フジ検証番組に痛烈な意見7400件超 中居氏の番組継続に識者私見「女性保護というのを隠れ蓑にして...」

2025年2月1日(土)16時54分 スポーツニッポン

 フジテレビは1日放送の「週刊フジテレビ批評」(土曜前5・30)で、中居正広氏(52)と女性のトラブルを巡る一連の問題について、先月27日に行われた同局の2度目の記者会見について取り上げた。

 会見に関して視聴者からは7400件を超える意見や指摘があったといい、「中居氏を番組に起用し続けたことについて」「日枝久相談役の(会見)不在と報道機関としての説明責任」「10時間会見を放送し続けたことの是非」の3つに分けて紹介した。

 中居氏の継続起用についての意見を聞いたインターネットメディア「The HEADLINE」編集長の石田健氏は「気になったのは同じ説明が繰り返されていたこと」と指摘。「『女性に配慮したからです』という一点だけで説明をしていた。もう少し説明を尽くせたんじゃないかと」と続けた。

 「女性の体調を考慮して、さまざまな判断が遅れたといった説明を何度も拝見しましたが違和感がありました。女性が我慢をして出社をすればコンプライアンス相談窓口とも連携を取れたのですか?全て女性のせいに取れました」という意見も取り上げられ、上智大文学部新聞学科の音好宏教授は「女性保護というのを隠れ蓑(みの)にして、実際にはこの問題についての改革なり場合によっては大なたを振るうことができない状況」と私見を述べた。

 石田氏は「被害情勢の心身、刺激がと言うこと自体が人権意識の希薄さにつながってくるんじゃないかなという印象を持っていました」とし、「女性に対して初期の段階でヒアリングをして『秘匿してほしい、仕事に復帰したい』という意向があったからという説明がなされましたが、その後、あの会見に至るまでどこまで丁寧にコミュニケーションをしたのかということがあまり語られなかったというか、ほとんど語られなかった」と語った。そして、現場にいたメディア、記者から、これについての質問が出なかったことに対しても疑問を投げかけた。

スポーツニッポン

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