野呂佳代 一人暮らしできるのは有吉のおかげと感謝を語る

2月6日(土)7時0分 NEWSポストセブン

有吉の言葉が転機になったと野呂佳代が語る

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 AKB48を経てSDN48に移籍し、キャプテンとして活躍していた野呂佳代(32才)。SDN48解散後は露出が減り、芸能界引退も考え始めていたという。そんなとき、同じ事務所の先輩でもある有吉弘行(41才)に叱咤されたことが、バラエティータレントとして注目を集める転機になった。野呂が振り返る。


——2年前、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)のコーナー“タレント進路相談”で有吉弘行さんに相談していましたが、このアドバイスで変わったことは?


野呂:SDN48を卒業して、最初のレギュラーがパチンコ番組だったんです。全力で頑張っていたんですけど、実は私、パチンコがあまり好きではなくて…。それを言ったら、「全力でやれ、バカ!」って言われたんです。


 そう言われて、番組はいつか終わるけれど、次のステップに進む可能性もあるわけだから、今ある仕事を全力でやろうって思えました。そうしたら、パチンコの仕事が増えたんですよ(笑い)。


——有吉さんと、普段からお付き合いはありますか?


野呂:まったくないです。とにかく、怖い。


——怖い!?


野呂:有吉さんって、『ロンドンハーツ』とかで私がしゃべったあと見ると、すごい怖い顔してる時があるんです。「今のは違うだろ!」みたいな。おそらく、思ったことが顔に出るんですよ。その表情で、私のコメントが良かった悪かったがわかるんです。


 私だって普通にしたいんですけど、有吉さんを気にせざるを得ないというか。有吉さんが笑っているのを見て、安心して笑うスタッフさんもいるんですよ。でも、最近は有吉さんの反応を確認するのをやめようと思っています。


——影響力が強いんですね。


野呂:あの時の『ロンドンハーツ』は、なぜグイグイいけたかというと、テレビに映る機会は今日しかないと思っていたからです。もう芸能界を辞めようと考え始めていた時期でした。だから、最後のチャンスという気持ちで臨んだんです。


 あの放送が、私にとって転機になりました。あれがなかったら、一生地上波に出られなかったかもしれない。『ロンドンハーツ』の出演を機に収入が増えて、それまで実家に住んでいたんですけど、一人暮らしができるようになりました(笑い)。

 

——有吉さんのアドバイスのおかげ?


野呂:まさにそうですね。有吉さんの本、『お前なんかもう死んでいる』(双葉社)はバイブルなんですよ。私みたいなに伸び悩んでいる人がいたら、ぜひ読んでもらいたいです。


 本の影響で貯金を始めました。有吉さんは仕事がなくなっても、なぜ10年間も芸能界で生き延びられたかというと、貯金していたからなんです。だから、何かあった時に貯えがないといけないなと思って、月の収入の3分の1を貯金することに決めました。


——SDN48を辞めてメディアの露出が少なかった頃、何をしていましたか?


野呂:1年半くらい、小劇場で舞台をしていました。それはありがたかったんですけど、バラエティーも好きだったし、メディアに出たいと思っていたから。このまま終わっちゃうのかなと思うと、不安でした。


——苦しかった?


野呂:苦しかったです。それまでいつもテレビで活躍しているタレントさんたちと一緒に仕事していたのに、あれだけいい環境にいたのにって思うと…。劇場では主演をさせていただいていたのですが、そこで1位になってもしょうがないって気持ちが、どこかにありました。そんな時に、有吉さんに「全力でやれ、バカ!」って言われたんですよね。


——いい先輩ですね。


野呂:1年前くらいですけど、土田(晃之)さんにも、「やりづらい仕事があるときは、どうしたらいいですか?」って相談をしたら、「今その仕事があるのは、使ってくれる人がいるから。その人がいるからやれるってことを、忘れちゃだめなんだよ」ってアドバイスされました。


 今はその言葉を頭に置いて、苦手なこともやっています。太田プロの先輩はみんな苦労しているから、的確なアドバイスが多いんです。


——土田さんは苦労しているイメージがありませんけども。


野呂:土田さんはメジャーになる前に、「もしテレビに出たら、こうやろう」と、テレビを見てシミュレーションしてたそうです。自分がおもしろいと思った漫才を完全コピーして分析したりとか、陰の努力がすごいんですよ。


「有吉は天才だけど自分は天才じゃないから、その分努力をする」っていうことも言っています。自分のことを客観的に見ているんです。土田さんの言葉に共感することがすごく多いですね。


 周りの先輩って自分で道を見つけて、自力で這い上がった人たちばかりなんです。先輩がすごい分、私への風当たりが強いんですよ。「なんでお前はやらないんだ」って。つらいときもあります(苦笑)。でも、尊敬できる先輩に囲まれて幸せです。頑張らなきゃなって、やる気が出ます。


【野呂佳代(のろ・かよ)】

1983年10月28日 生まれ。東京都出身。2000年に芸能界デビュー。2006年、第二期AKB48追加メンバーオーディションに合格 。2009年よりSDN48としても活動開始、翌年完全移籍をしてキャプテンに就任。2012年にSDN48を卒業。現在、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)をはじめとして、テレビ、ラジオ、舞台などで活躍。4月23日より新国立劇場・中劇場で上演されるミュージカル『アニー』出演


撮影■田中麻以

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