では捉えきれない音域までカバーすることで、微妙なニュアンスも忠実に再現。聴くというより、“全身で感じるようなサウンド”を実現している。カスタムな配置と完璧なチューニングで、実際に“その場にいる”かのような臨場感を生み出し、シアター内の“どこに座っていても”理想的なリスニング環境になるよう設計されているから驚きだ！

︎バンド結成50周年、映画初公開40周年——。『ストップ・メイキング・センス 4Kレストア』をIMAXで体感せよ！2024年2月2日（金）公開

1983年12月にハリウッド・パンテージ・シアターで開催された、トーキング・ヘッズ伝説のライブの様子を収めたライブ映画『ストップ・メイキング・センス』。バンド結成50周年。収録から40年を経ても全く色褪せないこの最高級エンターテインメントを、A24が4Kレストアしてスクリーンに復活させた映画『ストップ・メイキング・センス 4K レストア』が、2月2日（金）よりTOHOシネマズ日比谷ほかIMAXでも同時公開される。最新鋭の音響設備が整い、シャープで鮮明な映像が巨大スクリーンに投影されるIMAXで鑑賞すれば、まるであの日のライブ会場にタイムスリップしたかのような臨場感に心を震わさずにはいられないはずだ。

デイヴィッド・バーンらメンバーによる躍動感溢れるパフォーマンスに、能楽からインスピレーションを得たというシンボリックな「ビッグスーツ」。さらにエキセントリックなダンスとエキサイティングな演出が加わった、トーキング・ヘッズ史上最高と称される圧巻のライブを収めた映画『ストップ・メイキング・センス』。メガホンを取ったジョナサン・デミ監督とトーキング・ヘッズは、当時レコード業界で働いていた本作のプロデューサーであるゲイリー・ゴーツマンを介してロサンゼルスのグリーク・シアターのバックステージで出会い、デミ監督がバンドが目指す姿をすぐに理解したことから意気投合。1983年にトーキング・ヘッズが発表したアルバム『スピーキング・イン・タングズ』のライブツアーの中から、同年12月にハリウッド・パンテージ・シアターで行われた公演を、ジョナサン・デミ監督が6人のカメラマンを率いて撮影。翌84年に劇場で初公開されたライブ映画の金字塔だ。

今回、劇場公開から40周年を迎えるタイミングで、A24が1999年以降初の改訂となる4K修復版で、『ストップ・メイキング・センス』を劇場再々公開することを決定。4Kレストアの監修者ジェームズ・モコスキーは、1999年に制作したインターポジフィルムの画質からさらにグレードアップさせるべく、1992年から人知れず眠っていた本作のネガフィルムを執念で発掘。撮影のジョーダン・クローネンウェスの息子であるジェフ・クローネンウェスの協力のもと、オリジナルのルックに限りなく近いライブ映像が蘇った。

一方、音声の修復は、トーキング・ヘッズのギタリスト兼キーボーディストのジェリー・ハリスン自ら、長年のエンジニアであるエリック“E.T.”ソーングレンとともに指揮を執り、パンテージ・シアター公演で録音されたデジタル・オーディオのコピーを使用し作業を行った。1999年に5.1チャンネル用のミックスをした際は「音が不鮮明だった」と感じていたハリスンは、今回はオリジナルに立ち戻りながら、マルチチャンネルオーディオ用に新たにミックスする感覚で修復作業を実施。加えて、従来のスピーカーよりも広い音域をカバーし、微妙なニュアンスも忠実に再現するIMAXサウンドとともに鑑賞すれば、1983年の伝説のライブを目撃したのと変わらないくらいの、圧倒的な没入感と感動が味わえるに違いない。

2023年のトロント国際映画祭で行われた4Kリストア版のワールドプレミア上映には、オリジナルメンバーであるデイヴィッド・バーン、ティナ・ウェイマス、クリス・フランツ、ジェリー・ハリスンの4人が一挙集結し、スパイク・リーの司会でQ&Aに答えたことも話題に。世界160以上のIMAXスクリーンでライブストリーミングされるや、IMAXの1日のライブイベントとしては史上最高の興行収入を叩き出したという、歴史的な傑作である。

メンバーや関係者らのインタビューシーンは一切なく、ただひたすら音楽を全身で浴び続ける至極の89分間。『ストップ・メイキング・センス 4Kレストア』をIMAXで体感せよ！

（文／渡邊玲子）

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