『スーパーマリオ64』最速クリア大会で「120スタールール」世界記録が更新。プレッシャーをはねのけた走者は涙、総額8000ドルの賞金を掴む

2月4日(火)18時4分 電ファミニコゲーマー

 最速クリアを目指し記録を競うスピードランにおいて、1996年に発売された『スーパーマリオ64』はもっとも人気のあるゲームのひとつ。1月31日から2月2日まで開催された海外イベント「ESA BREAK THE RECORD-LIVE」は、そんな『スーパーマリオ64』の「120スタールール」で活躍する7人のトップスピードランナーをスウェーデンのベクシェーに集め、お互いに競い合うイベント。賞金総額は1万ドルとなっている。

 期間中にもっとも早いスコアを出したランナーには3000ドルが贈られ、もし世界記録が破られた時はさらに5000ドルが贈られる。つまり、これまでの世界記録1時間39 分5秒を破って1位となったランナーには、総額8000ドル(約87万円)の賞金や副賞が与えられる。

(画像はTwitchより)

 その大会において、招待された『スーパーマリオ64』トップランナー7人のひとりに選ばれたcheeseことアラン・アルバレス氏は、堂々たる走りでワールドレコードを更新。記録は1時間38分54秒となり、スピードランの記録を集積する「Speedrun.com」でも検証済みの公認がついた公式記録となった。公式記録として、人類が『スーパーマリオ64』120Starルールで38分台に足を踏み入れたのはこれが初めてだ。

 クッパを撃破した瞬間は、これまで幾度となく世界記録を更新したトップランナーも目に涙を浮かべ、信じられないといった表情をしている。イベント会場という特異な空間、多くの人が見守る中でプレッシャーをはねのけた末の大記録だ。

 イベント前のインタビューで「自身にまだ欠けているものはあるか?」という質問に対し、アラン・アルバレス氏は「物理的に違うことをやる必要はなにもありません。しかし精神的には常にやるべきことがあります」と冷静に分析していた。記録の更新後、cheese氏はTwitter上で「できるとは思わなかった」と記録更新の件を振り返っている。

 『スーパーマリオ64』のスピードラン記録はここ最近も頻繁に更新され続けている。1996年にリリースされてから20年以上が経ったが、今なお人気の競技だ。これからもさらなる研鑽が続き、さらなる大記録が打ち立てられるのは想像に難くない。

ライター/古嶋 誉幸

ライター
古嶋 誉幸
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter:@pornski_eros

電ファミニコゲーマー

「スーパーマリオ」をもっと詳しく

「スーパーマリオ」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ