NHK大河ドラマ『麒麟がくる』第3話キャスト&あらすじ紹介 画期的シーン光秀と高政の会話をネタバレ考察

2月4日(火)22時5分 海外ドラマboard

NHK大河ドラマ『麒麟が来る』第三回。長谷川博己演じる明智光秀は、戦で怪我を負った民を気遣い、農作業を手伝う。一方、斎藤道三は、下克上を成し遂げるためにターゲットを土岐頼芸に絞り込むのだった。道三の息子、斎藤高政と明智光秀の気持ちが伝わってくる二人の会話のシーンが画期的な理由とは?ネタバレ考察します!

第三回『美濃の国』あらすじ

織田信秀との戦で怪我をした領民を気遣い、農作業を手伝う明智十兵衛(光秀)。泥だらけになり作業する十兵衛に会いに帰蝶がやってきた。父の道三が夫の土岐頼純を亡き者にしたことを「そなたはどう思うか」と十兵衛に聞きに来たのだ。

一方、娘婿を毒殺した斎藤道三は、隠居同然の生活をおくる土岐頼芸のもとを訪れ、「守護の座について欲しい」と要請する。

第三回キャスト紹介

1548年(天文十七年)、加納口の戦いのあと、つかの間の平穏な日々を過ごす領民たち。しかし、美濃の守護の座を奪おうとする斎藤道三の標的は土岐頼芸に絞られ、新たな争いに突入していきます。※内容や年代などは、すべてドラマ内の設定です。

明智十兵衛光秀(長谷川博己)

怪我をした部下の代わりに農作業をする十兵衛。第3話では、斎藤家の帰蝶と高政から「話がある」と言われ、それぞれの悩みと思いを聞き、自分の意見を述べていました。斎藤家は十兵衛にとっては主君となる存在。いわば上司ともいえる人物に対しても、自分の意見をはっきりと伝える知性と気性を持ち合わせた人物であるということが伺えます。

帰蝶(川口春奈

夫を殺したのは、自分の父親……という状況に陥った帰蝶。戦国時代に生きる武家の娘のサガとはいえ、ツライ気持ちに変わりはないはず。気丈に振舞っていましたが、従兄の十兵衛に会いに来て、事の真相を訪ねるところに、乙女心を感じました。

駒(門脇麦

帰蝶の足のけがの手当てをしたときに聞いた美濃のキツネの話。以前、命を救ってくれたお侍さんが、その話をしていたことを思い出し、「その方は美濃の人かもしれない。」と、うれしそうに十兵衛に話していました。駒の命の恩人のお侍さんは、「麒麟がくる」ことを教えてくれた人物でもあるので、もしかしたら、物語に関わる重要な人物である可能性もありますね。

土岐頼芸(尾美としのり

由緒正しき美濃の国の守護の座を兄弟で争ったことにより、家臣の斎藤道三に実権を握られてしまった頼芸。とうとう土岐家最後の生き残りとなってしまいました。隠居同然の生活をおくりながらも、道三の息子である高政を利用し、実権を奪い返そうと画策します。

斎藤高政(義龍)(伊藤英明

高政は、斎藤道三の長男ではありますが、母親は道三の愛妾の深芳野。正室の子ではないわけです。しかも、深芳野は、かつて土岐頼芸の愛妾でもあったため、「自分の父親は、頼芸なのでは?」という疑問を持ち始めます。道三から邪険に扱われているのも気になり、高政の中に芽生えた葛藤は、徐々に大きくなっていきます。

【今週の注目キャスト】深芳野(南果歩)

斎藤道三の愛妾。以前は、土岐頼芸の愛妾だったが、後に道三の側室となる。美濃一の美女と言い伝えられている。

戦国時代の武将は、男子を残すために側室を何人も傍に置いています。深芳野は頼芸から道三へ、主君から家臣へ【下げ渡される】という屈辱を経験しています。女性たちを勢力争いの道具として利用していた戦国時代。武家に関わった女性たちも生き残るために戦いを強いられてきました。史実に記されることのない、女性たちの生き方に思いを馳せることができるのも大河ドラマの醍醐味ですね。

斎藤高政(伊藤英明)と明智十兵衛(長谷川博己)の口調に注目

「父上では国に未来はない。近い将来、父上に変わって美濃の国を治めるときには、知恵を貸してもらいたい。」と明智十兵衛に打ち明けた斎藤高政。十兵衛は、「美濃を良い国にするためにどう変えればよいか話し合いたい。」と答えます。主従関係でありながら、意見できる間柄である二人。混乱する戦国時代に生きている若者が、「自分にできることは何なのか」を模索する姿が心に響く素敵なシーンでした。

このシーン、時代劇の概念を変える画期的なシーンでもあります。高政が「父に反逆する」と、告白している重要な場面にも関わらず、「拙者、〇〇でござる」というような時代劇特有のセリフ回しをまったく使用していないのです。あえて普通の口調でさらっと語りあっており、明智十兵衛役の長谷川博己さんと、斎藤高政役の伊藤英明さんのセリフ回しと立ち居振る舞いが、とてもニュートラルです。時代劇でも現代劇でもない、その中間のいい塩梅で演じていると感じませんか?

そろそろ、時代劇だからといって時代劇口調で語らなければいけないという固定概念を崩す時期が来ているのかもしれません。本来の侍たちがどのような口調で話していたかということは、タイムトラベルでもしない限り知る由がないのですし、口調も含め自由な発想を取り入れて時代劇を制作しても良いのではないでしょうか。

第一話から、うすうすと感じてはいましたが、大河ドラマ『麒麟がくる』は、従来の明智光秀のイメージを覆すだけでなく、「時代劇とはこういうものだ」という固定概念を覆すという可能性を秘めたドラマかもしれません。

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『麒麟がくる』視聴率

タイトル視聴率ストーリー
第1回 光秀、西へ 19.1%光秀、斎藤道三の許しを得て京へ。三淵藤英、松永久秀、望月東庵、駒と出会う。
第2回 道三の罠(わな)17.9%光秀、美濃に戻り斎藤道三と織田信秀の戦いに参戦し、戦いの虚しさを知る。
第3話 美濃の国16.1%光秀、斎藤高政に美濃をどう変えれば良い国になるのか話し合いたいと伝える。
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話
第12話
第13話
第14話
第15話
第16話
第17話
第18話
第19話
第20話

出典元:ビデオリサーチ参照

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