鈴木福「俳優という職業にずっと憧れている」 俳優業への思いや憧れの存在、大学生活との両立を語る

2025年2月7日(金)11時15分 マイナビニュース


●多岐に活躍も軸は俳優業 憧れの存在も明かす
2006年に1歳で芸能界デビューし、20歳の今、俳優業のみならず、日本テレビ系情報番組『ZIP!』の木曜パーソナリティーやゴルフ番組など、幅広く活躍している鈴木福。ドリームワークス・アニメーション最新作『野生の島のロズ』(2月7日公開)では、主人公の最新型アシスト・ロボットのロズに育てられ成長していく雁(ガン)・キラリの吹き替え声優を務めた。鈴木にインタビューし、キラリを演じた感想や今の仕事に対する思い、大学生活との両立など話を聞いた。
本作は、野生の島に漂着した最新型アシスト・ロボットのロズが、動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく物語。ロズは、キツネのチャッカリとオポッサムのピンクシッポの協力のもと、雁のひな鳥キラリを育てるうちに心が芽生え、怪物として彼女を拒絶していた動物たちも、次第に島の“家族”として受け入れていく。
——『野生の島のロズ』の魅力をどのように感じましたか?
「すごく素敵な作品だな」というのが最初の印象です。ハートフルなだけではなく、ちょっとハラハラする場面もあったり、ロボットの奥にいる人間対動物、そしてロズみたいな構図が生まれたり、キラリの成長もすごく素敵な描かれ方をしているなと思いました。
——キラリを演じる際に心がけたことや苦労したことを教えてください。
フレッシュさやかわいらしさが出てほしいなと思って演じました。ロボットに育てられたということで、普通では話さない言葉をしゃべったり、「ガチャ」みたいな操作音も言葉で言ったり、それが難しかったです。
——キラリとご自身の共通点はありますか?
前向きでポジティブというのは似ているかなと。嫌なことあっても、「エイッ!」って進んだら進めるみたいなところは近いと思います。
——キラリから学んだことがありましたら教えてください。
彼は本当にポジティブで強い精神力を持っているなと思うし、人と違うことを受け入れる心の広さがすごくいいなと思います。ひたむきに頑張れる力も持っていて、もし人間だったら本当に尊敬するし、なんてパワーのある人なんだろうと思うキャラクターです。
——キラリのように何か挑戦したいことは?
自動車の運転免許取得に挑戦したいと思っています。俳優としては、体を動かすのが好きなので、アクションができたらかっこいいなという思いがあって、トレーニングを積んでいきたいです。そして、どんな役にもチャレンジしていきたいという気持ちもあるので、何でもやっていきたいです。
——活躍の幅が広がっていますが、俳優業への思いをお聞かせください。
僕の活動のメインで、“俳優”としてやっていきたいので、それに恥じぬように精一杯やっていきたいです。
——俳優業のやりがいをどのように感じていますか?
僕はたぶん、俳優という職業にずっと憧れているんだと思います。自分がここまでやれてきたというのもあるし、いろんな先輩たちに憧れて「すごいな」「素敵だな」「ああなりたいな」と思えているのが一番大きいのかなと。
——特に憧れていたり、影響を受けたりしている方を教えてください。
ずっと憧れの人としてお話させてもらっているのが亀梨和也さんで、亀梨さんとは共演もさせてもらって人柄も知っていて、こんな人になりたいなと思っています。星野源さんもすごく好きで、お会いしたことはないんですけど、とてもファンで、星野源さんから勇気や元気など、たくさんパワーをいただいています。
——亀梨さんと星野さんのどんなところに惹かれているのでしょうか。
亀梨さんのかっこよさにずっと憧れていて、今でもYouTubeの撮影に呼んでくれてご一緒することがありますが、かっこいいなと。周りのことを考えていろいろ計画してくれたり、お芝居もいろいろな作品に出られていて、素敵だなと思います。星野源さんは音楽も好きですし、書かれる文章も好きですし、出演されている作品も好きです。尊敬する先輩はたくさんいて、挙げ出すときりがないです。
●仕事と大学で充実の日々「すごく変化があった」
——昨年6月17日に20歳を迎えられましたが、20代の1年目はいかがですか?
この1年はすごく変化があり、楽しいこともうれしいことも嫌なこともいっぱいあって、日々繊細にいろいろ感じながら生きているなというのを実感しています。
——すごく変化があったとのことですが、どのように変化しているのでしょうか。
自分の心の中の変化ですが、より深く考えたり、悩んだり。自分を大切にしようとか、友達や家族など、周りの人たちを大事にしようと思うことも増えたし、自分はどういう風になっていくのかなと考えることも増えました。
——大学生活はいかがですか?
すごく楽しいです。面白い友達もたくさんできて。ただ、大変なこともたくさんあって、なんでもかんでも楽しく楽に生きていくことはできないなというのはすごく感じています。授業に出席しないといけないし、必修に追われることもあるし、でも仕事もしなきゃいけないし、どう優先順位をつけていくか、何を大切にしてスケジュールを組んでいくかというのは、とても大変だなと思います。
——一番大変だなと感じているのは仕事と大学の両立でしょうか。
そうですね。仕事と学校の両立は大変だけど楽しいなと思いながら日々過ごしています。大学生になって考えることが増えて、脳のシワがめちゃくちゃ増えたと思います。
——大学生活が仕事にもプラスになっているなと感じることはありますか?
めちゃめちゃあります。大学の授業で習ったことが番組で出てきたり、大学での出来事を仕事の現場で話せたり。変な友達もいっぱいできたので、人生が豊かになっているなと思います。
——2025年の抱負もお聞かせください。
仕事も学校も、目の前のことを全力でしっかりやって、次につなげていけたら。そして、どれも楽しくやっていけたらいいなと思っています。
——最後にファンの方たちにメッセージをお願いします。
『野生の島のロズ』はとても心温まる作品で、見る年代や見るタイミングによって、受け取るものがたくさんある作品だと思うので、作品のエネルギーを感じて何か受け取って帰っていただけたらうれしいです。
■鈴木福
2004年6月17日生まれ、東京都出身。1歳の時にNHK教育(当時)の『いないいないばあっ!』に出演し芸能界デビュー。2011年、『マルモのおきて』(フジテレビ)に出演し、「薫と友樹、たまにムック。」名義による同作の主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」で歌手デビュー。以降、映画、テレビ、舞台、CMなど多岐にわたり活躍。2023年4月から日本テレビ系情報番組『ZIP!』の木曜パーソナリティーを務めるほか、ミュージカル『儚き光のラプソディ』(地球ゴージャス)や『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』(WOWOW)に出演するなど、俳優として幅を広げている。またテレビ埼玉『鈴木福ゴルフはじめました』やRCCテレビ『鈴木福のミミヨリ! ひろしま』などにも出演中。

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