田中要次 俳優転身のきっかけが竹中直人の初監督映画 撮影技師の意外な目のつけどころにスタジオ大爆笑
2025年1月31日(金)12時55分 スポーツニッポン
俳優の田中要次(61)が31日、フジテレビ「ぽかぽか」(月〜金曜前11・50)にゲストとして生出演。俳優に転身するきっかけになった出来事を明かした。
俳優になる前は国鉄(現JR東海)に就職した田中。「芸能界とつながれると思っていなかった」と当時を振り返った。名古屋の映画館に通ううちに映画監督らと知り合う機会があり、山川直人監督から「“音楽系のショートムービーを撮るんだけど、君、楽器やってたんだよね?”って知っていてくれたんですよ。アマチュアバンドをやっていた。それで出てみない?というのが最初だった」ときっかけを明かした。
その後、国鉄を辞めて27歳で上京。山川監督の誘いで出た作品のスタッフを頼って照明スタッフの仕事を始めた。その時の監督が俳優の竹中直人。初監督映画となった1991年公開の映画「無能の人」だった。
その映画の撮影現場のフィルムテストで竹中が到着前に撮影技師から「君、竹中と額が似てるから」と田中がテスト役に指名された。「フィルムテストのモデルで映ったら、それを見た竹中さんが“こいつ、面白い顔してるな”って出てもらおうという話になった」と俳優デビューのきっかけを明かした。撮影技師の意外な目のつけどころにスタジオの共演者も大爆笑だった。