MEGUMI、「それでも俺は、妻としたい」で風間俊介と攻防戦 「新しいエンタメの形として見ていただけたら」
2025年1月31日(金)18時52分 エンタメOVO
(C)「それでも俺は、妻としたい」製作委員会
本作は、連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本などを手がけた足立紳による同名小説を原作に、売れない脚本家の夫・柳田豪太(風間俊介)とダメ夫を罵倒する妻・チカの笑って泣ける究極の夫婦愛を描いたエンターテインメントドラマ。
第1話では、豪太とチカのまだ穏やかな対決が描かれているが、MEGUMIは「嵐の前の静けさと申しますか、まだこんなものではないというのが正直なところです」と“予告”する。そして、「4話くらいから二人がどんどんむき出しになって爆弾発言が増えていきますし、息子のチャーミングさなどいろいろな魅力がバーッと出てくるので、そこまでの3話は助走です」と説明。「家族の生めかしい、誰も手をつけていなかった部分をドラマ化した作品です。もしかしたら目を背けたくなったり、耳をふさぎたくなるほどリアルに描かれていますが、家族っていいなと再確認できる作品でもあると思います。新しいエンタメの形として見ていただけたらいいなと思っています」とアピールした。
チカという役柄を演じる上では「ただ怒っている嫌な嫁にならないようにするにはどうしたらいいか、最初はすごく難しくて。チカが抱えている悲しみや弱さ、豪太のことをどう思っているのか、そして豪太を好きなのか嫌いなのかという答えを出していく作業は、自分の中でしんどいもので、難しいなと思っていました」と明かす。そして、「チカはどういう人なのか、自分の中で時間をかけて落とし込んでいきました。昔は輝いていた豪太をこうしてしまったのは自分のせいなのではないか。豪太に執着しているのは実はチカなのではないか。自分を犠牲にしているのは息子のせいじゃないんじゃないか。そうした彼女の背景を一つずつ想像してクリアにしていく作業を自分の中で行っていきましたが、実際に風間くんとのお芝居の中で見えてきたものもありました」と撮影を振り返った。
どれだけ罵倒しても豪太から愛され続けているチカだが、そんなチカを演じるMEGUMIも魅力的でい続けるための努力を欠かさない。MEGUMIは「チャレンジ精神は常に持ち続けたいと思っています。年齢を重ねると、新しいことにチャレンジし続けるのは面倒くさくなりますし、保守的にもなって怖くもなりますが、目標を設定して、そこに向かって進む。そうしていると面白そうだと人が集まってきてくれますし、こちらからもお声がけして一緒にやろうと言える。なので、この動きを止めたくないと思っています」と話す。忙しい毎日を過ごしているが、「スケジュールを組み立てて、時間をとって『この時間に鍼に行って、ここでトレーニングをして、打ち合わせをして、この時間にせりふを覚える』と決めています。やることを忘れないように、細かく管理しています」と時間管理についても教えてくれた。
(文/嶋田真己)