藤井聡太竜王・名人が3年連続“賞金王”！失冠で賞金微減も七冠堅守で1億7,556万円 2023年ベスト10発表
2025年2月3日（月）14時7分 ABEMA TIMES
日本将棋連盟は2月3日、2024年の獲得賞金・対局料ベスト10を発表した。賞金王は、3年連続で藤井聡太竜王・名人（王位、王座、棋王、王将、棋聖、22）。昨年6月に保持していた全8タイトルのうちのひとつ「叡王」を失冠したものの、七冠を堅守、2つの永世位獲得とその存在感を見せつける一年だった。その結果、獲得賞金・対局料は推定1億8,634万円で1989年の統計発表以来最高額を記録した前年から、約1,078万円減の1億7,556万円だった。
ランキングは2024年1月1日〜12月31日が対象。2位は藤井竜王・名人の牙城を崩し叡王位を奪取した伊藤匠叡王（22）、3位は王座戦挑戦、朝日杯優勝を飾った永瀬拓矢九段（32）だった。なお、女流棋戦では西山朋佳女流三冠（白玲、女王、女流王将、29）が1位だった。
◆2024年獲得賞金･対局料ベスト10
1位 藤井聡太竜王・名人（22） 1億7,556万円 ＜1億8,634万円①＞
2位 伊藤匠叡王（22） 4,364万円 ＜1,728万円⑩＞
3位 永瀬拓矢九段（32） 3,026万円 ＜3,509万円③＞
4位 佐々木勇気八段（30）2,900万円 ＜ランク外＞
5位 渡辺明九段（40） 2,594万円 ＜4,562万円②＞
6位 広瀬章人九段（38） 2,461万円 ＜3,066万円④＞
7位 豊島将之九段（34） 2,348万円 ＜2,223万円⑥＞
8位 山崎隆之八段（43） 2,124万円 ＜ランク外＞
9位 菅井竜也八段（32） 1,648万円 ＜1,959万円⑦＞
10位 羽生善治九段（54） 1,622万円 ＜2,604万円⑤＞
※対象期間：2024年1月1日〜12月31日
※＜＞内は2023年の獲得額と順位。単位は万円、金額は推定
（写真提供・日本将棋連盟）
