チャニング・テイタム、『ガンビット』の映画化頓挫がトラウマ「マーベル映画観られない」

2022年2月3日(木)11時45分 シネマカフェ

チャニング・テイタム Photo by Theo Wargo/Getty Images

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チャニング・テイタムにとって初監督作(リード・キャロリンと共同監督)となる『Dog』(原題)が、まもなくアメリカで公開される。

長年にわたって製作上のパートナーであるチャニングとキャロリンは今作より前に、X-MENのメンバーの「ガンビット」を主人公とした映画で、ともに監督デビューを果たす予定だった。この件についてチャニングが「Variety」誌に語った。

「スタジオ(フォックス)が、ぼくらにあの作品を監督させるのを本当に嫌がって。ぼくら以外ならだれでもいいという感じだった。というのも、ぼくらは一度も監督業をやったことがなかったから」と、フォックスが経験不足のチャニングたちに難色を示したことを明かした。とは言え、チャニングは、キャロリンと一緒に執筆した脚本があまりにもよくできたため、監督の座は手放してもいいと思ったとのこと。

その内容は、『デッドプール』と似たようなトーンで、かつ「ロマンティック・コメディのスーパーヒーロー映画」だったそう。もし製作が実現していたらR指定になっていたという。キャロリンは「実現まであと少しだった。キャスティングもやったし、制作オフィスもオープンした。ニューオーリンズに撮影しに行くところだった」と話す。

「ガンビット」の映画化企画は2014年頃から始まったが、2019年にディズニーが21世紀フォックスを買収したことで影響を受け、企画は立ち消えとなった。

チャニングは「ものすごいトラウマになったよ。マーベルのマシンはシャットオフ。マーベルのどの作品も観ることができない。本当にあのキャラクター(ガンビット)が大好きだったんだ。めちゃくちゃ悲しい。彼を演じるのに準備万端だったから、なんだか友だちを失ったみたいだ」と嘆いた。

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