吉田麻也「天皇杯って怖い」プロ1年目に痛感した“カップ戦の怖さ”と“醍醐味”

2024年2月7日(水)20時30分 TOKYO FM+

吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30〜9:55)。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう!”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です! 2月3日(土)の放送では、サッカーのカップ戦の怖さと醍醐味について語りました。

パーソナリティの吉田麻也


「ドイツ・サッカー連盟のカップ戦『DFBポカール』において、3部リーグ所属クラブのFCザールブリュッケンがドイツ・ブンデスリーガのFCバイエルン・ミュンヘン、長谷部誠選手も所属するアイントラハト・フランクフルトを相次いで撃破し準々決勝に進出。次の試合は日本時間2月8日(木)にボルシア・メンヒェングラートバッハと対戦します」
吉田:これはすごいですね……。FCバイエルン・ミュンヘン(以下、バイエルン)というチーム(の強さ)は、皆さんが想像する遥か上をいくぐらい、ドイツ国内で群を抜いています。なので、そのバイエルンに勝つというのは仮にカップ戦だとしてもすごいことです。
僕は過去に、カップ戦でジャイアントキリング(番狂わせ)を起こしたことはありませんが、起こされたことはあって、Jリーグ・名古屋グランパス時代に天皇杯でHonda FCに負け、そこでシーズンが終わってしまいました。僕は当時プロ1年目だったんですけど“天皇杯って怖いな”と初めて感じました。天皇杯の残酷なところは、負けるとそのシーズン最後の試合になってしまうので、そのシーズンは、ものすごく後味が悪く終わったのを覚えています。
ただ、こういう試合はすごく難しいんですよね。というのも、下位のリーグで戦っているチームのほうが、失うものがないぶん勢いを持ってプレーできるので。カップ戦は難しさがものすごく伴います。正直“できればJ1のチームと当たりたい!”と思っていました。ただ、そこがカップ戦の醍醐味であり、面白みでもあると思います。
ちなみに、イギリス(イングランド)のカップ戦「FAカップ」では、下位リーグのチームのホームで試合をします。例えば、アーセナルFCと試合をするとなると、アーセナルFCのサポーターが大勢詰めかけますし、テレビで放映されることもあり、そのお金(放映料や観戦料)は分配されるので、下位リーグのチームがしっかり利益を得られるようになっているんですね。
そうなると、みんなのモチベーションもより高まり、勝ち上がることによって新しい予算もできますし、サッカー界にとってもすごくプラスになる。とてもよく考えられているなと、イギリス(サウサンプトンFC)にいたときに感じました。
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2月3日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年2月11日(日・祝) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:吉田麻也の切り替えて行こう!
放送日時:毎週土曜9:30〜9:55
パーソナリティ:吉田麻也
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/kirikae/

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