ティモンディ高岸、始球式で涙した理由を明かす オードリー若林「ストーリー聞いたらグッとくる」
2023年2月6日(月)18時0分 ABEMA TIMES
『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、お笑いコンビ・ティモンディ(高岸宏行、前田裕太)がしくじり先生として登場。2020年に行われたプロ野球公式戦の始球式で高岸が涙した理由を明かした。
【動画】ティモンディ結成時の夢が叶った瞬間(9分40秒頃〜)
番組には、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、高橋みなみ、国本梨紗、JO1の佐藤景瑚らが出演。
高校生の頃から、プロ野球選手になるために人生をかけていたという高岸。しかし、大学に進んでからは自分を追い込みすぎてしまい、思いどおりのプレーができなくなる「イップス」という症状に陥った。現実を受け入れられなかった高岸は無理に練習を続け、その結果ひじを故障。悩んだ末、夢をあきらめて野球部を退部したという。
「これからの人生は人を応援する側に回りたい!」と決めた高岸は、お笑いコンビ・サンドウィッチマンが東日本大震災の復興支援活動をするのを見て心を動かされ、芸人を目指すことに。高校の同級生で親友の前田を誘い、コンビを組んだ。前田は、高岸がプロ野球選手の夢をあきらめた経緯を知っていたため、ティモンディ結成時に「プロ野球選手とは違う道でも、いつか始球式のマウンドに高岸を立たせてやる!」と約束したという。
憧れのサンドウィッチマンと同じ芸能事務所に所属した2人は、ある時サンドウィッチマンから「草野球やろうぜ」とチームに誘われた。そこでイップスの症状が出ることなく楽しくプレーできた高岸は、遊びで球速を測ってみたところ、なんと自己最速の150kmを計測したという。
それから高岸は、元野球選手の間で「150km投げる芸人がいるらしい」と話題に。そして芸歴6年目の2020年10月、ティモンディに奇跡的な仕事のオファーが舞い込んだ。それは、待ちに待ったプロ野球公式戦の始球式だった。
当時のVTRが映し出されると、そこには満面の笑みでグラウンドに入っていくティモンディの姿が。高岸は帽子を取って周囲を見回し、夢の舞台を噛みしめている様子。念願のマウンドに立つと、その目からは大粒の涙が溢れ、会場からは大きな拍手が起こった。そんな高岸の姿に、キャッチャーの前田も涙を流している。そして、観客や野球選手らが見守る中、高岸は渾身の一球を投げた。プロ野球選手並みの速く正確なボールに、会場からは「おぉ〜!」とざわめきが起こっていた。
この映像にスタジオからは拍手が起こり、若林は「ストーリー聞いてたらグッときちゃうね」と感動した様子。2人の約束が果たされた感動の始球式の様子はABEMAで配信中だ。